狂わせる男
あと3000pvで10万pvなので…皆さん読んでください。
あともう少しで500ptなので…ブクマと評価してください。
「フィリアさん、例のSランクダンジョンはクリアしてきました」
「なに、受付嬢からの勧めだったの?」
そう、この僕が自分からクエストを探すと思うか?答えはノーだ。クエストを受けなくなった僕に「受けてくれませんか…?」って頼まれたけど、シオンが連れ出してくれなければスルーしてたかもしれん。ああ怖い。
「あのクエスト、なぜか皆さん失敗してくるんです。それもボス部屋まで行ったのちに。そんなにボスが強かったんですか?」
「いえ、ボスは強いと言うかなんというか…テイムできちゃいました」
「…はい?」
「ですから、テイムしましたので一応クエストはクリアということになります」
「…ちょっと待ってくださいね」
そう言って、職員用の奥のスペースに行ってしまった。
「何しに行ったんだろ?」
「そりゃあ、ボスがテイムできるだなんて異常事態よ?カイトはちょっと感覚狂ってるんじゃない?」
「失礼な。僕は純粋無垢な常識人で売ってると言うのに」
「ソースは?」
「僕」
「だめじゃん」
「もしかしてマスターは信頼ないです?」
「あって欲しいなとは思うよ…」
この世界に来てから僕の人格やら印象が歪んでる気がするよ…
「えっと、カイトさん。一応なんですが、ボスをテイムしたのは初めてです」
「なんかそんな気はしてましたが…」
**********
「それで、そちらのかた(?)がボスなんです…か?」
「信じられないとは思いますけど…そうなんです」
「私は人狼です。あの部屋に来た人間に仕えるよう言われていたんですが…なぜか皆さんその場を去っていくんです」
「話の内容が理解できません…」
「あのですね、今回攻略したダンジョンは冒険者の間でちょっとした噂になってたんです。なんでも、ボスのテイム確率が100%だとか」
「そうだったんですか、こちら側にはそう言った情報は入ってきてませんね」
「それで、その100%でテイムできるボスがこの子なわけです」
「まあ、この見た目ならテイムしようとは思いませんでしょうし…こうなったのも分かるような?」
「凄いわね…カイトのせいで感覚が狂ってる受付嬢でさえ理解に苦しんでるわ…」
「僕のせいじゃないよね⁉︎」
「「カイト(さん)のせいよ(です)!」」
「あれれ…」
おかしいな、僕は人の感覚を狂わせるような超常現象を起こしてるつもりはないんだけどなぁ。
「取り敢えず、クエスト完了の処理をしてもらっていいですか?」
「はい、わかりました」
「マスター、これで正式に仕えることができますか?」
「そうなるね、サスティ」
「よかったです、何回か人間に見捨てられて怒られてましたから」
「見捨てるって…というか、誰に怒られたんだ?恐らくサスティにあのダンジョンに居るように言った人だろうとは思うけど…」
「なんか、全身白の服を着た女のひとでした。自身を『女神』と名乗ってる…」
「アイツかぁあああああああ!」
そう、僕を気まぐれでこの世界に転生させたあの女神。最近一切接点ないなと思ってたらこんなところで…なんか癪だな、理由はわからんけど。
恒例企画。キャラクターたちの裏話‼︎
シ:やっぱりカイトはどこかズレてるわ…
カ:そうなのかな…
ア:兄さん、そういうのは本人の自覚がないものですよ
ク:カイト、最近私の出番が少ないんだけど?
セ:私もー
カ:僕に言われても…




