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47 メイドさんは冥土の方ではないようです。

「「はぁ?」」

この時、俺とさくらの意見は、一致した。「何をいっているんだ?おい」と思ったのは俺だけではないらしい。


「ごめん、ごめん。いきなりメイドとか言われてもわからないよね。」

「おい、さすがに何かぐらいはわかるぞ!!」

「タクミ。それって…あ、あれだね?」

「あれってなんだよ。何のことだよ。」

「冥土送りをする人だよ。」

さくらさん。何で物騒な言葉を覚えているの?

冥土じゃあなくて、メイドさん。


「……違うぞ。それは別のことだ。」

「えぇ、じゃあ、説明してよ。」

「冥土送りはね、死者の魂が迷い行くという世界に送るという意味だよ。そんな人が身近にいたら恐怖だよ。」

今なら、笑い話でごまかせるからお願いだから俺に話を合わせてくれ。

「それは、タクミだよ。ははは…ッ」

「ーーータクミ本当?」

なぜだろう?今、ここに仲間が怯えているように見える。なぁ?共に旅をした仲間だろ。なぁ?そんな目でみないでくれ。

「冗談だよ。今のは笑い話だよ。………そんなことは後でいいんだよ。メイドさんの事を教えてくれよ。」

「いいけど、さっきから後ろにいるけど?」

「「ふぁあ?」」


後ろにいることに恐怖を覚えながら、後ろに向くと、さっき起こしに来てくれたスランダな美人メイドがいた。「これでなぜメイドさん?」という問題が解決した。この人、暗殺者だろ。物騒だ。この城!!


「彼女は、ノアさんだよ。私を6歳の事からお世話をしてくれた人でこの城のメイド副長だよ。」

「私は、ノアです。この度は、ご主人様を助けてくださりありがとうございます。心より感謝の気持ちを送ります。」

「いや、本当は、彼女に道案内をしてもらうために譲ったのだけど?」

「いえ、あの薬草。幻級なのですけど?」

「ふーん。アンナはわかると思うけど、まだ90もあるぞ!ほれ。」

ドサっとおれはボックスにある草を一部彼女に見せた。アンナはやれやれと言ってため息を、彼女は驚いていた。


「ど、どうして……こんなにも?」

「あ、それは、運がよかったんだよ。」

「それでも、そんなにも取れるわけないでしょ!!」

このリアクション、アンナに出会った時ぐらい久しぶりだな。何だがなぁ〜?懐かしいなぁ〜


「ノア、そんな如きで驚いていたら心臓に悪いよ。いい、彼がすることは非常識なんだよ。彼を見る時は、心配そうな目で見て、話しかける時も常識を切り離してみないといけないんだよ。わかった?」


「なに、テレビみたいな事をいっているだぁ!え、何、いじめでも起きているの?なぁ、俺を見る時は、

心配そうな目で見ないで、話しかける時は常識を切り離してとか…………非常識だからと言ってそこまで言うことはないだろうォーーーッ」


ひどいよ。そこまで、俺の事を非常識人とか思っているんだ!まぁ、異世界人みんな非常識人なんだよ。常識という、当たり前に俺は知らない。常識なんて、他の地域に行けば、常識なんて、コロッと変わるんだ。そうだ。これは仕方がない事なんだ。


俺は、常識を切り離してこれからも過ごしてやる。いつかスローライフを手に入れて、「常識?なにそれおいしいの?」という事をしてやる。

そのためには、やっぱり必要か。……大工とかいろんな人とつながる人脈が。後、美人なメイドさんが。



「話をされたけど。彼女の職業は何だ?」

「あ、それ気になるの!ノアさん。教えて。」

「私の職業は、メイドですよ。」

冗談がうまいなぁ。

こ、これは一本取られたな!HAHAHA。

「………それじゃあ無くて、本来の職業?いや、前の職業とか。」

「ノア。本当の事を話して!」

「わかりました。お嬢様。」

「ごめんね。彼女は、人を暗殺者なんだよ。」

「ふーん。そうなんだ。どうせ訳ありだろ。例えば、悪人だけとか。」

暗殺者なんて怖くないぞ。それ以上な奴が身近にいるんだよ。バーサーカな奴がな。

ちらっとバーサーカな彼女を見てみるとニコッと笑っていた。なんか怖い。


「お嬢様。それは昔の話でございます。私が殺る理由ぐらい前に話したはず出すけど。」

「調子に乗ったやつを片っ端に注意しているだけでございます。善悪関係ないのでございます。よく、暴力で解決する冒険家なんかは、「あの世」に日帰り旅行を案内しているだけですけど。その後の冒険家は、「報酬の6割」を募金する人や「街を掃除」する人とか増えたんですのよ。ほほほ。」


そんな事をしたら、この世が天国になるよ。でも少しやり過ぎなのではと思う。


「まぁ、今はそんな事はしません。今に出来ることは、トラップの解除法と設置後あたりぐらいです。

ほほほ。歳とは恐ろしいですね。」


あんた、今何歳だ。全盛期は凄すぎたんだろう。あの世を自由に行けるとか………凄すぎだろ。


「アイ、あの人の種族を教えてくれ。」

「はい。久しぶりの登場で張り切っています。彼女はハイエルフでございます。レアですね。」


嘘だろ。こんなキルマシンみたいな奴がエルフとか。しかもハイの方。物凄く生きているんだよ。という事は、ステータスも異常とか。


「いえ、彼女は年により全盛期の2割程度しかありません。しかし………10分だけなら10割いきます。しかし、体の負担は、50キロの高さから、自由落下運動をするのですから………粉々の灰になるでしょう。」


デメリットでかすぎだろ。使う=死とか絶対使わないで。どんな犠牲をはらっているんだよ。


「でも、お嬢様が決めた人たちですから。きっと強いのでしょう。ライマム祭楽しみにしております。この後仕事なので失礼します。あ、タクミ様。」

「何だ。貴方様と一度戦って見たいものです。」

「嫌だ。あんたなら、きっと俺に対して全力でくる。体がなくなるぞ。なくなるぞ。」

「ほほほ。貴方様は人の体を心配してくださるのですね。ありがとうございます。」


バタン!

彼女は部屋から出て行った。

彼女が締めた扉の音はなんか力が入ったかのようなそんな力強い音が部屋を響かした。


「………俺たちは、少しだけすることがある。出かけるぞ、さくら。」

「わかった。何するの?」

「俺たちは金を持っていない。という事は、この雑草とかいろいろを売りに行くぞ。」

「わかったよ。じゃあ早く行こう。」

「僕も行こうか?」

「アンナには連れって行って欲しい所があるんだよ。」

「それってどこなの?」

「奴隷市場だよ。人手が欲しい。」




ぼちぼちします。一週間を目安に更新します。

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