温泉ってこの世界にもあったんだねぇ vol1
お久しぶり(イケヴォ)
「兄さん、1ついいですか…」
「ん?どうした…」
「何故この女狐が?」
「ヒェ」
怖い。うちの妹兼妻が怖い。フェイを温泉に連れてきたことに対してだろうけど…
「別に、本人が来たいって言ったから」
「はぁん?」
「も、申し訳ございません!」
「ちょ、ちょっとちょっと。僕が許可したんだし、いいでしょ?」
「まあ、兄さんがそういうのなら良いですが…私は心配です。この女狐がいずれ兄さんに取り入るのではないかと!」
「ちょっとアイリス?今の話もう一回いい?」
「フェイちゃん?私がカイト君に申し出たおかげで今生きているんですよ?」
「この人たち…圧のかけ方が酷い…」
奴隷出身の女の子にする仕打ちじゃないと思う。よく言えば夫思い、悪く言えば弱いものいじめだろう。
「ご主人様…奥様方が怖いです」
「うん、僕も怖いよ」
そんなわけで、波乱の(?)温泉旅行、開幕です。
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「到着しましたよ」
馬車は腰にくるね、いつか車を発明して大儲けしてやろうか…
「ここが噂の温泉街ですか。いつか来てみたいと思ってたんです」
「なんかいい感じの建物ですね」
「カイト、私疲れたよ…ちょっとマッサージして?」
「…するにしても旅館に着いてからね」
「ずるい!私にも…」
「取り敢えず旅館に荷物預けようか」
人様の前でこのやりとりをするのは中々疲れる。早いとここの場を去ろう。
「ご主人様、私が持ちますので」
「いや、いいよ。女の子に持たせる訳には…」
「いいえ!これもメイドのお仕事ですから」
「そ、そう?じゃあお願いしようかな」
「はい!」
僕の荷物を嬉しそうに受け取って歩くフェイ。今更だけど、この温泉街に西洋式のメイド服、違和感しかない
ね。というか、久しぶりに和風建築見て感動するかなと思ったけど…特に何も思わないね。現代日本人には馴染
みがないから。
「足湯とかもあるのか…」
「足湯、って言うんですか?あれ」
「多分ね、記憶が正しければ」
この世界でも足湯っていうのか分からないけど。
「あれ、エッチなことし放題ですね。男女が同じお湯で生足を晒すわけですから」
「認識の歪みようが凄いな…」
「私になら、シてもいいんですよ?」
「…気が向いたらね」
「やった!」
気が向いたら、ね?
**********
「わあ、何ですかこれ。ベットなのか…」
「それは『布団』だよ。ベットのマットレス部分だけ取り出した感じかな」
ちなみに僕はベット派。こう考えると現代日本人ってだいぶ外来文化に染まってるんだ
な…
「カイト君、温泉が備え付けであるので一緒に入りませんか?」
「クリスちゃん、なかなか積極的ね…」
「セシリア、そこは止めてよ…」
「だって、私も誘うつもりだったし」
「さいですか…」
「あの、ご主人様。その、私も入っていいですか!」
「いいよ」
「兄さん⁉︎」
「「カイト⁉︎」」
「カイト君⁉︎」
いや、そんなに驚かなくても…
「けど、流石に全員で入れる広さはないですね…」
「じゃあ、みんなでじゃんけん、だったけ?あれをして、カイトと一緒に入れる人を決めない?」
「いいですね」
ややあって…
「フェイちゃん、じゃんけん強すぎない?」
「ほんと、1番勝ちじゃない…」
「うう…兄さんとイチャイチャしたかったのに」
「カイト君、明日は私ですからね?」
「それは要相談」
はえー。ちなみに僕は学生時代じゃんけん最弱伝説を作った記憶がある。確かクラス全員に負けたんだっけ…
「では、入りましょうか」
「私たちは大浴場に行きましょう…」
「傷の舐め合いね」
それは傷なのか?と思ったが言ったらいけない気がする。
**********
「ご主人様、気持ちいいですか?」
「うん、気持ちいいよ」
なんでか知らないけど、誰かに背中を流してもらうのってなんでこんなに気持ちいいんだ?謎の幸福感という
か…
「ご主人様、下の方が…」
「ご、ごめっ!」
フェイが顔を真っ赤にしている。そういえば、まだ手を出してなかったっけ。
「いえ、いいんです。こんな私の体にも興奮していただけるなんて…」
「フェイさ、自分を下げすぎる癖があるよね」
「そうですか?」
「うん。元奴隷だとか、主従関係だとか。そういう身分差とかはあまり気にしないでもいいと思うんだ」
「でも…」
「実際、フェイのおかげで家事とかだいぶ助かってるんだ。僕はフェイを含むメイドたちに感謝する側なんだよ?」
「そうですか…じゃあ、1つわがままを言ってもいいですか?」
「ん?なに?」
「私の、ハジメテをもらってください♡」
まあ、予想はしてたけどさ…
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「ご主人様、私に、お仕置きしてください…」
「フェイ、そういうの好きなの?」
「い、いいじゃないですか!ご主人様は欲がなさすぎるんです」
「そうか。じゃあ遠慮なく」
「ひ、ひゃあ…」
**********
「初めての行為が旅行先のお風呂ってどうなんですか?」
「大丈夫、セシリアとシた時もそうだったから」
「そうですか」
恒例(になるかもしれないし1回で終わるかもしれない)企画!
キャラクターたちの裏話!
カ:ん?なにこれ
ア:これは、私たちが『過労死』についてあれこれ言っちゃう企画です!
シ:随分なメタ企画じゃない…
ア:では早速…あああああああ!あの女狐‼︎
フ:へ!?私?
ア:そうに決まってるじゃないですか!私も兄さんとお風呂エッチしたいんです!
セ:その点、私は経験済みよ♡
ア:いいんですか?正妻がこの有り体で…
カ:カオスってこう言うことを言うのか・・・・




