久しぶりの… vol2
なんか一瞬でファンタジー編終わっちゃった。
「ど、どうなってるの…」
「もしかして、あれが100%の確率でテイムできるボスなんじゃ?」
「そんなわけ…どう見たって少女じゃない」
「でも、頭にケモミミ付いてるよ?」
「そのケモミミってなんなのよ…」
高ランクダンジョンのボスとしてはいささか不釣り合いな見た目ではあるが…
「えっと、こんにちは」
「…最近はやたら人間が来ますね。あなたが私の新しいマスターですか?」
「ま、マスター?」
「はい、私はこの部屋に来た人の使い魔になるよう言われています。ただ…なぜか私を見た瞬間がっかりしたような顔をするんです。それで、私をテイムもしないでこの部屋から連れ出そうとするものですから…」
「まあ、そりゃあそうだろうな」
一般的な冒険者であればテイムしようとするのは間違いなく強力なモンスターだろう。別に普通の動物をテイムできないわけでは無いんだが、はっきり言って使い道がないんだ。けどこの人(?)の見た目はどう見ても…
「そもそも、君ってどういう括りなの?人間じゃないのは明らかだろうけど…」
「私は、人狼です」
「じ、人狼⁉︎」
「シオン知ってるの?」
「逆に知らないの?人狼といえば、狼の姿と人型の姿を自由に切り替えられる種族なんだけど…最近は絶滅したと言われてるの」
「それは間違いですね。確かに総数はかなり減っていますが、まだ一定数同類は存在します」
というか、僕が猫だと判断した耳は狼だったのか。
「せめて、狼の姿でいれば誰かにテイムされただろうに…」
「なるほど、需要と供給ってやつですね!」
「うん、だいたい合ってる」
多分違うんだけどね?
「それで、あなたはテイムしてくれるんですか?」
「え、別にいいけど…本当にテイムできるの?」
「はい、人狼は基本的にテイムが簡単なので」
「そうなんだ、それでどうすればいいの?」
「口付けしてください」
「「は?」」
「ですから、口付けです」
あくまで僕のイメージだけど、テイムってゆっくりとモンスターに歩み寄っていくような感じだったんだけど…そんな短い時間でいけるとかちょろインか?ヒロインかは知らんけど。
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「そそそ、そんなこと許すわけないじゃない‼︎」
「何故ですか?」
「えっと、一応僕たち夫婦なんだよね」
「そうでしたか…」
なんかめっちゃ悲しそうな顔された。多分だけど、この子も寂しいんじゃないかな?
「シオン、これはいいんじゃ…?」
「アンタ、そうやって囲いが増えていくのよ?」
「別に囲ってるわけじゃ」
「…分かったわよ!その代わり、あとでいっぱいシてよね⁉︎」
「分かったから、そういうことを大声で叫ぶんじゃない」
聞いてるこっちが恥ずかしくなってくるから。
「結局どうなんですか?」
「いいよ、じゃあしようか」
「はい。(チュッ)」
なんか思ったより淡白だな、とは思った。
「そういえば名前をまだ聞いてなかったね」
「私はサスティ、あなたは?」
「僕はカイト、こっちはシオン」
「これからよろしく!です…」
最後恥ずかしそうだったなぁ…
恒例企画。キャラクターたちの裏話‼︎
ア:兄さん?また女の子を…
カ:またっていうほどしてないだろ…
シ:そういう問題じゃないのよ
ク:妻以外の女にうつつを抜かしているという現状が問題なんです
セ:カイト、今度は私とダンジョン行く、とか言わないでね?
フィ:ご主人様…不純です
カイトを除く一同:アンタが言うな(言わないでください)!




