新婚旅行ですっ! vol1
だいぶ長くなりそうです。この更新ペースだと8月中に終わるか微妙かも…
気長にお待ち下さい。
夏休みだし1日2本投稿とかしてみたいんですけどね…数回やったことあるんですけど、あれ精神を削りますよ。
「兄さん!食器用洗剤、でしたっけ?あれが大好評ですよ!」
「本当?」
「…なんでちょっと他人事みたな感じなんですか」
「いや、商会を立ち上げたと言ってもいまいち実感がわかないと言うか…」
実際経営自体はダイシーに任せっきりだしね。
「まあいいです。でも良かったですね、兄さんが私達にお金をせびるような未来にならなくて」
「それだけは嫌だ…」
「まあ、私は別に構いませんが」
不穏な単語だ。特にこの場面において、その発言は人をダメにする。今の僕は、
周りにはびこる(?)数々の誘惑から必死で目をそらしている状態なんだ。
「そこで!新婚旅行に行っていませんでしたので、行きませんか?」
「確かに行ってなかったな…」
海とか温泉とかは行ったけど、あれを新婚旅行とするのはダメだろう。しっかり
とした旅行をしたいと思う。
「なら、フィリアに一言言っておかないと…」
「どうしてですか?」
「今フィリアに経営を任せっきりなんだ。だから僕に連絡が入ることもあるんだけど、しばらく居なくなると伝えておかないと…」
「最悪の事態にならなくてよかったです…(流石にそうですよね。新婚旅行に赤の他人を連れて行くなんて言いませんよね…いや、兄さんならありえるか?)」
なんかアイリスに良からぬことを考えられてる気がするが、気にしないことにす
る。
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「ということで、しばらく家を空けるから。なにかある場合は手紙を送るか、帰国後にしてくれないか?」
「店長…私が死にものぐるいで働いてると言うのに、一人新婚旅行ですか…?」
「いや、そんな事言われても…」
「はぁ…まあいいで。せいぜい嫁さんと愉しんできてください」
「じゃあ、遠慮なく」
ちなみにクエン商会支援の従業員たちは、温かい目で見てる。まさか僕が既婚者
だとは思わなかったのか、酷く驚いている人もいる。確かに冴えない感じではあ
るけど…ヒドくないか?もっとイケメンに転生したかったなと思う今日この頃。
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「ではご主人様、いってらっしゃいませ」
「悪いな、本当はフェイも連れていきたいんだが、新婚旅行なもんで」
「いえ、夫婦水入らずで楽しんできてください」
「「…勝ちましたね」」
「「勝ったわ」」
「お前ら、メイド相手に対抗心を燃やすなよ…」
大人気ない、は違うかもしれないが燃やされるフェイとしてはたまったもんじゃ
ないだろう。というか僕の婚約者、世間と比べて思いが重い(ドッwww)気がす
る。
「それでは兄さん、行きましょうか」
「そういえば、何処に行くの?私まだ何も知らされてないんだけど」
「ちょっと遠けど、『グレーベース』だよ」
『グレーベース』。石油ビジネスで街がとんでもない速度で発展している国。そ
のお陰で街の設備も凄いらしく、金持ちとパリピの国と化している。
この世界にパリピという言葉があるのかわからないけど…
「お客さん、そろそろ馬車を出しますよ?」
「兄さん、いい加減自家用を持ちませんか?」
「でも、馬を置いておく場所がないし…作るとなると莫大なお金がかかりそうだし」
「馬を操る人の給料とかもいるしね。そう簡単に持てないのが現実かしら」
「中々うまくいきませんね…」
「まあ、商会がもう少し発展したら考えようかな」
「新商品を開発して発展させるのはアンタなんだけどね」
「こればっかりはフィリアに任せるわけには行かないしな…」
どの世界でも悩みのタネというのは尽きないものだ。
恒例企画。キャラクターたちの裏話!!
ア:本当は二人っきりで行きたかったんですけどね…
カ:勘弁してくれ…時間とお金がかかりすぎる。
ク:多妻性の欠点ですね。
シ:というかそういう設定とはいえ、ハーレムもので全部どりは中々外道じゃない?
セ:最近私の影が薄いのはどうにかならないかしら?
カ:…作者でも問い詰めてみたら?
作者:カイト君…覚えていろよ。(僕自身どうにかしないとなとは思ってます)




