正妻戦争 クリス編 vol2
1日空きましたね。学生なんでこういう事はよく起きると思っていただいて差し支えないです。
「カイト君、ちょっとお願いしたいことがありまして…」
「ん、何?」
「買い物に付き合って欲しくて」
「別にそのぐらいなら…」
最早そのぐらいの事なら許容できるようになってきた。慣れるって怖いな…」
「その…下着を選んで欲しくて」
「……」
唖然とした。そんなに恥ずかしいなら言わなければ良いものを…
「えっと、理由をお聞きしても?」
「最終日は1日中シようと思ってるんですが…その時カイト君が望むような姿でいたいなって…」
「理屈は通って…る?」
もうこれ分かんねえな。
「…下着選びは周りの視線が怖すぎるので勘弁してください」
「じゃあ、ネグリジェでどうですか?」
「どうですかって…普通に服を選ぶとかじゃ…」
「それだと特別感が無いじゃないですか!」
なんで僕怒られてんの?この世の闇だと思う。
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結局ネグリジェを選ぶことになった。今2人で店に来たんだけど…
「いらっしゃいまー…」
絶句するのも分かる、ただ接客はキチンとしなきゃ評判落ちちゃうよ?(ヤケクソ)
ただ、この世界ではごく稀にそういう事をする男女が居るらしく、最上級の生暖かい目を向けられた。
違うんです…(まだ)そういう関係じゃないんです…前世ではこういう視線を向けられるイケメン諸君を羨ましく
思っていたが…お前ら苦労してたんやな(しみじみ)。
「じゃあ、良さげなものを選んできますので」
最初は僕が選んで試着、という流れだったらしいが、ご都合主義が働くこの世界でも男がネグリジェを物色する
のはマズイだろうということでこの形式にさせて貰った。僕は犯罪者のレッテルを貼られたくないんだ…!
「まずはこんな感じで…」
クリスは黒の透け感がある(ちょっと、いやだいぶ)攻めたやつだった。そして周りの目!普通にこれを試着しても
「この人攻めるな…」という視線を向けられるだろうが、それを異性に(惜しげもなく)見せているのだ。様々な
意味合いの込められた視線が僕たちに向けられる…!キッツこれ。
是非君たちにも体験して欲しいが、こんな事異世界転生でもしなければ出来ないよな…悔しい限りだ。
「次はこれ…」
今度は可愛い系。ピンクや赤が中心で、所々刺繍が施されてる。というか、ネグリジェがそう言うものなのか知らないけど、可愛い系でもバッチリ透けてるのな。クリスの選択がおかしいだけか?
「うーん、今までの中では1番イメージに合ってる気がするな」
「ほ、本当?じゃあこれにしようかな」
クリスが可愛すぎてなんの違和感もなく口にしたが、普通に考えて女性のネグリジェにあれこれ言う男ってどう
なの?おかしいと思って差し支えない?
ちなみに購入する時も店員さんは生温かった。誤解だと熱弁したいけど、僕だったら同じこと思いそうだしな…
目を瞑ろう…ね?
描いてる途中も思ったんですが、この話ご都合主義炸裂しすぎじゃないですか?
実はアイリス編の時に思いつきで始めた1人3話制度を満たすため、ノリと勢いで描いたらこうなりました。
悔いはないです。




