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38話 ギルドでカード(身分証明書)を作るようです

「今からギルドカードの作成を始めます。こちらの紙に名前を書いてください。もしかけないのなら、私が書きますよ。」

「…私はかけないよ。どうしょうタクミ。かけなかったら冒険家になれないの?」

「大丈夫だよ。そのうち勉強しょうね。」

「うん。書けるように頑張る。」

「すみません。話を晒してしまって。彼女は、俺の連れですから俺が一緒に描きますよ。もしかして俺は、書けないと思いましたか?」

「冒険家になる人は、貧乏な人や前歴がある人や訳ありな人が入るぐらいですから! ちょっと珍し〜いかなぁ〜と思いまして。」


ヘェ〜。冒険家とは、貧乏な人や訳ありな人なひとの集まりであってみんな別のことをかんがえているんだなぁ。そう話してうちに書き終えた。

少し空白な所があるがまぁいいだろう。


「書き終えた。どうぞ。」

「あぁ、どうも。……タクミさんとさくらさんですね。私は、あの出身地の所が書いていないのですが?」

「ちょっとした田舎に一緒に住んでいまして!」

と、異世界転生をした俺は、誤魔化すようにいった。


「ふ〜ん。そうですか。では、少し待ってください。準備をするので」


と言い残してスタスタと部屋に入っていった。俺は、改めてギルドに来たんだなぁと思いカードができるのを楽しみに待っていた。

あれ、外が少し騒がしいぞ。確か、祭りの準備をしているのかな?


「お待たせしました。」

彼女は、水晶を出した。その水晶は、とにかく丸く光を反射して水晶を覗くように見るとグニァァと曲がっていた。見た感じタネも仕掛けすらない普通の丸い水晶。さくらがのぞいても何にも変わらない水晶。


「今から、この水晶を触れて見てください。」

言われるがままに俺は、水晶に触れて見た。

ひんやり、冷えていた水晶に変化がなかった。


水晶に触れた。特に意味がなかったみたいだ。

そのあと、さくらも水晶に触れたけどなんもへんてつもなかった。


「はい、ありがとうございますぅ。」

「楽勝だったね。」

「何を検査したんだ?俺は、ただ水晶に触れただけか?」

「この検査は犯罪、「例えば万引きや窃盗や人殺しなど」の犯した人のみのみに反応します。ちなみに反応した時の色は、白です。」

「わかりづらいわ!」


「はい、よく言われます。これで、検査は終わりました。もしよければ、魔法適正検査でも受けて見ませんか?初心者冒険家からは金をたかるようなギルドではないので」


「ほ、他のギルドでは、金を払って検査を受けているのですか?」

「いえいえ、実はですねぇ。最近、冒険家のイメージが悪くなって来ているのです。」

「それ、初心者には行っていいことなの?」

「すみません。最近冒険家の失業率ランキングなんと2年でナンバー2ですよ。ちなみに人気職業ランキングは、2ですよ。」


どうでもいいな。うん、どうでもいいことだが、少し気になることがある。これは、失業する職業が人気ということだ。

たぶん、魔物と戦って亡くなったとか、職業をナくしてしまったではなく、亡くなってしまったということではないだろうか?

それなら納得できるけどまぁ聞いて見よう。


「どうして、職業を失いかける職業が人気なんだ?」

「まぁ、人それぞれわけがあるのですが主な訳は、応用が効くことです。例えば、S級の冒険家がもし引退しても修羅場を潜り抜けて来た経験と名が通って来ているので護衛の依頼を受けたりギルド内の治安維持など引退してもその後に役に立つからです。」


ヘェ〜 。それは知らなかった。もし、引退しても依頼者との関係や経験があるからメリットしかないのか!確かにそれは人気のはずだ。


「でもまぁ、あんな風になってしまうかもしれません

と、彼女は指を指した。ありのまま姿の男たちは、踊っていた。みんな赤く酔っていると思うけれど踊っているものそれを見ているものとかとにかく楽しいそうだ。


「ですが、ここは自由です。人、獣人、エルフ、魔族、龍人、ドワーフその他の民族。そのようなものたち差別関係なく自分にあった仕事を受け、仲間と協力をして時に一緒にワイワイはしゃぐ。そのような者たちの集まりがギルドです。国家など関係ない、ギルドはいってみれば一つの国家なのだから」


タクミは「俺は、考えている以上の所に来たんだなぁ」と思った。


「あぁ、すみません。話を晒していましました。」

「いえ、自分で言うのもなんなんですか。今気持ちが高まって来ていますよ。」

「楽しみだね。」「あぁ、楽しみだ。」

子供のようにこれほど楽しみで胸が膨らんだことはないだろう。

「そ、それは良かったですね。あぁ、これでギルドカード作成をおしまいですよ。はい、これ。無くしたらペナルティーですよ。」


と渡らせたカードに少しの温かみを感じられた。出来立てなのか彼女の手の温もりなのかはわからないのだけれど、これが俺の身分証になるのかと思った。


「この後、諸注意をしますけど。どうしますか?」


「すみません。また来るので。これから、関所に行って審査をしないと。仮の身分証明書だったら嫌なので」

「祭りが2日後にあるというのによく仮の身分証を作ってもらいましたね。」

「たまたまですよ。」

「……まぁ、訳ありなのでしょう。聞かないでおきます。最後に、私の名前はクレカですよ。タクミさん。さくらさん。言い忘れていましたね。貴方たちの今のランクはFですよ。」

「ランクとはなんですか?」

「ランクは最低ランクのFから最高ランクのSSまであるですよ。ランクを上げるのには、色々条件がありますから最高ランク目指して頑張って見てください。」

「はーい。では関所に向かわないといけないので失礼します。」「失礼するよ」

「タクミ。遅いよ。すぐ終わるはずなのに!全く」

「ごめん、ごめん。色々説明してもらっていたんだよ。アンナ」

「アンナさんと知り合いですか?」

「そうだよ。クレカ最低限しか話さないのによく話していたよね。珍しいね。」

「クレカさん。なかなか話さないひとなんだ。」

「すみません。人と話すのが苦手なもので。ギルドでは、決まったセリフしか話していませんので」

「役者ですか?もう少し話して見てくださいよ。話して見たらきっと楽しいですよ。」

「タクミ、早く行くよ。あそこの傭兵色々うるさそうだから。」

「わかった。クレカさん。さくら行こう。それでは、

また。」

「はい、また来てください。」

クレカはまんべんな笑顔で答えてくれた。その笑顔は、春が来たかのようないい笑顔だった。近くにいた青年が顔を赤くしていた。

あの子ほれたなぁ。(ニァニァ)


その後、その後借りていた仮の身分証明書を持って関所にいった。

(わざと)石につまずき仮の身分証明書を手裏剣のように投げ返してしまった。1マイクロで投げた手裏剣(仮の身分証)は、傭兵のカブトの頬の横を通り後ろ壁に突き刺さった。

傭兵さんは、

「新手のスパイだな!」

といって捕まえようとしたので「オレチガウ」と否認の言葉を言っていたら、アンナが転んだだけだよ、私が付加魔法(エンチャント)をつけただけだから威力が出てしまっただけだよと言って傭兵さんを説得してくれた。


ありがとう、アンナ。助かったよ。

あと、さくらさん「私もして見たそうな顔」で目見ないでください。いたずらは良くないですよ。



できたら番外編としてクリスマスストーリー(前半、後半)を作りたいと思います。


まぁ、期待してまってください。

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