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25話 二人の王女がお話をするようです。

「今更だか、このイベントの拒否権は、ないか。」

「もちろんありません。何せ、この魔族の王が決まりますから。この誘いに乗った方がいいと思いますわ。」

「強制なのに、なぜ、誘いに乗った方がいいんだ?」


「それは、魔王候補とそのペアが優勝したら実は…」

「実はね、お金がくれるんだよ。確か5kくれるんだよ。アリスお姉さま。忘れないでくださいよ。」

と、顔を真っ赤にしていった。


「それもありますけど、もう一つ……。ふーん?まさか……。そういうことね。アンナ。ちょっと話が。

タクミ様、妹と話させてくださる。」

「わかった。はやくしてくれよ。」

「わかっていますわ。いきますわよ。アンナ」

「ちょっと、引っ張らないで。服が伸びるじゃないか。やめてよ。うわ〜。」


と、アリスはアンナを子猫のように引っ張られて遠くのご立派な大木がある所にいった。


あそこなら、魔物に襲われていてもすぐに助けに行けるから大丈夫だろ。


さって、どんな騒動に巻き込まれるのか。

「お姉さんか、アンナか…。どっちを選ぼうか。さくらは、どうする?」

「私はね、アンナがいいなぁ。」

「俺もなんだよ。」


お姉さんは、なんか優しすぎて逆に怖いというか。人使いが荒らそうだからとかいろいろ文句は言える。


「アンナたちは、何の話をしているのやら。」



アンナサイド


「アンナ。まさかタクミ様に恋を抱いているのですか。でも貴方には、許嫁がいるはずでしょう。あの方とペアを組むのではないのですよ。私が組みます。」


「別にいいでしょう。これが最後になるかもしれないのだよ。だから、最後ぐらいワガママを聞いてよ。アリスお姉さま。」


「できたら、そのワガママを聞いてやりたいけど、訳があるの。6日前、貴方が光合草を取りに城を出た時カイザー将軍が話せるようになったのですわ。顔の特徴は、優しいそうな顔で体は普通。髪は、黒。だったのこと。」

「他の特徴は?」

「そこで彼は気絶をしたからわからないわ。もし、魔王戦に出たら私やあなたは、どうなるか?」

「だいじょうですよ。私も強いですし。あの二人は私より強く、多分お父さんより強いですよ。」

「そんなわけないでしょう。ははは、冗談は今はやめてくださる?」

「まぁ、それは楽しみということで」

「はいはい、楽しみにさしておきましす。」


彼は、ホモが嫌いのようだ。脅かしただけで気を失って、3日後に目を覚ますようなそんな彼だ。彼には悪いけど、脅しても彼にはペアとして出てもらう。

彼の力があれば、負けることはないだろ。


「わかりましたわ。ただし、条件がありますわ。彼を惚れさせて見せなさい。」

「なっ、何を言っているだよ。」

「サタンの娘たるもの、いて欲しいと思った人を必ず捕まえること(合法的になって)」

「わかったよ。サタンの娘として約束するよ。」


「わかったわ。守りなさいよ。」


「うん。」


この前会ったばかりの少年に恋をいだくなんて恋とは、突然来るものなんだなぁ。


アンナは初めて、異性恋をしていることに気が付いた。そんな、恋をしている異性、タクミはそんなことを知らずに草むらで昼寝をしているのだった。








次の更新は、水曜日にしたいと思います。

これからもよろしく。

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