第98話 学力トップと驚愕の事実
作者は語りたいその98「実行できない定期連載」
今度こそは定期連載するって言ったのに、またできませんでした…。やはりリアルが忙しすぎてとても難しいようです…小説の連載をやめることは絶対なく、完結させるということは約束できますが、前みたいな毎日連載は厳しいのかもしれません。
3人はまず、自分の名前を探した。
「うっわー……まあ正直こんなもんだよなぁ。まあ俺の実力はこんなもんってことさ」
草道は真ん中より少し下の所だった。あまり勉強をしていなかったのか、勉強したのにその問題が、テストに出なかったのかはわからない。そもそもテスト範囲がわからない勉強は、あまりにも高得点を取るのにはきつすぎる。
「私は今回いい感じかも♪」
小泉はいつも真ん中らへんだったが、今回は珍しく11位だった。
「もしかして結構勉強したりしたの?」
「うーん……このテストのために勉強したってよりは、エルラ対策かな。このままだと私死んじゃうって思ったから、少しでもクイズに答えられるようにするために、勉強したって感じ」
「なるほどな」
エルラ対策で勉強を頑張った結果、普段より高い順位を叩き出せたということか。
もはや勉強会は必要ないのかもしれないな。
ちなみに俺はいつもと同じぐらいの順位だった。
なお学級委員は頭がよく、第2位をとっていた。さすが学級委員だ。
……なにげに学級委員の順位を見たのは久しぶりかもしれないな。
さて、そんな中俺は気になることがあった。
1位の存在である。
俺は1位の名前を確認することにした。
「1位の名前は……戸田健二!?」
「うん?どうした急に?」
戸田健二……この名前に少し気になる点があった。
まだ普通の会話をしたことがない相手。俺は1つ気になることがあった。
この人の名字……あのご近所さんの名字と同じだ!
俺はすぐに、あの人に話しかけたくなってきた。
授業は終わっている!
……しかし問題があった。顔と名前が一致していないため、誰が戸田健二なのかがわからない。
小泉と草道ばかり話していたつけか、ここに来て回ってきたようだ。
だが俺は諦めない!急いで職員室へと向かった。
コンコン
「失礼します。木村先生はいますか?」
「おお!どうした?」
「実は……」
俺は戸田健二のことについて、聞いてみた。
「あいつは頭が良くてな、いつもテストで上位を取っている。1位を取ることもあるよ」
「ちなみになんですが……その人の顔写真っていうのはありますか?俺まだその人の顔と名前が一致してなくて……」
「おいおい!彼とはもう1年も一緒だろうに!……まあいいちょっと待っててな」
担任は生徒の写真を探し始めた。
「ほれこれだよ」
「ありがとうございます。ちなみにもう1つ聞きたいのですが、その人の母親の名前って教えてもらうことはできますか?」
「なんだね急に!それを知って何になる?」
……これは素直に言ってしまってもいいのだろうか?
素直に答えるべきか、嘘を付くべきかで迷っていた。
だがここで嘘をついても、いい方向に転がる可能性は低いと考えた。
俺は素直に事情を話した。
「なるほど!そういうことなら協力しないとな。母親の名前だが……」
「……(ゴクリ)」
「戸田 あおいだよ。これを知って何になるかはわからないけど、これでいいか?」
「……!」
俺が考えていたことは……当たっていた。
あの人は、ご近所さんの息子!
これは大きな情報を得たぞ!
……だが冷静に考えてみると、だから何だっていう話になる。
別にご近所さんである、あおいさんがエルラ事件に関わっているという事実があるわけではないし、息子も関わっているわけじゃないかもしれない。
一体俺は何のために調査をしたのだろう?
そう考えつつも、俺は職員室を後にした。
作者からの小話その98「学力1位の正体について」
緊急学力テストで1位を取った生徒の名前は、戸田健二。そして戸田健二はなんと!ご近所さんである戸田あおいの息子だった!これは主人公にとっては大きい情報だと喜んでいたが、同時にエルラ事件と何も関係ないことだと言うことに気づき、半分落ち込んでいた。……本当に何も関係ないのだろうか?




