48 奴隷売買所に行くようです。
とりあえずこの世界の通貨を話しておこう。
1B=10円
10B=100円
100B=1000円
1000B=1万円
1K=10万円。
1B=鉄。10B=鋼。100B=銅。1000B=銀
1K=金。100K以上=プラチナ。
俺たちは、ギルドに向かった。ギルドに行けば、それはそれは、「何、こいつ?こんな美人と一緒に。しかも二人も。」とか「あの人は、危険だ。」とりあえず、お兄さんが保護をグハァ。」とか言っていた。
確かに他の人には両手に花に見えるかもしれない。
俺は違う。俺は「片手にパーサーカ、もう片手に身分の違う、未来のトラブルメーカー。」と思っている。
だってさあ、さくらに何回半殺されていると思うの?!!45回もだよ。
「早く、早く。いい匂いがする所にいこう!」
「さくら。お金のない俺たちはここで売って何とかしないといけないんだよ。少しだけ待ってくれる?」
まぁ、危険な彼女だがそのおかげで強くなっているから何とも言えないのである。でもねぇ、やっぱり落ち着きを持ってくれよ。都合「よくレディファーストしたよね」なんて言っても普通に接するよ!大抵こんな人はあんまり………レディじゃない時があるような気がする。多分、気のせいではないな。うん。
アンナの場合。やっぱり王族の娘という事だろうか。彼女は、身分という事を言い訳するだけだが、なんか近いうちに何かにまきこまれそうだ。
俺は、普通に薬草を売ったらいろいろ疑い別れられそうなので、アンナに10束渡し、別々に売る作戦に出た。手持ちがアンナに渡したものを引いて80束もあるので、とりあえず10束をギルドの素材買取口にいたババアに売りつけてやった。そしたら、
「これはこれは珍しい。この時期は、怪我人がたーくーさーん出るから困っていたんだよ。しかも新鮮。これで重傷者が十人は救えるでしょう。」
この時期、何があるんだよ。………ライマム祭か!!どれぐらいの怪我人が出るんだよ。
「なぁ、どれぐらいの怪我人が出るんだ?」
「あんた、初めてなのか?」
「そうだが、それが?」
「後悔はして………いないよね?」
「何だよ。急に!?」
「この時はね。よく壊れるんだよ。」
「はぁ?何が。」
「町の家が。」
「え、何で壊れるんだよ。おい、あの偉大な木造建築だぞ。あの技術は、先任の知恵だぞ。時代の流れを舐めている技じゃないぞ!ババアがぁ!!」
「誰がババアだ。いいか、バケモノたちが戦うとその魔法やら、衝撃やらで壊れるんだよ。先任の知恵さえも壊れるんだよ。」
……………oh。そんな物騒な祭り……ないわー。
「とにかく、買取金額はね。1束1Kで買い取るよ。正直、そんな新鮮な光合草は初めてだよ。それ以上は払えないよ。」
「わかった。それでは頼む。」
ババアは袋に金を入れ、渡してくれた。
俺は、薬草をスーッと渡した。お金はしっかりとあるみたいだ。
あんな草が10Kの価値があると思うと不思議だな。この世界。ちなみに、アンナさんは12Kで売れたそうだ。なぜ?聞くと、ギルドの役員に聞けば、薬草限定で売ってくれるそうだ。少しだけ高くもしてくれるらしい。
「どんまい。これで雇いに行けるよ。」
「そうだな。うん。忘れてしまおう。」
いくら、初心者とはいえ、俺を騙すなんて。許さん。お年寄りを大切しろ?はぁ、何?その都合よく使えるような言葉は?俺には、詐欺なババアにくれてやるような思いやりなんてものはねェよ。ペェ。
関所の近くにあるギルドを出て、商業ギルドの近くにある奴隷売買所に来た。ちなみに場所は、ダンジョン側の道。西の道の真ん中付近ぐらい。真ん中は城に続く道。東はいろいろだ。武器とかを売っているそうだ。一度訪れてみたいものだ。
で、その道中。近くの屋台で買った焼き鳥10本を三人で食いながら話をしていた。
「今思ったけど、奴隷を何に使うの?あちち。」
「俺のスローライフのために。それこそが俺の望み、野望なのだよ。うまいな。」
「ふーん。つまり、静かに住みたいという事?うん。うまいね。」
「そうだけど。それがどうした。」
「なら、何故奴隷を雇おうとしているの?」
「出来たら、メイドを愛でたいから……かな?」
「疑問形で聞かないでよ。こっちが聞いているのに。」
「それも本音だけど、俺のスローライフという野望のためには、「人、物資、家。」が欲しいな。」
「家は何とかなるかもよ。」
「本当か」
「うん。だけどお金がねぇ〜。」
「それはそうか。」
確かにお金がかかると思う。
けどそれは何とかなるかもだけど。
一番問題なのは、やはりさくらなのだ。
調教でとりあえず仲間にはしているけど何というか上下関係があまり成り立ってないなのだ。俺にとってそれはまぁ嬉しい事なのだけど………うーん。
「なんか違う」ということは言える。
「なぁ、そのうち考えるさ。」
「それがいいよ。予定は勝手に変わることもあるから。」
「それもそうだな。おい、さくら。何で俺の分も食べたいるんだ!」
「だって、美味しいかったもんだから。」
「せめて、「この焼き鳥ちょうだい。」みたいな事を言えばいいのに。」
「なら、この焼き鳥ちょうだい。」
「反省できるまで、あげません。」
俺は、焼き鳥をボックスの中に入れた。これで、後で熱々の焼き鳥が食える。
「僕の焼き鳥は?」
「すまん。出来たら、さくらが反省できるまで頼む。
「わかったよ。………罰として、君の焼き鳥を一本もらうかね。」
「わかった。ありがとう。」
何とも平和らしい会話をしていると通行人がだんだんとダンジョンに向かって行っていると、盾や鎧をつけた人、パーティを組んでいる人。あと、すごいモヒカンな人などだんだんと冒険家で道がいっぱいになっていた。ここに、鎧などをつけたハロウィンの仮装時以上の蒸し暑い人混みの完成だ。これに流れには向かいながら進んでいると、ついに。
「ここが奴隷売買所だよ。」
「ついにきたんだな。奴隷売買所。」
俺は、ついに目的地に着いたのだった。
間違いなどがありましたら、ご報告をしてください。




