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正妻戦争 シオン編 vol1

総合300pt突破‼︎本当にありがとうございます!

「カイト、早く早く!」

「…はしゃぎすぎじゃない?」

「だって、私が最後なんだよ⁉︎この国の第二王女が!」

「僕は悪くないと思うな…」


悪いのはじゃんけんだと思う。


「それで?どこに行くの?」

「花屋よ。他の子と同じことしてたら勝てる気がしないし」

「…王女がそんなにムキになっていいんか」


ホント大丈夫?この国滅亡したりしない?


**********


「良いわね、これ」

「…たっっっっっっっか」


花ってこんなに高いのか?後でわかったけど、この世界で花はとても貴重らしい。


「そう?これぐらい普通だと思うけど」


恐るべし王女の金銭感覚…


「私が買ってあげてもいいけど?」

「シオンに養われたら止まらなくなりそうだからやめておくよ…」


いや本当、ダメ人間への道を順調に歩むことになりそう。この辺は自重しておかないと…


「そう…これ素敵ね。花言葉は『愛してる』」

「そ、そう…」


こっちの花言葉もろ言葉やんけ。適当につけてない?


「私たちにぴったりね!お屋敷用に買おうかしら」

「ちょ!?声!」


声量には気をつけてもらいたい。ほら、周りが騒ぎ出しちゃったから‼︎‼︎!


「マジかよ…」

「爆発しろ…」

「あれ、シオン王女じゃない?」


おいおい、リア充撲滅委員会ここにも支部あったんかい(ヤケクソ)


**********


「ねえ、ちょっと寄り道していかない?」

「良いけど…」

「この辺りに海鮮のお店があって、なかなか美味しいって評判なのよ」

「いいよ」


海鮮かぁ…実は元日本人でありながら魚は殆ど食べていない。何故かって?死ぬほど高いからだよ。


前世のように漁業の技術が発展していないかつ、海がそもそも少ないそうな。そんなこんなで、魚は高級食材と


化している。僕の愛した1皿100円の回転寿司はもう無い…


「いらっしゃい」


へいらっしゃいを期待したのは僕だけでしょうか?


「2人です」

「カウンターへどうぞ」


店内にいるのは高そうな服を身に纏った人ばかり。


「私海鮮丼にしようかな」

「…そう言えばさ、シオンのお金ってどこから出てるの?」

「え?お父様が城を出るときに渡してくれたけど。結婚祝いとして」

「お父様あああああぁぁぁぁぁ!」


実質国王から申し込まれてるも同様じゃないか。これ断ったら僕追放とかされるんじゃないの?


「ぼ、僕は握り寿司で…」

「?」


純粋なお嬢様は知らなくていい、これが社会の闇だ。


ちなみに寿司はめっちゃ美味かった。ス○ローよりね。

ちなみに一応言っておきますが、本編が完結してもアフターストーリーとして更新はしますよ。

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