第三部隊長と停戦
別に毎週土曜日に更新するって訳じゃ無いです。
完成したら出す、わんこそば形式です。
なので曜日でも出します
「まあそうなるよな」
あの新聞に書いてあった敵国との“停戦合意“はどうやら事実だったらしく、国が軍を立て直す時間を作るために秘密裏に着々と進めていたことだったらしい。 合意期間はたったの90日だけだが、その間は相互不可侵となり軍の兵士は思わぬ休暇を得た。 「そんなことなら次いつ取れるかわからない休暇を存分に使わなくては」と思った殆どの兵士たちは一斉に休みを取った。
本当は俺も休みたかったが、部隊長である俺まで休んだら今のただでさえどうかしてる第三部隊が本当に滅茶苦茶になるので、今俺は部屋で山のような書類を少しずつ消費している。
「面倒くせえ‥‥‥」
「まあ隊長しかできない書類以外は僕たちも手伝うからさ」
「本官も頑張るであります!」
「今は怪我人が居ないから暇。給料に見合った働きはする」
因みに有給自体が無いアホ本官、違反で強制労働を強いている小隊長、恐らくアホ本官目当ての班長がこの第三部隊基地に残っている。
「でも中々の量だねー」
「ああ、なんせ書類担当が『今以上に書きやすいペンをこの休暇中に探しだす!』とか言ってこれまで溜まってた休暇全部使ってどっか行っちまった」
「よっぽどペンが酷かったんでありますか?」
「そうだな、此処にいるだけじゃ支給品しか使えないからな」
この書類仕事が終わらない理由の70%ぐらいはこれのせいだったりする。
なんだよ約三文字書くたびに掠れるペンって。 要らん紙の裏でぐるぐるするだけで合計30分は掛かってるぞ。
「休憩してえ昼飯食べてえ、もう携帯食料は食べたくねえよ‥‥‥」
ようやく1ヶ月過ぎそうなんだ‥‥‥早く解放してくれ‥‥‥
「そういえば今日珍しく冷蔵便で荷物が届いていたであります!それもかなりの量であります!」
「お、そうなのか?なら午前はこれぐらいにして昼休憩にするか」
何が届いたんだ?冷蔵の書類とかやめてくれよ?
◇
「これ俺の実家からじゃねえか」
「僕の実家からも届いてるねー」
なんなんだこの荷物?お、手紙もついてる。
「『03-14811へ
軍のお仕事頑張ってますか?今朝の新聞見て驚きました。よく頑張ったみたいですね。
母さんの所の畑の野菜が沢山取れたのでお祝いに送ります。これからも頑張ってくださいね
母さんより』‥‥‥そうか、元気にしてるか」
検閲のせいで台無しだけどな。軍法だからしょうがねえけど。
「隊長はご実家が農家なのでありますね!初耳であります!」
「俺の実家のことはいいんだよ、ほら小隊長も手紙付いてんだろ?早く読めよ」
「そうだね、じゃあ読むよ
『親愛なる息子へ
お前が家を出て軍に入りそれからどれだけ経ったか。
知り合いの情報通によれば小隊長として物造りをしているらしいな。
元気にやっているか?
昔のように作ったもので周りに迷惑をかけないように。部屋はそのままにしてあるから帰ってきたい時はいつでも帰ってこい。
追伸
あと新しく畜産に手を出してみたから感想を聞かせてくれ
父より』だってさー 尊大な話し方を無理して出してる癖変わってないなー」
「そういえば小隊長、お前の親は資産家だったか」
「そうだねー でも親の威光を借りて生きたく無いからね 家業は兄弟が継ぐと思うし」
「立派な志でありますね!」
「多分こいつのはそんな大層な志じゃ無いと思うぞ」
手紙本文の四行目が理由だな。
「まあまあそれぐらいにして、折角だからみんなで焼いて食べようよ 一人よりみんなで、ってね
実は使っただけで一回も使って無いバーベキュー台があるんだよ 余計な機能は付いて無いから大丈夫だと思うよ」
「じゃあそれ使って食べるか」
それから書類仕事を一緒にしたメンバーで野菜と肉を焼いて食べた。
やっぱり野菜だとはいえども家の味だな、懐かしい。
その後あの肉が一キロで俺の1ヶ月分の給料と知って腰を抜かした。
アクセス解析見ると結構PCで見てる人が多いですね。 その次にスマホ。 公式のビューアプリは使ってる人皆無ですけどね。
〈辺りを見渡す作者〉
‥‥‥実はここだけの話なんですけど、日間ランキングなら入る事自体は経験則上簡単なんです。
評価の星一個に付き2pt、コメントやリアクションでも少量入るんですよね。
大体10Ptぐらいでランキングに入れるっぽいんですよね。
だからその‥‥‥下のアレとかコレとかよろしくお願いします。




