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紙上史  作者: こーりょ
2 はじまりの街を出て
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2 遠い昔の少女の日記

自分の産まれた意味について考えるのは、やっぱり何度考えても馬鹿馬鹿しい。と、そう思う。



どうして私は生きてるの?

どうして僕は産まれたんだろう。


人はそれをどうして考えるんだろう。それでうっかり意味を見出してしまったらどうするつもりなんだろう。

産まれた意味があれば、否が応でもその意味に縛られなければならなくなることに気がつかないのだろうか。


……意味があれば必ずしも幸せになれるとは限らないことにも、気がつかないのだろうか。


今更こんなことを言ってもただの我侭だったけれど、私はやっぱり自分に意味なんて欲しくなかったや。

最期、私の意味に、ほんの少しだけ反発ができたのは嬉しかったな。

反発をすることを許してくれたみんなには、感謝をしてもしつくせない。

ありがとう。最後の最後に、この気持ちを伝えられてよかったな。

素直になるのも悪くないって、今なら思える。

なんならもっと最初から、自分の気持ちを恥ずかしがらずに出していればよかった。嬉しいと 心配だと …………好きだと。もっと口に出せば良かった。


さあこれからどうしよう。

そういえば勝手に使ったけれど、このノートはなんだろう。

しばらくしたら、私と同じように消えてしまうのかな。


だったらもう少し、最後の私の勝手に付き合ってもらおう。



括りに。

この世界で産まれたあなたの、意味のない毎日を心から願って。



二章終了です!!

ゆっくり更新なのにもかかわらず読んでくださり本当にありがとうございました。

三章もぼちぼち執筆中なので、どうぞよろしくお願いします!

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