29話 学校のお偉いさんことを話すようです。
「国立ウィザード学校にまさかな……」
なんか、アテトラがそこのお偉いさんに気がしてきた。その人が俺をスカウトするみたいなそういう展開がありそうで怖いのだ。
「国立ウィザード学校の学園長の名前は、エマ。」
普通の名前だ。俺の思い違いだったようだな。
「フルネームを言ってくれ。」
「エマ・A=テトラスというんだ。Aは、簡単に言えば身分だよ。Aが最高でFが最低だよ。でも、Fでも貴族より上だよ。変わった身分だよね。」
確かに変わった身分だ。Aが最高で、Fが一番下か。
俺の気のせいかな?
「偶然だな。俺のさがしている人は、アテトラというんだ。なんか似ているだな。」
「ふーん、そうなんだ。奇遇だね。偶然、たまたまそうだっただけだよ。」
「それもそうだな?その人の特徴を教えてくれ。」
「分かった。その人の特徴は、背が低く髪はピンクで子供ぽい服装をしている人。」
「おい。大丈夫かよ。そのロリは、労働基準法に適用外じゃないのか。子供は、幼稚園か保育所に行くべきじゃないのか?」
「大丈夫。歳は100歳を超えているから大丈夫。」
合法ロリではなく、見た目がロリの頭がババァなんて。まるで薬を飲んで体が小さくなって、頭が大人という自称なんとか小学生と同じじゃないのか。
いや、まて、そいつはエルフじゃないのか。それなら100歳でも生きているということに納得することができる。ここまできて異世界感を無事壊してきたこの世界観だかこっちは、どうなっているんだろなぁ?
「俺のSF知識が疼いているぜ。そいつは、エルフだな。それなら、納得できる。その集簇は、長生きするからな」
「何を言っているのかは、わからないけど……その集簇は、森にしかいないからライマムみたいなところにはないとおもうけど?」
「なに。そいつは、気づかなかった。」
俺は、てっきり森をでていて村とかに溶け込んでいそうな集簇かと思っていた。薬草を売り、金儲けには乏しい集簇と思っていたその集簇は、森で鎖国状態とは……。これは、ライマムに着いたら早速向かわなければ。
「いざ行かん。目指すは、エルフの村。アンナ、早速エルフの村を教えてくれ!耳長い女の子が俺も待っている。」
「そういうことは、僕の要件がすんでからでいいかなぁ?要件が住むまでに逃げたらァ……ホモスラのこと話すよ。(ニッコリ)」
「くそ。済んだらいうなよ。」
「分かっているよ。」
ちょうど、目の前に山のてっぺんが見えた。俺たちは、山頂で降りた。急に降ろされて、アンナは驚いているようだ。
「ちょっとどうしたの?」
「疑いたくはないけど、そのネタで、俺を脅して生きそうだから、約束をしよう。」
「約束をします。ホモスラのことは、いいませんw。」
それじゃ、そのうち使われそうだから今のうちにこの話にピリオドを打とう。
「アンナ知っているか?俺の世界では、約束を破ると千本の針を飲ます儀式的なものがある。」
「何。その儀式ライマムの犯罪の中で一番重い刑だよ。そっちの世界では、絶対に約束を守らないといけないだね。分かったよ。もしだけど、もし約束を破ったら、針千本飲むよ」
まさか、そんな命をかけることになってしまうとは、俺の言い方がよくなかったか?
「oh…………。まぁ、約束を守ればいい話だ。まさか、ここまで重くなるとは思わなかったけど。小指をだして。」
「こうかな?」
とアンナは、まるで人形みたいな綺麗な手だった。そして小指を出してきた。俺は、こんな美少女と指切りげんまなんで初めてだ。そんなことを考えていたからかどうかはわからないけど、手から汗が出てきた。服で手を拭きそして、
「小指をかけて、破ってはいけない魔法の言葉をいうんだ。」
「……うん。分かったよ。……」
そこまで緊張しなくてもいいと思うがまぁいい。
「指切り、げんま。うそついたら、は・り・せ・ん・ぼ・んをぶち込んでやる。指切った。……これをいうんだ。」
ちょっと、怖く言ってみたwら
「ひぃいーーーーー。何の呪法じゃないの。タクミが言ったら夢の中に出てきそうなくらい怖いよ。」
そこまで、怖いか!さすがに、俺のガラスのハートに傷が入るぐらいひどいことを言われた。
「約束を守ればいいんだ。やるぞ。」
タ「指切り、げんま。うそついたら、針千本をぶち込んでやる。指切った。」
ア「指切りげんま。うっ、ウソツイタラ、は・り・せ・ん・ぼ・んヲブチコム。ユビキッタ。」
怖い怖い。アンナが片言になっている。この世界では、指切りは脅しにつかえるなぁ。
「これで、おしまい。破るなよw」
「うん。ぜ、絶対守るよ。」
アンナは、まるで子鹿のように体をブルブルしていた。アンナにもこんなところがあるんだなぁ〜と思っていたら。
「タクミは「誓いの指切り」を覚えた。さっと出番が来たわ。私の出番をふやせ。」
「うるさい。」
アイの心の叫びが出た気がする。
頑張って増やすから待ってください。
「お前にはこんな微妙な、気持ちがわかるか!」
「ウン、ワカンナイ。」
「ほほぅ。ステータスさんは、「働きたくないでゴザル」の精神の元みんなを不平等にみているのだぞ。お前がどうなるかを教えてやろう。」
[称号 リザードマンを与えられました。]
称号リザードマン
トカゲもどき、人もどき。中途半端な存在。
とばっちりはきっちり俺に帰って来ました。
「くそ〜。なんて事をしてくれたんだ。称号で遊ぶなと言ったろ。」
「それともう一つ。」
タクミは、「誓いの指切り」を覚えた。
誓いの指切り(オート)
約束を破ると、ウソツイタ、らの後のことを行う。
怖い怖い。できる限り、この指切りを使用しないほうがいいな。子供の頃に絶対に聞く言葉が、子供の頃に絶対に聞く脅しの言葉になってしまう。
「……ーい。おーい。」
「はぁあ。どうした。早くの山を越えないと寒くて……凍え死んでしまうよ。」
忘れていた。途中で降りたとはいえ山の山頂だ。動きやすいような姿だ。説明していなかったが、俺は学ランを着ている。アンナは、動きやすいその服装は、ザ・異世界という涼しいそう服装だった。そんな、夏にでも着そうなその服装は、山の前では、寒そうに見えるのだ。
そんな俺は、人間をやめたことを受け入れたような感じで、龍化を使いゆらゆら飛んでいた。飛んでいる途中で夕日が見えた。その夕日は、オレンジと赤が混じったようなまるで故郷を思い出すそんな夕日が一面に広がっていた。
次でとりあえずライマム編は、終わります。
1・2話ぐらい番外編を加え次の章に行きたいと考えています。
次の更新は、一日置きます。




