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第十八話:ギルド訪問2

※前回からの続きです。

翌日の昼休み。仕事の合間を縫って私はギルドへ向かうことにした。

琥珀に案内されたのは森を入るとすぐに見えてくる泉がある場所だった。

「ここがギルドの入口?」

「そうだ。その泉に足を入れてみろ」

は?なにをいってるんだ。この妖は。足を泉に入れて濡らせといっているのか。もしくは沈めと?深さは知らないけど。訳が分からない。そう思って琥珀を見つめるも、至って真面目にいっているようで、ふざけている様子は全くない。仕方なく、琥珀の言葉を信じて泉に足をつけると不思議な現象が起きた。

なんと、私の足は沈むことなく泉の上に乗っている。否、泉の上に立っている、というべきか。

なんじゃこりゃ、と驚いていると、足元に突然緑色に光る陣が現れた。

「えっ!?」

思わず声を上げた私だったが、次の瞬間には眩いばかりの光に包み込まれていた。

 

反射的に閉じていた目を開けると、そこは先程までいた森ではなかった。どうやら、泉がギルドへ通じる入口というのは本当だったようだ。いや、疑っていた訳ではないが。当然のことながら、魔力を備えた魔術師のみが通れる場所となっているのだろう。

辿り着いたその場所は、とても広い空間だった。綺麗な木目が浮かび上がる木の壁が周囲を覆い、目の前には受付のような小さなカウンターがある。そこに一人の女性が立っている。カウンターの左側を進むと、奥には四人がけのテーブル席が八席並んでいる。反対にカウンターの右側にはウッドデッキがあり、プランターに植えられた色とりどりの沢山の花が遠目に見えた。

カウンターのすぐ右横には、掲示板のようなものが立っていて、なにやら沢山の紙が貼られている。

「こんにちは」

きょろきょろ辺りを見回していると、カウンター越しに話しかけられた。

※次回更新は明日になります。

Copyright(C)2023-音愛

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