新婚旅行ですっ! vol3
皆さん、マ◯クのバーガーは何が好きですか?
僕はサムライマ◯クの炙り醤油風ダ◯ル肉厚ビーフが好きです。レギュラー化嬉しい。
「こちらがお客様のお部屋となります。なにかありましたらこちらのボタンを押してください。スタッフが向かいますので」
「は、はい…」
この世界で呼び出しボタンを見ることになるとは…!恐らく魔道具だと思うが、魔法って便利だよね。ただ、こ
こまで高度なものはなかなか目にしない。これが『グレーベース』の凄いところだろう。右肩上がりの経済力を
フル活用して、こういう最先端技術(?)を集約している。これによりこの街の評判が良くなり、観光客が来て…
ここからはエンドレスだろう。高い初期投資が石油によって賄われているため、ここまでの速度で成長すること
ができたのだろう。
「兄さん…これベットって人数分あるんですか?」
「えっと…」
僕らの眼下には(恐らく)キングサイズのベットが5つ。どう考えても過剰だろう。キングサイズとか複数人用じゃなかったっけ?一人一つにする大きさじゃないだろう。ホテル側が目測を誤り散らかしたのかと焦ったよ。
「まあ…2つも使うか怪しいですけどね?」
「一つに五人は厳しいと思うよ?」
主に僕のキャパシティ的な意味で。
「カイト君、街もすごく綺麗ですね。後で見て回りませんか?」
「ああ、もともと観光目的だしな。目一杯楽しもう」
ちなみに、ホテルとかに泊まることって出張以外なかったので、観光とか殆ど経験なかったりする。今更だけ
ど、本当に酷い生活してたなとは思う。
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ということで、ホテルの部屋に荷物をおいて街を観光してみる。アールドと比べると、むしろこっちの方が
『王都』なんじゃないかと思うぐらい発展している。街の活気もよく、誰かの手腕によってうまく回っているな
といった印象。逆に言うと、権力者が変わったらどうなるかは分からない。
「兄さん、あれはなんですか?」
「あれは…」
どこか体に悪そうな、それでいて食欲をそそる匂い。赤色の店舗。これは…
「マ◯クだ‼︎」
そう、マ◯クである。実際は違うのかも知れないが、前世にいた人は間違いなくマ◯クと答えるだろう。という
か、この世界ににアメリカなんて国は無いわけだが、どこ発祥なんだろうか。そもそもファストフードという
概念があるのか…
「兄さん、マ◯クとは…?」
「あれは『アメリカン・マクドナルド』って書いてあるわね。その後半を略したのものね?」
「良いですね。私も今後はマ◯クと呼びましょうかね」
多分まだチェーン店にはなっていないんだろう、皆んなは知らないみたいだし。それかこの国の中では展開して
いるのか…アールドにも出来ないかな。毎週通うからさ。
「買っていきますか?そう言えば昼食もまだですし」
「そうしようか」
実の所かなり緊張している。前世のメニューとかあるのか…ご都合主義に期待しよう。
「いらっしゃいませー、ご注文はどうしますか?」
「あっ」
言葉を失った。何故か?『ビックマ◯ク』があるんだよ!正直レギュラーの中で1番好き。月見バ◯ガーとかも大
好きだけど、この世界に月見の文化は無さそうだしなぁ…登場は望めないだろう。他のメニューだが、概ね前世
の元と大差ないようだ。一部この世界の食べ物を使用したものがあったり…
「僕はビックマックで」
「はい、サイドメニュー等どうしますか?」
ポテトかナゲット、迷うよね。ちなみに僕はナゲットマスタードソース派だったりする。
「ポテトと、アイスコーヒーで」
「じゃあ私は…」
結局、アイリスとクリスは僕と同じビックマ◯ク、シオンとセシリアはフィ◯オフィッシュを購入。ちなみに、
以前にも話したと思うがこの世界での魚の希少価値は高いので、ビックマ◯クよりフィ◯オフィッシュの方が高
いとかいうバグが起きてる。フィ◯オフィッシュはお財布の味方では無くなってしまった…
「ありがとうございましたー」
「兄さん、これ美味しいですね!」
「けど、太りそうね…」
「シオンちゃんはまだ若いじゃない。私なんて一度太ったら…思い出したくもない」
「セシリアさん、強く生きて…」
確かに、アメリカって肥満率高かったしな。しょうがないと言えばしょうがないのかも知れない。
恒例企画。キャラクターたちの裏話‼︎
ア:兄さん、今回伏字多くないですか?
カ:著作権は、怖いんだよ…
ク:なるほど?
シ:というか、作者曰く伏せるのめんどくさいそうなんで、マ◯クネタはもうやらないかも知れないわね
セ:というか、カイトビックマック好きなの?
カ:うん。僕そんなに大食いなわけじゃないけど、ビックマ◯クだけは無性に食べたくなるんだよね
ア:ただ、出来ればミニ・ビックマ◯クみたいなものを出して欲しいですね。あの味は好きなんですが、量が…
ク:女性の体型維持は、永遠の課題です。




