45 初めてさくらは涙を見せるようですよ
大変、遅れました。これからも、神様がくれたチートスキルは俺のスローライフを破壊する。をよろしく。
俺は目を覚ます。何か何やらわからないまま、目覚めると、一人のメイドが扉の前で立っていた。お約束のイド服を着た美人でスランダーな彼女は、「朝ごはんの用意ができております。今から、ご覧ないします」なんて言われたものだから、ついお願いをしてもらった。そしたら、「案内をいたします。ついて着てください。」と寝起きの俺にいったから「わかりました。お願いします。」とお願いした。その後、彼女についていき魔王城の食卓についた時、俺の一日が始まったと言うことに気がつくのである。
それは祭りの前日のことだった。
「おはよう、タクミ。よく眠れた?」
パジャマ姿の彼女が俺の心配をしてきた。
「う〜ん。まだ寝れる気がするよ。」
ふぁ〜〜。あくびをしながら答えた。
「まだ、眠いの?」
「あぁ、やっぱり眠いや。さくらはどうだ。旅の疲れは取れたのか?」
「うん、バッチリだよ。ねぇ。遊ぼうよ。」
「今度ね。今日はすることが多すぎる。」
朝食を食べながら、今後の予定を考えていた。
正直なところ、あの神に面倒いイベントをこれでもかとぶち込まれた。だから、することが多すぎる。
明日から一週間はライマム祭。
その間に、星霊の襲来?…革命?
およそ、二週間後。
木が生えて成長する。
そのうち、ゼロからの星の開拓。などなど
朝食を終えた俺は、とりあえず祭りの受付をするために俺が泊まられてもらっている寝室にアンナとさくら来てもらった。「祭りの方で話がある」といったら部屋に来てくれた。よかった。よかった。
俺はアンナに聞きたいことを、聞いてみる。
「なぁ、ライマム祭の受付をしたいんだけど?」
と俺は、大会が明日にも関わらず、まだ、受付をしている……受付は、太陽が頂点に来た時までだと思っていた。そのために受付会場を聞こうと思ったから彼女に聞いてみたら、
「そのことで話をしたいんだよ。実はね、昨日の午前11時までなの。」
「それなら、俺たちは出れないのか?」
「タクミ!私も祭りに出られないの?」
さくらは急に話に入って来て、今でも泣きそうな涙目になって俺に聞いて来た。
「ごめんね。昨日の夜中なんだよ。」
「なんで、寝てしまったんだろ?!!」
「いや、さくら。子供だから眠くなるなんて普通のことだ。」
「じゃあ、タクミ。今私が抱いている気持ち。なんとかしてくれるの?」
さくらは、殺意をフルマックスで、俺をにっこり笑っている。あの時の彼女は、俺にはどうすることもできない。だれもない時に。きっと殺すにきまっている。
俺に残された選択肢は、子供には見せることができることができない残酷な死かやっぱり子供には到底みてはないかないようアールジュワッチ的な展開しかない。
「だけどね、大人の人と話をしたら、頭をペコペコしてなんとか出れるようにしてくれたよ。ははは。魔族は話したら通じるもんなんだね。」
「いや、それは。大人の力だよね。」と言いたかったが、今の俺にとっては、砂漠で遭難している時に、
偶然オアシスを見つけるぐらいのありがたさである。
「ありがとう。これで、俺たちは出れるんだね。」
「うん、そうだよ。私に感謝してよね。」
「ありがとう。アンナ。嬉しいよ。(試合に出れて)」
「ありがとう。アンナ。」
「いえいえ。タクミたちの実力を生で見れるし、一度戦ってみたかったんだ。」
「その時は、よろしく。」
「本気でやるからね。」
ーーーさくらさん。君のヤルからは、
きっと殺るからだよね。……人殺しダメ絶対。
「この後は用事とかあるの?」
「いや、ないけど?」
「ライマム祭のことを話そうと思ってね。あの、最後のメンバーのことだよ。」
「だれだよ。」
アンナは、僧侶?
さくらは、バーサーカ(龍)だし
俺は、まぁ、レンジャー(星霊使い)として考えて、
このパーティでもなんとか魔物ぐらい倒すことはできると思うが?
「確かに、さくらは前方、僕とタクミが後方にいたなんとかはなるとおもう。でも、もし何かがあったらその対処ができないとおもうの。前、魔物を戦った時はひどかったもの!一人で戦っているみたいだったよ。さくらちゃん。」
「だって、血が疼いて仕方がないんだよぉ〜。」
何、可愛い感じに言ってもセリフが明らかに血の気が荒いからダメだよ。
「それじゃ、さくらはこれからも一人で戦って行くの?」
「タクミ。そ、それは………」
「いくらさくらが強くでも限界があるんだよ。だから少しでも頼って欲しいんだよ。だって君の仲間だよ」
その時、彼女が初めて子供らしい姿をを見せた。
顔をくちゃくちゃにして涙目になりながら必死に必死に涙を流すものかと、ガマンをしている姿を。
立場は違うけど、アテナに突然飛ばれた時は、きっと
「ここはどこ?」とか「お母さんはどこ?」
なんて思ったはずだ。
多分、ワンワン、泣きたかった気がする。
子供のように周りを気にせずに泣きたかった気がする。それを無理矢理ガマンをして俺と戦っていた気がする。負けていたがきっと、俺を倒せばきっと帰れると思った。でも倒すことができず仲間という名の「下僕」になったんだ。何を思ったんだろ。
たぶん。事故死ごときでビクビクしている俺以上にビクビクしていると思うんだ。
「……さくら。ごめんね。お前のことを考えていなくて。次はきっと間違えないから…本当にごめんね。」
多分だけど。きっと俺も泣いていた気がする。
俺も、帰りたいなぁ。
「……う、うん。………あ、ありがとう。タクミ。アンナもありがとう。」
これで、さくらと少し仲良くできたと思う。
「うん。さくらちゃんが反省したところで、一時的だけど新しい仲間のことだけど……。ぶっちゃけると、ここに働いているメイドさんなんだよ。」
「「はぁ?」」
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