登場人物紹介 ~王国の街サルーンとの交流
ガイウス
サルーンの街の長。
以前はアウドニア王国の王都クエラルでゴーガン、魔法使いのハンナ、エルフで弓使いのフューリエと組み、魔銀級にまで上り詰めた。
しかし、前サルーンの長である父が急病で倒れたのを機に帰郷。
碌に会話や引き継ぎ等を行えないまま父は亡くなった。
子供の頃から父の跡を継ぐのではなく冒険者になる事が夢で、15歳の時に家出同然で飛び出し、他の街で冒険者登録を行った。
そして1度も帰ろうとしなかったツケがその時になって押し寄せた為、四苦八苦しながら長としての仕事を全うする様になる。
やがて凛の噂を聞き、どんな相手かを見極めに接触したのが知り合う切っ掛けとなった。
アルフォンス
サルーンの街の警備隊長を務めており、愛妻家でもある。
妻と共に甘いものが好きで、凛達…特に雫と仲良くなる。
雫と会う度に何かしらお菓子を貰ったり、甘いものに関するトークを行っては妻とシェアしている。
藍火
凛(厳密にはナビ)の人化スキルで人間となったワイバーンの1体。
見た目こそクールそうなお姉さんだが、中身はかなり子供っぽい。
だが素直で真っ直ぐな性格でもある為、火燐や雫からよくからかわれる。
所謂アホの娘でチョロゴンさん。
ゴーガン
サルーンの街のギルドマスターで、ガイウスのパーティーでもある。
王国の村出身だが、ガイウスがサルーンへ向かうからとの理由でパーティーは解散。
ガイウス1人では街を回すのが困難だと思い、同行する事に。
パーティーは『レッドホーク』と言う名前で、ガイウスの鷹の様な鋭い目とハンナの赤い髪が由来。
ガイウスはリーダーだが自由で、気の強いハンナとよく喧嘩をしていた。
それをフューリエはあらあらとのんびり構え、ゴーガンが宥める…つまり苦労人だった。
今はのんびりギルドマスターをしつつ、サルーンの周辺や死滅の森で冒険者活動をしている。
かつて凛が倒したオークキングなら、一騎討ちで倒せる程の実力者。
ワッズ
サルーンの街のギルドの解体場の代表。
元々は金級冒険者だった為、引退した今でもそれなりに腕っぷしが強い。
玄
好奇心旺盛な反面、かなり臆病な性格のゴブリン。
様々な生物…その中でも『人』に興味を持ち、臆病な性格故に(凛と美羽は次元が異なる為、流石に分からなかった様だが)紅葉と藍火が人とは異なる雰囲気を持つ事に気付き、後を追ったのが知り合う切っ掛け。
元々のゴブリンからインプ、そして下級悪魔系へ進化するのを選んだが、他にもインプからはインプロードや(手足や耳が長い)グレムリンにも進めたりする。
リーリア
元々は獣国マーレシス、その中心から少し北東へ進んだ所にあるエルフの集落の出。
しかし変わり者であった為に居心地が悪く、成人になって少しした頃に集落を出て旅を始める。
相棒である風の妖精とはその道中で出会い、意気投合。
風の妖精を介し、極力魔物や危害を避けながら旅を続けていた所、偶々凛がゴブリンの集落跡に建てた小屋にあった非常食を食べ、興味を持つ様になる。
どこかのエルフみたくのんびりした性格。
痩せているのに肉付きが良く、やや際どい服装もあって非常に艶かしく見えてしまう。
マーサ
サルーンの街にある奴隷商の代表。
マーサ以外に2人の従業員で奴隷商を運営している。
今は亡き父から奴隷商を引き継ぎ、(奴隷を商品として扱うとは言え)自分の職業に誇りを持って仕事へと臨んでいる。
ニーナ
少し前まで、サルーンから20キロ程北西へ進んだ村に住んでいた。
3年程前に魔物に夫を殺されて未亡人となり、娘であるナナと2人の生活を余儀なくされる。
やがて村が困窮との理由で人を間引く事になり、ナナやトーマス、コーラル、それ以外に数人がサルーンへ売られる事に。
夫がいなくなったのを機に、一歩引く様な接し方となってしまった。
しかしナナと2人で生活した時の苦労もあり、同時期に購入された人間の中でリーダー的な存在となる。(ただし篝は別枠)
トーマスとは奴隷商へ向かう為の馬車内で話すのがほぼ初めてで、購入後に会話の頻度が増えた事でナナが懐く様になる。
最初は頼りないなぁと思っていたが、次第に異性として意識する様になる。
ナナ
ニーナの娘。
元は活発な女の子だったが、母であるニーナの様子が変わり、自分も少し引いた様な接し方になってしまう。
しかし凛に引き取られてからは、元の活発な性格に戻りつつある。
ニーナの背中を見て育ち、自分も凛の役に立ちたいと思っている。
将来の夢は凛のお嫁さんになる事。
トーマス
事故で右腕を失った青年。
ニーナと同様、村が貧しいとの理由で奴隷として売られた。
しかし凛に治して貰った事で普段通りの事が出来る様になり、今までの不満を爆発させるのも相まって、人一倍向上心を持つまでになる。
年上の女性が好みで、奴隷商のマーサがドストライクらしく、用事を見付けては会いに行っている。
しかし見た目が中々、器や技量だけでなく面倒見も良い。
それらが相まって、いつの間にか意図せずにモテ始め、自分はマーサが好きなのにどうしたものかと頭を悩ませる様になる。
コーラル
ニーナ同様、間引く目的で村から売られた奴隷。
7年程前に両親を事故で亡くし、村長に引き取られる形で育てられていた。
少し幼い外見とは裏腹に、大人びて見せようとする。
気絶した所を暁に助けられて以降、彼に好意を抱く様になる。
ジェシカ
サルーンの左隣にあるコーリンの村付近を拠点とした盗賊の一員。
少しだけキツい目をしているものの、スタイルが良く、また露出の多い服を着ている。
(服装は一般的な女性が着るものだったが)十代の時に暴行を受け、死ぬ気で特訓した結果、2年後に暴行を行った相手である盗賊員を殺害。
それを頭に見られ、人を殺した以上普通の生活には戻れない等の説得を受け、盗賊となった。
結構な負けず嫌いで、最後まで挑んで来た事に火燐が気に入り、裏で手を回して購入された。
ダニー、エディ、カーター
コーリンの村に住む若者達で、最近ジェシカがいる盗賊団に入った。
ただ、1番の下っぱで鉄級の強さしかない為に言いように使われ、火燐達と戦った時は真っ先に向かえと命じられていた。
戦闘後、彼らは3人がかりでリヤカーを引き、その横をふよふよと浮きながら移動する雫と話し、彼女に気に入られた。
火燐と同様、彼らも裏で手を回されて購入される事に。
3人共、下っぱ根性が染みつつあるのか卑屈な所がある。
篝
サルーンとニーナ達が住んでいた村を繋ぐ道から、少し外れた所で暮らす狐人族のリーダー的存在の女の子で、本名はメリル。
自身を含めた集団で食べ物を探していた際に盗賊に襲われ、重傷を負いながらも仲間を逃がす事に成功する。
たまたま近くを通りかかった商人に助けられ、彼が持っていたポーションや応急措置で死亡は免れたものの、少しずつ状況が悪化。
回復出来る見込みのある王都まで1週間以上掛かる為、とてもではないが死んでしまうと判断され、可能性も込めてサルーンに置く事が決まった。
責任感や正義感が強く、真っ直ぐな所から、凛はとあるアニメの主人公の姉(妹?)にそっくりだと思い、篝と名付ける。
アダム・ガストン
サルーンから西にある一帯を治める子爵。
ガイウスが治めるサルーンを手に入れる為、じわじわと嫌がらせを行っていた。
しかし凛の出現で歯車が狂い、身の程を分からせようとして兵を連れ出すも、勝負にすらならずに終わった。
未だに復讐心は燻ってはいるが、それ以上に利益を与えてくれる存在として凛を慕う様になる。




