制裁戦争 セシリア編 vol2
とうとうブクマ90件突破!某書籍化作家さんが言うにはブクマ100件以下が底辺らしいので。皆さん、100人目になってみませんか?(別になにかあるわけじゃないですけど)
「セシリア姉さん、今日はダンジョンに潜らないよ?」
「……」
「いやそんなしょんぼりされても…」
今日は昨日のようにさせるわけにはいかない。僕は失敗から学ぶタイプなんだ…
「じゃあ、美味しいと噂のケーキ屋み行かない?」
「…変なところに行こうと言い出さなくてよかったよ」
「姉に大してそれはどうかと思うわね」
いや、訓練場とか怪しいお店とか、この人なら言い出しかねない。
「けど、私知識とか無いからカイトがエスコートしてよね?」
「最近忘れてたけど、本来はエスコートって男側がするのが一般的なんだよなぁ…」
女性との触れ合いは増えたけど、女性の扱いは以前より下手になってない?
**********
「ここだね」
「うぅ…緊張するわ」
「セシリア姉さん、みすぼらしいからやめて…」
皆も一度考えてほしい。成人女性が道の真ん中でお店に入るこどうかで悩んでう
ずくまってるんだよ?僕にはこの人身内ですと言う自身は残念ながら無い。
「ほら、行くよ」
「カイトぉ…」
毎度思うけど、上目遣いってつおいね。
「いらっしゃいませー、お好きな席へどうぞー」
「お。お好きな席って…」
「空いてる席に座ろうか…」
なんだろう、前世での僕を思い出したセシリア姉さんコミュ障では無いと思うん
だけど…
「ケーキ屋なんて久しぶりに来たな」
「そうね、私一人じゃこんなシャレオツ店舗入らないもの」
だいぶ復活したセシリア姉さんが話す。もう気にしないほうがいいかもだけど、
シャレオツは(ry
「シフォンケー、キ?」
「なんかスポンジ生地を丸めてクリームとか挟んだやつ」
「そ、そうなのね」
「セシリア姉さん、流石に無知すぎない?」
まあ僕も詳しくは知らないけどね、
「だって、今まで買い物とかはアイリスに任せてたし…」
「…典型的なダメ人間じゃ」
「うるさいわね!しょうがないじゃない」
まあ、アイリスめっちゃ優秀だからな。近くに居る人がどんどんダメになってい
く様子が見えるミエル…
「あとはショートケーキでも頼もうかな」
「カイト、このガトーショコラって?」
「…チョコッっぽい何か」
「カイトも知らないじゃない〜」
(ニチャァ)って効果音が聞こえてきそうなくらいニヤニヤしてる。仕方ないじゃない
か、僕はインスタ映えとか言って自分の顔を写す女子高生とは違うんだ…
「じゃあこれにしようかな」
「あとコーヒーでもつける?すいませーん」
僕が店員を呼ぶ姿を見て、セシリア姉さんが心底ホッとしたような感じがする。
分かるぞわかる、ベルのない店って辛いよな…当然この世界に呼び鈴なんてない
が。
**********
「おまたせしましたー」
数分で出てきた。あまり深くは言いたくないけど、もしかして作り置きしてる
な?
「セシリア姉さん、どう?」
ガトーショコラを口にする姉さんに問う。
「なにこれ、めっちゃ美味しいじゃない…」
「…目が点になってるよ」
ギャグ漫画もびっくりのリアクションだ。
「ねえ、カイトとの方も食べさせてよ」
「いや、別にいいけど…」
そう、一口ぐらいあげることに問題はない。ただ…
「なんで口を開けてるの」
これだとまるで…
「…アイリスにはしたって聞いたわよ?」
「アイリスめ、言いふらしやがったな…」
先手を打たれた。別に僕だってしたくないわけじゃない。ただ、周りの目が…!?
豆腐メンタルの僕にはキツイです。
「ほら、早く」
「あーんって自分からせびるものじゃないと思うんだけどなぁ」
大人しくショートケーキを差し出す。
「うーん…美味しい!」
「ソレハヨカッタデスネ…」
もう視線が生暖かいよ…
「カイトに食べさせてもらうと美味しく感じるわ。新婚生活が楽しみだわー!」
「はあぁ!?」
この女!既成事実を作りに来やがった!驚きの声が店中からあがる。
「誤解とくの大変そうだなぁ(白目)」
「私を選べば解かなくていいじゃない?」
結局、解けたのかはわからないけど30分ぐらい説明してた。
ちなみに僕はインスタやってないです、あげる写真がないんだよチクショウ。
あと、ツイッター民は陰キャって理論誰が言い出した?ふざけんなよ。




