メイドさんを雇おう! vol2
夜のご奉仕っていう言葉に味をしめた男。
「ここが即売会の会場か」
「はい、恐らくここで売られるんじゃないかと」
僕達はクリスの友人であるエルフ族の少女を救う(?)ため、奴隷の即売会に来て
いた。クリスのためとはいえ、奴隷を買うのはなんか背徳感が…
「あっ、あの子です!あのショートヘアーの…」
「あれか」
クリスが指差す先に居たのは、ひどくやせ細ったエルフの少女。
これだけで奴隷の生活がどれだけ酷いかが感じ取れる。
「酷いな」
「はい、私もまさかここまでとは…」
この世界に人権という言葉が無いにしろ、この扱いはどうかと思う。
「次は27番!魔法も一通り使えるエルフの少女ですぞ!さあ100万円から!」
「110万!」
「200万!」
「つり上げ方式か」
「そうみたいですね」
「他の人に落札されるわけにはいかないからな。500万!」
幸いクエスト報酬などは使う当てもないので、お金には余裕がある。
「落札!」
無事落札完了だ。
**********
「こちらで間違いないですね?」
「はい、問題ないです」
窓口で落札した奴隷を受け取る。無駄にちゃんとしたシステムだな…
「く、クリスちゃん!?」
「フェイ、久しぶりですね」
どうやらフェイと言うらしい。
「その人は?」
「今のパーティーリーダーのカイト君。私が落札をお願いしたんです」
「あ、ありがとうございます。それで、私はこれから…」
「実は、メイドさんを探していてね。よければお願いしたいんだけど」
「メイドって、夜のご奉仕とか…」
「それクリスにも言われたよ…まあ君が望むなら良いけど」
「望むわけ無いです…」
「お、おう」
面と向かって言われると傷ついてる自分がいるよ…
「そういえば、クリスちゃんは今どこに住んでるの?」
「ああ、カイト君の屋敷に住んでいます」
「ど、同棲!?」
「同棲というか、嫁ですし」
「自称ね…」
「でも、純血を散らしたんでしょう?」
「なぜそれを!?」
情報が筒抜けじゃないか…
とにかく、フェイの落札は無事完了。あとは数人のメイドを購入すればokだ。
『休載のお知らせ』
ちょっと新作のハイファンを書きたいなと思いまして。
恐らく追放ざまぁになると思います。
しばらく新作の方を更新して、いずれ過労死との隔日投稿にしたいと思っています。




