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何人いる?  作者: 山奉行
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【閑話】ウルトラスーパービッグマキシムグレートストロングビッチの話

 私の名前はヒロイン。そう、物語の主役を約束された名前。変だけどねw

 私の前世は周囲の人間が最悪で、毎日己の不運を嘆いて過ごしていた。前世の私はちょっとぽっちゃりな可愛い系の女の子で、ロリータファッションが良く似合っていたのを覚えている。家も金持ちだからいつも取り巻きがいて、彼女たちと遊んでいた。

 その頃、私の好きな男の子は凄いブサイクと付き合っていた。あんなのなら簡単に奪い取れると思って告白したら、彼女が居るからと断られた。

 ムカつくんで取り巻き2人とブサイクに嫌がらせをしてやった。それはもう色々やった。トイレに入っているときに水かけたり、ノートや教科書をビリビリに破いたり、上履きを焼却炉の中にいれてやったり。学校側には親の権力を使って黙らせた。

 そうしたら彼が家に呼んでくれた、親にも一緒に来てほしいらしい。やっぱりあんな女より私の方がいいのねと思って、喜んでおめかしして彼の家に行ったらあのブサイクと弁護士がいた。

 あのブサイクが私を訴えるとかマジありえないんだけど。でも証拠もあって必ず負けるとか言われた。パパに何とかしてと言ったんだが、謝って許してもらえとか言われた。謝る必要なんてある訳ないじゃない、彼と別れてくれないあのブサイクが悪いんだから。

 あの後暴れて警察に連れていかれたんだけど、パパがお金を払って許してもらったらしい。探偵が集めた証拠(そもそも探偵を使うなんてずるいと思うんだけど)の中に、取り巻き2人が陰で私の事を豚だとか勘違いブスだとか言ってる音声があって、パパとママ以外は信用できないことを知った。学校も退学になった。

 それからの事は特に何もない。部屋に籠って乙女ゲームとネットゲームをやってるだけの日々、ゲームをしてる間だけが幸せだった。ゲームをしてないと死にたくなるんで、部屋でゲーム、寝ながらゲーム、ごはん食べながらゲーム、ゲーム、ゲーム、ゲーム。

 パパとママが喧嘩してる声が聞こえてくるのでヘッドホンをしてゲームするようになった。もう何か月も部屋から外に出ていない。外に出たら周りの人は私に、この可愛い私に嫉妬して酷いことするに違いない。

 そこから先はよく覚えてないんだが、どうやらしばらくして私は死んでしまったらしい「次の人生では絶対いい男を捕まえて幸せになってやる」と思いながら。




 神様は私の願いを叶えてくれた、私は前世でやっていた乙女ゲームのヒロインに転生した。これは私に逆ハーレムを作れという啓示に間違いない。

 そして私のお腹にあるこの魔法陣は私の願いを叶えてくれる素晴らしいものだ、近寄るだけで全ての人は私の思い通りになる。そして私が体を捧げたらもう二度と私以外の人を考えられなくなる。

 私が生まれたところは、スラム街に近い平民の中でもお給料をあまり貰えない人たちの住むところだった。私の母はアイエス男爵の所で男爵の妻をやってる最低女の侍女をやっていたのだが、美しい私の母に男爵は恋をして結ばれた。そして私を授かったんだが、この最低女は母を追い出したんだ。そして私の母は春を売りながら何とか私を育ててくれた。

 私は10歳の頃、母を助けようと春を売った。その時私は自分の魔法に気づいたのだ、その人は王都にいくつかあるマフィアの幹部だったのだけど、その時から私の操り人形になった。そして私はマフィアに近づいて、それを手に入れた。私の美貌と力で近寄る男は私に惹かれて、私と関係したら操り人形になるんだからとても簡単だった。

 私はそれからマフィアの力を利用して、男爵夫人のクソ女に子供が出来ないようにして、男爵家に潜り込むことに成功した。もちろん父とも関係してクソ女を追い出してもらった。

 その頃から母が私の力に気がついて止めるようになったので、マフィアに殺してもらった。私が幸せになるのを止めるのが悪い。

 そして、学園に入学したのだが、そこで3人の邪魔者がいる事に気が付いた。キモオタアルベルトと、悪役令嬢イザベルと、お助けキャラのはずのミレーユだ。特にミレーユ、アンタ私を助けるのが仕事だというのに何キモオタと仲良くしてるの。

 そしてこの3人は魔力が高くて、私の力があまり効かない。仕方ないので手下どもを使って、薬を盛る事にした。殺したらハーレム達成に問題がでるかもしれないし、マチアスを完全に落としてないから姉を殺したら好感度が下がるかもしれない。

 これは失敗した。薬が体に合わず死にそうになった上に、ミレーユがキモオタの家に住むようになってしまったからだ。

 キモオタは一番の問題だ、うかつに近寄るとバッドエンドになってしまう。今、あそこの家は私に敵対する連中の巣窟になっている。私が近づけない以上どうしようもない。おまけに魔法工学やら銃やらの専門家だから、下手に近づくと暗殺されそう。どうせ一年後イザベル追放エンドにする予定だから、その時一緒に取り潰してしまおう。

 気付いたら王城の連中が防御魔法の魔法陣を持ち歩いてる。マチアスが色々動いてくれているのだが警戒されてしまってどうしようもない。仕方ないので、城の魔法使いが家に帰る途中に、手下に攫ってきてもらって、薬で勃たせて無理やり関係した。私の魅力で魔法使いが手下になってくれたので、魔法陣を防御魔法によく似た意味のないものにしてもらって、城の中に居る人もだんだん私の手下に変えていった。

 その頃にはもうイケメンでない人と関係するのも嫌なので、マチアスや学園銃士隊の攻略対象にひたすら尽くしてもらった。何人ものイケメンが私を求めてくれるのはとても気持ちがいい、ずっとこの幸せが続けばいいのに。

 さて、そろそろ王様にはご病気になってもらって、イザベル国外追放エンドへと動き出しましょう。




 まあ、どっちも殺しちゃえば後腐れないか。

キチ○イは筆が進むなぁ(棒


そして、マークⅢ版ファンタ○ーゾーンを一体どれだけの人が知っているのか


細かいところですが、基本的にアルベルトは漢数字を使って、その他の人はアラビア数字を使うようにしています。もし違ってるところがあればそれは誤字ですごめんなさい。

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