表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/43

『魔』導士大戦編5

その5 ミアオ城壁。


「ココに魔道士会の本部ギャ有ると『魔王』様が……。世界征服の一番先に魔道士会をつぶすグフォフォフォ」


 そう言うと、マンサ・モーンは再び渦巻きになり黒雲の中に消えた。


「おのれ、『魔』め、我らをはじめにつぶすと……。マーリンガルド殿」


「マーリンガルド様」

「会長!」


「コレは我々への宣戦布告か……」



 都の町中では、オーク鬼や城兵の激しい戦闘が。


「来やがれ、首を斬り落とされなかったらな!」


 こいつ等に人族の言葉通じるのか?!


「おい、あのデカい剣振り回してる女のそばに行くな、仲間だが斬られちまうぞ!」

「デカいと言うか細長い片刃の剣だ。あんなの見たことねぇ!」

「アレほど長くはないが俺は見た。遥か彼方の国の剣だと。使ってるヤツが言ってた、うおっあいつオーク鬼を真っ二つにしたぞ。あんな子供みたいな体でなんであんな剣を使える!」


「アレはナンムだな」


「隊長、ナンムって伝説の一族じゃ」


「伝説だから、居ないとは限らんだろう。ココはアレにまかせて北門の方に行け、北門が破られそうだ!」 


「ナンムの末裔が、魔道士会に居ると聞いたが、アレが。まだ小娘ではないか。しかし、あの凄まじい剣技は……」


「シンファン将軍までもが、王様の護衛は大丈夫ですか?!」


「おお、近衛騎士団団長か、大丈夫だ。息子を。ソレに魔道士会の連中も居る」


「騎士団の者で、奇妙な渦巻きが黒雲から現れて城壁に降りたのを見たと、私は城に戻り確かめてこようと」


「ナニ、そいつはなんだ?」


「わからぬので」


「待て、ワシが行く。お主はモンスターどもを」


「おや、アレは城壁に小さな竜巻の様なのが、黒雲へ!」


「団長、ココは!」


「ええ、将軍!」




「姉弟子、ダークドラゴンは棲家に戻ったんかな?」

「飛び去ったのはダークドラゴンや龍族が住む山脈がある北西だったよね」


「あぁさすがにドラゴンの飛ぶ速さには追いつけないが! あつデカいハゲワシだ」

「あいつダークドラゴンを見たかしら」


 私は並んで飛んでたブキから離れ、一羽で飛ぶ大きなハゲワシの所まで。行きダークドラゴンを見たか聞いた。


 戻ると。


「姉弟子、どうだった?!」

「北へ向うダークドラゴンを見たそうよ」

「北ぁ なんでまた……」


「北へ行くわブキ!」



 崩れた都壁の前の連中を押し返したのはあの娘がほぼ一人で。

 兵たちや騎士団は門から出て奴らの背後に。

 門の近くのモンスターは剛弓隊が都壁の上から。



「さすがノノ・ナンム。一人で都を救っちゃうんだ」

「でも、ノノはまだ子供なんでしょ」

「お前みたいな寝小便タレと血な運だよナンムは」  「あたいオネショなんかしてないもん」


「大丈夫よ。おねえさんも、あなたくらいまでオネショしてたから」



 だんだんなれてきた、この大剣の使い方。

 こいつの斬れ味は並じゃない、首も落とせるが相手は背が高い。

 奴らの足首を狙って斬れば動けなくなるし、倒れた鬼どもは城兵にトドメを刺させる。


「おまえたち、あたしに続け!」


 あたしの倒した鬼どもは城兵の槍でトドメを。ダークドラゴンの火球で、壊れた都壁が見えた。上から飛び降りて来る奴の下に周り足首を斬り裂いた。中には小物のゴブリンも居た。コイツラは剣で叩き斬った。


 何度か使ったが長いので相手が近づく前に斬れる。今までの短剣とは違う。


 もう何匹斬っただろう。



 城壁の王たち。


「王様、大丈夫ですか!」

「戻ったか将軍」


「父上、下の様子は」


「ブランド、下は大丈夫だ。ソレより王様は、ココへ怪しい渦巻きが?!」


「将軍、ワシは大丈夫だ。アレは『魔』の将軍と」


「『魔』の三将軍と名乗った!」


「奴らは我ら魔道士会の本部がある、この王都をつぶすと……」


「なるほど、でオーク鬼を集めてココに。しかし、下の戦況を見てくだされ。兵は奴らモンスターを押し返しています」


「ほお、都に入ったオーク鬼どもがまばらに。兵士に囲まれてる」


「あの娘、ココからでは見えないがナンムの娘が居たおかげかも知れませんなマーリンガルド殿」


「ノノ・ナンムか、シンファン将軍。あの子が役立ってたか」


「ええ、役立ってたなんてもんじゃなく立派な戦力としてモンスターどもを。私以上の」


「父上が、褒めるなんて。そのナンムの戦士と一戦交えてみたい」


「ブランド、お前も刃が立たぬかもな。一度負けてみい!」


「父上、それほど……」


「しかし、これからだなぁ『魔』め、またココを攻めてくる。どうかのマーリンガルド殿」


「ああ、あの方に協力を」


「マーリンガルド、あの方とは?」


「王様も名を聞いたことがありましょう魔道士界一の魔道士」


「マーリンガルドではないのか?」


「私など魔道士界一とは……。あの方は魔道士を引退してしまい山で隠居状態で」


「マーリンガルド殿、ラン・シシィーマール殿を復帰させるのかの」


「ラン・シシィーマール。聞いたことがあるぞ、マーリンガルド。その男が最強の魔道士なのか?!」


「ええ、しかし今言ったように魔道士を引退し隠居してしまいましてな」


             つづく  

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ