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スリープログレムダイ  作者: ラリオス
第9章 語られる絶望の真実
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第64話 お兄ちゃん!私達隠していました。

作者は語りたいその64「この数字といえばあのハード」

ついに64話まで連載できました!そしてこの数字といえば、やっぱり任天堂64ですよね!あのゲーム機は、残念ながらプレステ相手に劣勢でしたが、あのゲーム機は本当に神です。マリオ64を始めとした、いくつもの神ゲーが生みだされました!

こうして……瑛子と順子からの重要な話は終わった。

その話を聞いて、俺はさらに絶望した。


まさか妹と妹の親友までも、あのエルラのクイズゲームに参加させられていたとは!

……やっぱり、あながちあの脅迫状に書いてあった、全生徒に復讐するっていうのは本当にやるのかもしれない。そう思った。

……だが1つ引っ掛かることがある。家族には影響がないはずの妹はなぜ狙われているのだろうか……?


「お兄ちゃんごめんね、こんな重い話をしちゃって」


「それについては大丈夫なんだが、1つお前に聞きたいことがあるんだ」


「どうしたの?」


「少し前に大井調査団として、あの猫の捜索を行ったよな」


「そうだね。それがどうしたの?」


「猫に遭遇して、その猫が瑛子に近づいていったとき、なぜ逃げなかったんだ?」


「……?」


「いやほら、例え既に猫に触れてしまって、クイズゲームが始まってしまったとしても、再度あの猫に出会ったら、逃げようとするじゃない?」


「えーなんで?」


……瑛子が全然俺の言いたいことを理解してくれない。


「これ以上状況が悪化したらどうしよう?って普通は考えないか?」


「あーそういうことね」


やっと理解してくれた。


「もちろん私も猫に出会ったときは、そう思ったよ。でもそれよりこのゲームを終わらせるための、手がかりが欲しかったから。気づいたら逃げるっていう考えを失っていたよ」


「瑛子……」


瑛子のあの時の考えていることについては理解しようがないが、どうやら瑛子は、目的のためなら、非常に高い行動力を使うようだ。例え危険だとしても突っ込んでいくスタイルはいいな。


「剛士さん。ついでなのでもう1つあの時に関する隠し事をお話しますね」


「……?」


急にどうしたんだ順子。何やら重要な話な気がする!


「実は剛士さんに会う前、瑛子ちゃんと2人で打ち合わせをしていたんです」


「そうなんですか」


それは……あの猫を調査する少し前の話、お兄ちゃんに会う前の話である。


「急にどうしたの瑛子ちゃん、わざわざ校舎裏を選ぶなんて」


「あのね、どうしても2人だけで、誰にも見られる可能性の低い話をしたかったの」


「誰かに知られるとまずい話なの?」


「いやほら、私達ってあのエルラとかいうやつにクイズ出されているじゃん。その事実を他の生徒に聞かれたら、変な人だって思われるかもしれないじゃん」


「そういう理由なんだね……。まあでも今の所私達以外にクイズを出されているっぽい人はいないし、やっぱり私達だけなのかもしれないね」


「うーんでもなぁ。私は他の生徒にもクイズを出されている人いると思うんだよね」


「どうして?」


「だって脅迫状には、全生徒に復讐する!みたいなこと書かれていたじゃん。ってことは最低でも何人かは同じ環境の人がいると思うよ」


「うーん……確かにそうかもしれないね」


「うん。だけどそれは真実かどうかはまだわからないから、念の為2人だけで話したかったの」


「とりあえず事情はわかったわ。それで何の話をするの?」


「今週の休日って空いてる?」


「まあ予定は入っていないけど、どうしたの?」


「実は、私と順子ちゃんとお兄ちゃんの3人で、あの猫の捜索を行いたいの」


「……!」


あの猫を探索するって……?それを聞いた瞬間、私は少し動揺してしまった。


「だってあのクイズゲーム嫌でしょ?1日でも早く解放されたいよね?」


「そりゃまあそうだけど、本当に大丈夫なの?今より状況が悪くなる可能性だってあるんだよ?」


「そんなのわかっているよ。だけどこのままじゃ!絶対にエルラには勝てない!」


「瑛子ちゃん……」


瑛子が強めの口調で言ってきた。どうやら本気でゲームを終わらせようとしているみたいだ。

私は親友として、答えてあげないといけない。


「わかったよ。協力するよ」


「ありがとう!さすがは親友だよ!」


「こんな感じで、打ち合わせしていたんです」


「そうだったんですか」

作者からの小話その64「行われていた打ち合わせについて」

あの猫を怖がらなかった理由がもう1つ…、判明しました。妹と妹の親友は、既にあの猫を調査するということで、打ち合わせが済んでいたのです。そしてこの打ち合わせの時点で、妹はあの猫を見つけたら、逃げずに調べるという強い気持ちがあったのかもしれません。

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