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建前なのよ

明日は2本だす(かもしれないしかもしないかもしれない)

「だから、その、今日家に行かせろってこと」

「それはまたどうして?」

「『戦乙女』さんに会いたくて…」

「わ、分かった」


普通は王女を家に連れ込むなんて判断はしないんだが、もう目が怖い。拒もうとするとめっちゃ睨んでくるんだ


もん、圧に屈するしかないよね。


「じゃあ、行こうか」

「ええ…」


めっちゃ気まずい、王女様自重してくれませんか?


**********


「お帰りなさい……兄さん、誰それ」


おいおい圧がすごいな、僕が悪いことした気がするけど気のせいだよな…


「こんにちは、アールド王国第二王女、シオン-アールドです」

「お、王女様!?」


うんうん我が妹よ、よく分かるぞその気持ち。


「様は要らないわ、それと、お姉さんいる?」

「セシリアは、今夜は戻らないそうです…」

「そう…まあいいわ、折角だからお邪魔しようかしら」

「おいマジかよ…」

「なによ、このまま帰る訳にもいかないじゃない」

「そりゃそうだけど…」


アイリスが固まってるよ…


**********


「入ってもいい?」

「どうした?」

「その、慣れない寝具で寝づらくて…」


まあそうだろう、普段王城暮らしだし。


「妹さん、料理上手ね」

「まあな、情けないことに任せっきりだからな」

「けれど、セシリアさんに会えなかったのは残念だったわ…」

「それはもうしょうがないよ」


できればそのまま帰って欲しかったとは言えない…


「ねえ、クリスとは、その、シたの?」

「は?」

「だから!エッチしたの!?」

「いや、その、成り行きで…」


なぜ女性とは勘がこんなにも鋭いのだろうか、人類永遠の課題だね。


「そう、わ、私も…」

「ま、まさか」

「お父様に念を押されたわ!『絶対逃すなよ?』って」

「本当に王様なんだろうか…」


フレンドリーって言えば聞こえは良いけど、ちょっと警戒心低くないか?


「し、シたいの?」

「よく分からないわ、周りの子は結構経験してるらしいけど…」

「えっと、無理しなくても…」

「なに!クリスには手を出して私は放置ってこと!?」

「ちょ言い方!」


ほんとこの国の王族の方々には呆れるよ。


**********

「実は、セシリアさんに会うというのは建前なのよ」

「どうりで…」

「流石に鈍感すぎない?」

「よく言われるよ…」


本当気をつけないとなぁ


「分かってると思うけど、は、ハジメテだから」

「ほら、入れるよ?」

「う、んんっ!」


あかん、これ無限ループな気がしてきた。


**********


「ただいま戻りました」

「カイト君のところだな?」

「な、なぜそれを?」

「流石にあの顔してたら分かるよ。それにしても娘が朝帰りか、成長したな…」

「そんなもので成長を実感しないでください!?」

はーと♡(なんも思いつかなかったので脳死してみた)

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