新婚旅行ですっ! vol7
8月が3分の2終わったってマ?(本当に信じられない)
「あ、兄さん起きましたか。おはようございます」
「おはよう…」
結局昨日はそのままねてしまった。これがいわゆる朝チュンってやつなのだろうか。前世で経験ないからよくわからないけど。
「兄さん、朝からこんなに元気♡」
「おいやめろ、それをすると沼るぞ」
前世の薄い本で腐るほど見たよ。裸のまま寝てしまって起き抜けにシちゃうパターン。あくまで創作物の話だが、それをすると1日中シてるパターンが殆どだ。僕らは夫婦であってFラン大学のヤリさーじゃない!なんでこんなに詳しいのかって?それは勿論、前世の僕が薄い本にお世話になる側だったからだよチクショウ。
「朝ごはん食べようか」
「そうですね」
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朝食は会場みたいなところでとる形式だった。ちなみにビュッフェスタイル。この世界でもビュッフェっていうのか知らないけど、ビュッフェって考えて取らないと栄養バランスとか食べ合わせとか吹き飛ぶよね。まあそれがビュッフェの魅力(?)なのかもしれないけど。
「兄さん。フレーク好きですね」
「普段そんなに食べないからなぁ」
ちなみに前世でいうところのフル◯ラだった。朝食にパンとご飯はよく並ぶけど、フレークとかはそんなに並ばないイメージだよね。確かランニングコストがフレークの方が高いとかの理由で採用しない家が多いという話を聞いたけど、この世界ではフレーク食いまくってやろう。そう心に決めた朝だった。
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「兄さん、この街ケーキ専門店があるらしいですよ」
「そうなの?じゃあ行ってみるか」
前世でもケーキ屋はメジャーだったけど、近年(?)のなんでも専門店にしちゃおうブームは何なんだろうか。タピオカとかクレープとかフルーツサンドとか…原宿を活動拠点にする若者をターゲットにしてるんだろうけど。
そう言えば、タピオカってめっちゃ流行って一瞬で熱が冷めたよね。各種専門店はどうなったんだろうかと思ってたんだけど、どうやらああゆう流行りに乗っかる系専門店は定期的に商品を変えてるらしいね。タピオカが流行ったからタピオカ専門店を名乗っているだけで、流行りが去ったら他の安定的に利益が出せるものに乗り換えるらしい。従業員の負担とかはやばそうだけど、確かに効率よく稼げる気がするね。
「兄さん、いっぱいあってよくわからないです…」
「取り敢えず無難そうなもの頼んでおけ。そうすれば失敗はしないから」
基本的に冒険するのは嫌い。というか、冒険できるような人が陽キャになり得るんだろうか?僕には一生出来なさそうだ。
「私はこれにしようかな」
シオンが頼んだのは、前世ではインスタ女子ホイホイと化しているであろうパフェ。僕はインスタよりツイッター派だし。だからインスタやってないだけで陰キャ呼ばわりするのはやめていただきたい。…インスタ用の写真が用意できないだけだからさ。
「僕はモンブラン一択かな」
イキって高い方にしてやった。高い理由は『無駄に』金箔使ってるから。金箔信者(そんな人いるのかは知らないけど)の人には申し訳ないけど、金色って趣味悪くない?ちなみに僕の好きな色は黒です()。よくセンスないとか言われてました。
「私はチーズケーキにします」
「じゃあ私も」
「私はシフォンケーキ?にしようかな」
「姉さん、シフォンケーキ知らないんですか?」
「何度も言ってるけど、私にこういう店に入る機会は無いのよ」
そうだった。セシリアはアッパー系引きこもりだった…
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「美味しいですね」
「うん。けど、こんな昼間からケーキ食べるなんて成金みたいだな」
「実際そうなんじゃない?本気出せばアールド王国国家予算ぐらいは稼げるんじゃない?」
「そんな無茶な…」
「カイト君、お店大繁盛でしたよ?」
「カイトに養ってもらおー」
「堂々とニート宣言をするな我が姉よ」
「今は妻だからセーフ」
「どゆことよ」
真の成金になるには、『金髪、紫がかったスーツ、尖った靴』その他諸々が必要なのだ…
恒例企画。キャラクターたちの裏話‼︎
ア:姉さん、流石に外に出なさすぎでは?
セ:だって、今の時代外に出なくてもなんとかなるし
カ:時代のお陰じゃなくてメイドたちの頑張りでしょ…
ク:カイト君も人のこと言えないと思いますけど
カ:休日引きこもってたのは前世の話だし
シ:その休日も数少ないと考えるとなんか悲しくなってくるわね…




