表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
345/349

冬の訪れと、合否 ①

「ふんふんふ~ん」



 わたしは鼻歌を歌いながら、雪山をぶらついている。魔法で寒くないようにしているとはいえ、冬服を着たいからもふもふとした白い衣服を身に纏っているよ。




 色んな服を沢山着たいからね。

 わたしはおしゃれをするの大好きなんだもん。学園に入学したら制服ばかりきるようになるけれど、休みの日は沢山おしゃれしたいなぁ。可愛い服、沢山購入出来るかな? 毎日のように洋服店などに顔を出せるようになったら沢山買いそう。




 わたし、結構買いたいものを購入する時に我慢できなくなりそうなんだもん。

 でもあまりにも散財し続けるのは問題かもね。わたしは学園に入学しても我慢はそこまでしないかも? お金があるから、沢山使うって別に悪いことじゃないってわたしは思ってるし。

 ただあれかなぁ、専用の収納庫を持っているのはあんまり人に言いふらさない方がいいのは分かるけど。



 休みの日の度に服装が異なっていたら、色々思われたりするのかな。

 尤もわたしは休みの時はパパとママの元へ帰宅することも多くなるだろうけれど。




 というか、まだ合格発表などもされていないのにわたしはすっかりもう入学する気満々だ。




 学園都市は、山の上よりは雪は降らない気がする。わたしはパパとママや契約獣とは雪遊びをよくしているけれど、学園に入学するような年齢の人達も雪遊びをするんだろうか。わたしはいつまでたっても子供心は忘れずにいたいなぁ。学園に入学してもそういう遊びは沢山したいかも。

 というかそもそも同年代の子達とそう言う風に遊んだりとか私はあまりしたことないから思いっきり遊べるお友達が出来たら嬉しいなぁ。



 友人、何人ぐらい出来るんだろう。沢山の生徒達と仲良くなりたいなって思うけれどどうなんだろう?

 考えこみながら、私は一人でせっせと雪だるまを作っている。わたしたちの屋敷のある山は雪の量も多いから、毎年、こうやって遊ぶんだよね。




 やっぱりこれだけ雪が積もっていると遊びたくならない? たまにあまりにも深い場所があって、ずぼりっと埋まりそうになることはなくはない。魔法を使ってすぐに抜け出せるけれど、わたしみたいに魔法をある程度使えなければここは危険な場所ではある。




 わたしのことを魔導師の娘だって伝えられるぐらい仲良くなる人が出来たら、わたしは屋敷にもお友達を連れて行きたいな。

 わたしたちの家にお友達を招待するって、やってみたい。思えばこれまでわたし、お出かけで色んな場所にはいっていたけれども誰かを招くなんてないから。




 お友達かぁ。

 雪だるまの顔を想像の中のお友達にしてみる。にっこりと笑った顔に作ってみた。わたしは誰かが笑っているのを見るのが好きだから笑顔が素敵な子とお友達になりたいなぁ。




 パパやママみたいに親しい人には柔らかい笑みを見せる人とかもあり。あとは常に笑っているような太陽のように明るい子でもいいな。

 女の子とも、男の子とも仲良くなれたらいいなぁ。でもパパはわたしが異性と仲良くなったら心配しそうな気はする。わたしは一か所に留まることってしていなかった。だから、正直言って告白とかされたこともない。



 もちろん、可愛いってはよくいってもらえる。ただそこまで深く仲良くしている同年代の子ってあんまりいない。手紙のやりとりをしているお友達はいるけれどね。




 告白かぁ。されたら、どんな気持ちになるんだろうか?

 相手が全然知らない人だったらびっくりしちゃいそう。告白ってきっと勇気がいる行為だよね。




 パパやママみたいに家族相手に大好きっていうのは簡単で、それは当たり前のことなんだけれど。

 出会って、恋をして、そしてそう言う人に愛を伝えるのってきっとすごく緊張すると思うんだ。




 わたしは自分が恋をするなんて想像は出来ないけれど、好きな人が出来たらきっと学園生活も楽しいだろうなとは思っている。

 可愛いだけじゃ告白される対象にはならないとは思っているけれど、どうなんだろうね。




 人気の生徒とかもああいう場所だといたりもするらしい。だから人気者と仲良くしたら嫌がらせをするような信じられない人もいることもあるって。


 小説でもそう言う描写は読んだけれど、よく分からないよね。仲良くしたい相手と、他の人が仲良くしたら嫉妬とかしちゃうのかなぁ。わたしもパパが他の子供を可愛がっていたらわたしのパパなのにってモヤモヤはしそうだし、そういう気持ちなのかも。

 だからといって、嫌がらせをする気持ちって全く分からない。




 わたしも誰かを好きになったら、嫉妬しちゃうかな。わたしとだけ仲良くしてほしい! ってそう思ってしまうかも? うん、ありえそう。例えば恋人とかになった後に、浮気とかされたら……その時は絶対に怒るなぁ、わたし。

 いや、まぁ、でも誰かを好きになって、奇跡的にその人がわたしの事を好きになってくれたら……それって凄く幸せなことだよね。




 もし仮にわたしのことが好きじゃなくなったなら、浮気じゃなくてちゃんと話してほしいよね。

 うん、あとはそもそも恋人とかになるなら、わたしが嫌がることをしないでっては伝えると思う。




 どうなんだろう? わたしって束縛とか強い方なんだろうか? 自分では自覚していない。



 女の子と、男の子を模した雪だるまを結局作った。

 なんだろう、最近のわたしは恋というものに興味津々なのかも!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ