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ゆるふわふぁんたじあ(改訂版)  作者: 天空桜
死滅の森開拓&サルーン都市化計画
81/257

76話

「『お疲れ様。どうだった?』」


「『はい。やはり凛様が懸念されました通り、フーリガンは危険な所でした。街に住まわれる方々は下を向き、強面の方が堂々と闊歩(かっぽ)される姿を良く目に致しましたし。』」


フーリガンは王都から100キロ程南に位置する都市で、力による支配を是としている。

よって、暴力・略奪行為は当たり前。

当然ながら暴力を振るう等が支配する側で、一般人は支配される側。

例え減ったとしても、すぐに外から連れて来る形で補充される。


戦力はフーリガンの中心部に集中。

一般人が1万人近くいるのに対し、支配する側である(ヤ◯ザの様な)構成員は千人以上いると言われている。


「『やっぱり…。名前(ならず者)の通りだったって訳か。しまったな、もっと早く手を打てば良かった。』」


「『確かに…。痩せた方が多い様に見受けられますし、厳しい環境に追い込まれている現状は私も許せそうにありません。』」


支配される側は暴力を振るわれてもひたすら謝るか、お金を差し出してやり過ごすのどちらか。

そして溜め息をつき、悲壮感漂う様子で歩いて行く姿を目撃していた。


「『ただ、凛様のお言葉を遮る形になってしまいますが、訪れたのが()()私達で良かったかと。』」


「『…何だか含みのある言い方だね。紅葉、説明をお願い出来る?』」


「『畏まりました。』」


そう言って、紅葉は念話越しに事の顛末を報告し始めた。




午前8時頃


「紅葉君。フーリガンに到着した訳だけど…これからどうする?」


フーリガンに到着し、列の最後尾に並んだ所でゴーガンが告げた。

彼の右手にはロープがあり、先程捕らえた(数珠繋(じゅずつな)ぎ状態の)盗賊達に繋がっている。


「そうですね━━━」


「おい!誰か助けてくれ!」


紅葉が答えようとした所、捕えた盗賊の内の1人が騒ぎ始めた。

これに紅葉達は「えっ?」となるも、男は構わず叫び続ける。


「その辺を歩いていたらいきなり襲われた!俺は何もしていないのにだ!」


「は?君、頭は大丈━━━」


「何だと!」

「許せねぇ。」

「そいつ程真面目な奴はいないってのに!」

「良く見たら悪い事しそうな顔だな!」


声高に叫ぶ者達はいずれも厳つかったりチャラそうな見た目をしており、ゴーガン達は「どの口が言うんだ」と言いたげな顔を彼らに向ける。

そこへ、警備の格好をした男性が2人、ゴーガンに歩み寄る。


「丁度良かった。この者達を━━━」


「彼らはこの街の冒険者だ。恐らく何もしていないのだろう。にも関わらずこの様な仕打ち…お前達には罰が必要らしい。」


「そーそー。俺達、善良な市民様なんだぜぇ?」


どうやら、警備も構成員の一部として組み込まれているらしい。

男性の物言いに、捕えた盗賊がへらへら笑いながら話した。


周りにいる者達までもが「へっへっへっへっ…」と気味の悪い笑みを浮かべ、ゴーガンは嘆息する。


「…成程。街全体がグルな訳か。こりゃ、君達が言う善良な市民ってのもたかが知れるね。」


『はぁ!?』


「…もう許さん!お前達、やってしまえ!!」


『おおっ!!』


「やれやれ。仕方ない。紅葉君、彼らの相手を頼めるかい?」


「畏まりました。」


こうして、ゴーガン達VSフーリガン入口付近にいる者達との戦いが始まった。




「野郎は殺せ!ただし女は上玉揃い、出来るだけ傷付けるなよ!」


と言っても、口上ややる事は今まで襲って来た盗賊とほぼ同じ。

ならず者達の本拠地とも呼べるだけあって強さが多少上がり、人数が増えてはいるが…それだけだ。


凛達の中でも上位に位置する紅葉達の敵ではなかった。


「な、なんだこいつら!」


「とんでもなくつえぇぞ!」


「女達もだ!と言うか、ガキで強いっておかしいだろ!」


紅葉達は慣れた手つきで構成員達の無力化を図った。

ゴーガン、紅葉、暁、旭、月夜、小夜、玄、遥が戦闘に参加。

ルル、オズワルド、エミリオは馬車で待機し、紅葉、玄、遥がそれを守る形だ。


とは言え、不動やバイデント等を用いた場合、完全にオーバーキル。

なのでもう1つの方である量産品の武器を使い、各個撃破を繰り返した。


それでも1人倒すのに1秒ないし、数秒もあれば事足りる。

構成員達はあっという間に数が減っていき、次第に焦り始めた。


「! 筋肉ダルマの奴は動きが早くない!あいつを集中して狙え!」


警備風の構成員が叫ぶのを合図に、意識がゴーガンへ集中。

瞬く間にならず者達に囲まれてしまった。


彼らは半ばヤケクソ気味で、剣や斧、短剣による一斉攻撃を敢行(かんこう)

ガガガガガッと音と共に、ゴーガンの首から下の至る所に刃物がめり込む。


()った!」


「ふん!」


これに警備風の男は冷や汗を流しながら告げるのだが、ゴーガンが気合いを入れた事で筋肉が膨張。

彼の体にめり込んだ武器はバキャァァァァンと音を立て、粉々に砕け散った。


「はあ!?馬鹿な、鉄製の武器が壊れた!?こんな真似が出来るのは()()()()だけ…ぶべらっ!」


「…敵を前に喋り続けるのは感心しないな。」


ゴーガンに攻撃を仕掛けた者達は揃って呆然とし、右方向から短剣を刺した者が後退りながらのセリフを裏拳で黙らせた。


その後も蹂躙に近い戦いは続いていき、全て終わるのに3分も掛からなかった。


「いやー、いつ見ても凄いねぃ。あーぁ、あたいにも武器があればなぁ…。」


構成員のほとんどが気絶し、何割かが悲鳴や呻き声を上げる中。

馬車から戦いの様子を見ており、かつて盗賊に襲われた時に武器を失ったルルがそんな事を漏らした。


戦闘後、この街の冒険者の扱いはどうなっているのかを知ろうとなり、一行は中心部付近にある冒険者ギルドへ。

途中、何か呼ばれている気がするからと、紅葉が離れた。

暁は後の事を旭と月夜に任せ、彼女を追う。


「呼ばれてる…って何にだろうね?」


「僕に聞かれてもねぇ…。案外、幽霊とかだったりして。」


「や、止めとくれよ。あたい、そう言うの苦手なんだ…。」


そんな彼女達が離れて行く様を見ながら、馬車の窓から顔を出すルルと外にいるゴーガンがそんな事を言っていた。




「う…げほっ、げほっ!…紅葉様、ここは一体?」


「恐らく奴隷商でしょう。」


「奴隷商、ですか。しかしこれはあまりに…。」


「ええ。とてもではありませんが、良い環境とは言えないでしょうね。」


紅葉と暁が向かった先…それは奴隷商だった。

建物に入ってすぐ、暁は咳き込んだ後に顔を(しか)め、紅葉は口元に右手をやる。


中は薄暗く、しかも噎せ返る程酷い悪臭が漂っている。

悪臭の原因は奴隷達の糞尿、そして生き物や食物が腐った事による腐敗臭で、暁はそれにやられたらしい。

それと、どうやらここの奴隷商はサルーンと違い、奴隷に対する扱いがあまり宜しくない様だ。


「ギヒッ。ここは貴方方の様な、高貴な方が来る所じゃないんですがねー。」


そう語るのは、受付にいた男性だ。

小汚ない格好をしており、ただでさえ低い身長が猫背でより低く見える。


そんな彼が前を歩く形で、奴隷商の案内が始まった。

だが進むに連れ、まるで見せ物でも見せるみたいに、檻から手を伸ばしたまま亡くなっている者の姿が散見。

他にも、生きているのかどうか怪しい者だったり、体中傷だらけ…或いは手足どこかや全部が欠損している者も見受けられた。


しかし何がおかしいのか、男性は説明の度にニチャァ…とした笑みを浮かべた。

紅葉達はそれに内心ドン引きしつつ、平静を装いながら聞くを繰り返す。




10分後


「…ギヒッ、()()()()()奴隷はこれで以上になります。」


左足のない子供の紹介を終えた直後、男性が紅葉の方を向いてそう告げた。

これに紅葉が考える素振りを見せ、少し悪そうな笑みを浮かべながら口を開く。


「ふふ。つまり、他にもまだいらっしゃると言う証ですね?…良いでしょう、私が生きている方全てを引き取らせて頂きます。」


紅葉は両手を広げ、悪い笑みのまま尊大な口調で話してみせる。


(うう…暁の視線が辛い。ナビ様、幾らなんでもこれはちょっと…)


この態度はナビの助言から来るものだった。


紅葉は奴隷達を劣悪な環境から早く解放させようとナビに相談し、返って来た答えが出来るだけ偉そうに振る舞えとの事だった。

そうとは知らない暁は、意外な一面を見てしまったと言いたげな視線を向け、紅葉は羞恥で頭が一杯になるのをどうにか堪えるしか出来なかった。


「ギヒッ、意外や意外。貴方様はそう言う趣味をお持ちでしたか。」


「え?ええ、そうなのです。」


「成程成程。では、白金貨1枚ですな。」


紅葉の予想に反し、男性はすんなりと信じて貰えた様だ。

少しだけ驚く紅葉を他所に男性は頷き、特に調べたり考える素振りも見せずに金額だけを述べた。


「構いませんが…少し高いのではありませんか?」


「ギヒッ、そう言われましてもね…これが適正価格なんですよ。ひょっとしたら、中に掘り出し物もあるかも?ギヒッギヒッ!」


紅葉は男性が足元を見ているのだとすぐに分かり、「人の命をなんだと…」と内心かなり頭に来ていた。

しかしすぐに関わるだけ時間の無駄だと判断。

溜め息の後に懐(実際は無限収納)を探り、白金貨1枚を取り出して男性に渡す。


男性は吹っ掛けてはみたものの、まさか本当に出すとは思わなかった様だ。

目を見開き、「ギ…ギヒヒヒヒィッ!」と本日1番気味悪い笑みを浮かべ、白金貨を受け取る。

男性は軽い足取りで近くの檻へ向かい、腰に掛かった鍵を使い解錠。


以降、次々に檻の鍵を開けては中にいる奴隷達が外に出るを繰り返した。

だが紹介して貰った奴隷の内、半数近くが左右どちらかの足を欠如。

両方の足がない者もそれなりにおり、移動は難航するかと思われた。


「ギヒッ?奴隷達はいずこへ?」


少しして、紅葉と共に奥から戻って来た男性が不思議そうに告げる。


「移動なら既に終わったぞ。」


「え、どうやってです?歩くのが困難な者がそれなりにいたはず…。」


「教える訳ないだろう。お前がそうだった様に、俺達にも隠している事があるとだけ伝えておこう。」


「ギヒッ、残念です…。」


実際は紅葉がこっそりと隠蔽効果を持たせたポータルを展開。

暁が丞に連絡を入れ、迎えに来て貰っていた。

だが男性に対して教える必要や義務はなく、暁からの答えに男性は肩を落とす。


「紅葉様。」


「ええ。予想以上でした。早急にお願いします。」


「畏まりました。」


紅葉の流し目に、暁は奥の方へ視線をやりながら頷く。

続けて、紅葉が「すみません、少し宜しいでしょうか?」と言い、男性と共に席を外す。

そして元の場所へ戻ってみると、そこに立っているのは暁だけ。

奥にいる(紹介された時よりも更に酷い)奴隷達がいない事が分かった。


この奴隷商の中には30人程の奴隷がいた。

にも関わらず忽然と姿を消した事に、男性は流石に怪しいと踏んだ様だ。

訝しんだ目を2人に向ける。




「…………たい。」


すると、どこからか少女らしき声が聞こえた。


「「?」」


「ギヒッ!で、出たーーー!」


紅葉と暁が不思議がる一方で、男性は明らかに怖がり始める。


「…い…たい…きたい。」


声は回数を重ねる毎に大きくなり、


「生きたい…。」


はっきりと聞こえるまでになった。

その頃になると男性は青い顔で後退り、今すぐにでもこの場から逃げ出したい気持ちで一杯そうにも見える。


「この声に心当たりは?」


「ギ、ギヒッ。半年前位に死んだ病弱なガキがいましてね。その頃からこうして出る様になったんですよ。」


「出る…とは何がでしょう?」


「幽霊に決まってるでしょ!」


その叫びと共に、男性は入口の方へと逃げて行った。


「幽霊…ですか。」


「紅葉様…。」


「ええ。私を呼んだのは恐らくその方でしょう。今から接触を試みますので、何かあった時はお願いします。」


「はっ。」


暁の返事を合図に、2人はこえのした方へ向かう。




やがて、男性から案内を受けなかった場所…最奥の部屋にて、白骨化した死体があった。

それは子供と思われる人のもので、死体がある所から再び「生きたい…」との声が。


ただ、今度のははっきりと聞こえた。

先程のくぐもった声と違い、はっきりと意思表示をしているとも取れる。


「何の為に生きたいと仰るのですか?」


「何の…為?」


「ええ、そうです。貴方はやり残した事があった。だからこうして彷徨(さまよ)う様になったのではと思いまして。」


「やり残した事?やり残した事…そうだ。」


そう言って、死体のすぐそばに少女らしきシルエットが現れた。

ただ、白い半透明色で輪郭もぼんやりとしており、セミロングの髪型や幼い声でどうにか少女だと分かる位。


紅葉達は平気だが、先程の男性みたいな反応が一般的だろう。


「私、生まれつき体が弱かった。だから寝てばかりで、ようやく外に出れたのに…お父さんお母さんとはぐれてそのまま…。」


少々はこれ以上語らなかったが、1人で両親を探していた所を構成員に見付かり、無理矢理ここへ連れて来られた。

そしてストレスや環境の悪さからすぐに体調不良となり、2日後に死亡となった。


「そうでしたか…。もしも自由に動ける体がある…と言われたらどうされます?」


「…お父さんお母さんを探しに行きたい。お父さんは冒険者だったし、私も冒険者になる。それで、魔物を見付けたらやっつけるの!…でもお姉さん、どうしてそんな事を聞くの?」


「いきなりごめんなさい。流石に今の状態での蘇生は無理ですが、(よみがえ)ると言う意味でしたら手段がない訳ではありません。」


「? 良く分からないけど…私は動ける様になるって事?」


「はい。私はその手段がございます。それに新しい体となるものも私の方で用意出来ます。」


「凄い凄い!でもどうやって…?」


「それはですね、死霊魔術でございます。」


「死霊…魔術?」


「はい。調整は私が致します。貴方様が本気で甦りたいのでしたら…こちらの中へ入り、生前の姿を強くイメージして下さい。」


「分かった!」


紅葉は無限収納からマネキンの様な物を取り出すと、少女とおぼしき者は返事の後、勢い良くマネキンへと飛び込む。

それを合図に紅葉は目を閉じ、深く集中し始めた。




紅葉は鬼姫へ進化した際、『降霊術』と言うスキルを得た。

これにより、彼女は闇属性に適性が芽生え、死者をゾンビ(生ける屍)として生まれ変わらせる術…死霊魔術(ネクロマンシー)が行える様になった。

実際に試すのは今回が初めてだが、必要な時があるかも知れないと、予め準備だけはしていた。


それと少女の受け皿となるマネキンだが、ベヒーモスをベースに作り上げたものだ。

まだ実践していない為にまだ1体しか用意していないものの、その強さは折紙付き。

そして何かの役に立つかも知れないと、少しだけ紅葉の血が加えられている。


…と言う感じで、少々上等過ぎる気もする素体だが、元々紅葉が認めた相手にしか使うつもりはなかった。

なので、ここで少女と出会えたのはある意味僥倖とも言える。


「━━━、━━、━━━━━」


紅葉が何やら呪文を唱え始め、マネキンが白い光に包まれた。

その白い光に生前の少女だった骨が吸い寄せられ、そのまま飲み込まれる。


━━俺の無念も晴らしてくれ━━

━━私の魔法、貴方に託すわ━━

━━俺の技もだ。これから頑張れよ嬢ちゃん━━


そんな声が届き、光が大きくなる。


少女の人徳なのか、或いはそれだけ納得のいかない死に方をした者が多かったのか。

原因は分からないが、光は肥大化する一方。


「く…う……。」


それにより死霊魔術に掛かる負担が一気に増えた。

紅葉が苦悶の声を漏らし、尚一層集中力を高めた状態で作業にあたっていく。




5分後


「くっ…はぁ…はぁ…はぁ…。」


一際眩しい光が放たれた後、紅葉は極度の疲労からその場に座り、辛そうに呼吸をしていた。


「これが…私の体。凄い。内側から力が溢れて来る感じがする。」


その彼女の近くには、10歳位の少女が全裸で立っていた。

少女は少し灰色がかった黄色い髪で、生まれ変わった新しい体を観察している。


紅葉は軽く呼吸を整え、無限収納からローブを取り出し、少女にそっとかぶせた。

少女はピクッと動いた後、灰色の瞳を紅葉に向ける。


「新しい体は如何ですか?どこか変な所等はございませんか?」


「全然!むしろ凄く体が軽くて驚いた位だよ!ありがとうお姉さん!」


「私は紅葉と申します。貴方は?」


「私はクロエだよ!紅葉様、ありがとう…。」


そう言って、少女…クロエは深く頭を下げた。


《お取り込み中の所大変申し訳ありません。至急、旭様達の所へ向かっては頂けないでしょうか。》


「ナビ様?旭には月夜も付いております。私達がいなくとも早々に遅れを取る事は━━━」


ナビからの突然の連絡に、紅葉が言い終える前に建物全体が揺れ、遠くから何かが崩れる様な音が聞こえた。


《異常事態です。強力な隠蔽効果を持つ者がフーリガンに存在。格上を相手に、旭様達は本気を出せない状況に陥っております。作業を終えたばかりで申し訳ありませんが、このままでは危険だと判断し、連絡を入れさせて頂きました。》


「「え…。」」


ナビの報告に、紅葉と暁は揃って固まるのだった。

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