正妻戦争 セシリア編 vol1
ちなみに、支援魔術師の完結に伴ってしばらく過労死を毎日投稿します。
「カイト、ダンジョンに行こう!」
「…え?」
今週はセシリア姉さんの番なんだが…」
「姉さん?一応言っておくと他の2人とはゆったりとした休日を過ごしたよ?」
「カイト、私といるのに他の女のこと考えるわけ…?」
「いや、そういうわけじゃ」
頼むからその上目遣いやめてくれない?僕が悪者に感じるから。
「だって、私美味しいお店とか知らないし…」
「ならなんでこんなイベントに立候補したのさ」
「そんなの、カイトが好きだからに決まってるじゃない!」
めっちゃむくれてる、これはこれで可愛いなおい。
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「カイト、そっち行ったよ!」
「了解」
結局、セシリア姉さんの要望でSランク(⁉︎)ダンジョンに潜っていた。ただ、流石に完全攻略はしんどいからと
懇願したら、「しょうがないわね…」と言って渋々途中までで許してくれた。こちとら完全に休日ムードなん
よ…
「セシリア姉さん、僕とダンジョンなんか潜って楽しいの?」
「楽しいに決まってるでしょ!初めての共同作業みたいで」
「…?」
正直全然ピンと来なかった。ただ、いくら聞いても理解できる気がしないので言及は控えよう。
「…!リザードマン・キングか」
リザードマンの上位種が、群れで出てきた。
「ちょっとキツそうね、左半分は任せたよ!」
「わかった!」
『ウィンドカッター×50』
この50個生成もかなり安定してきたな。
「カイト…!」
突然姉さんに突き飛ばされた。
「い、いつの間に⁉︎」
『ウィンドサイクロン』
一応防御するが遅かった。セシリア姉さんが居なかったら間違いなく当たっていただろう。そしてキングの個体
は剣を持っているため、当たりどころによっては即死する可能性がある。
「あ、ありがとうセシリア姉さん」
「……」
なんか黙ったままだ、もしかして気を抜いたことを怒っているのか?
「か、可愛いいいいいいいいいい!」
「へ?」
「最近、一気に強くなって私が頼られなくなって…カイトにもまだこんな可愛い面が残っていたなんて!」
「えっと、喜んでる?」
「カイト、もっと私に甘えていいのよ?」
まあなんだ、死なないでよかった。
ただ、今新作の準備をしてるので…




