表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スリープログレムダイ  作者: ラリオス
第9章 語られる絶望の真実
60/140

第60話 友達の衝撃のカミングアウト

作者は語りたいその60「祝!連載60話!」

ついにこのシリーズも第60話まで連載しました!そしてこのシリーズはいよいよ本格的にストーリーが進んでいきます。ついに犠牲者が出始めてしまいました。…人は簡単に死ぬ生き物だ。っという言葉を昔聞いたことがありますが、本当にそうなのかもしれませんね…。

俺は自分の席に着いた。


……教室内の空気が重い。

無理もない、人が死んだんだから。


もちろん俺も平常……とは言えず衝撃すぎる出来事に、動揺を隠せない。

だが今は……授業に集中するしか無かった。


国語、社会、体育となんとか終わらせた。

正直あまり授業に集中できなかった。いつもよりメモも取れなかったし、先生の話もうまく聞けなかった。体育は途中体が止まることがあり、怒られそうになった。


そんなこんなで辿り着いた昼の時間。

さあいつもの3人で明るい話を……


「…………」


「…………」


2人は何も喋ってこない。まるで感情が無くなったかのように。

俺は勇気を振り絞って、草道に話しかけた。


「それにしても……小畑はなんで死んでしまったんだろうな?」


「……なあ」


「……?」


「それについて話す前に、まずは謝らせてくれ」


「俺は別に、何も悪いことされてないと思うのだが……」


そう言い終わる前に、草道が俺の前で土下座する。

それに続いて小泉も土下座する。


「ごめんなさい!」


「一体どうしたんだよ2人揃って、らしくないぞ?」


「俺達は……隠していたんだ」


「隠してたって、何をだよ?」


「どうせ誰にも信じてくれないって思ってたから、家族以外の人には知らせていなかったんだ。……クイズゲームのことをな」


「……!」


うっ、嘘だろ?この2人も、エルラからクイズを出題されていたというのか!

ありえない……小畑がクイズゲームの被害にあったということだけでも驚きなのに、

まさか2人まで……これは間違えなく大きな事件になる。


「私は1日3回、突発的にクイズが出題されるの、しかも脳内に直接語りかけてくるし、現実の時も止まるから、他の誰かにクイズの答えを相談することもできない」


「くそ!なんてやろうだ!エルラとかいうやつ!」


「…………」


エルラ!一体どこまで弄ぶ気なんだ!一体、奴の目的は何なんだ!


「ちなみに少しいい情報をあげると、俺の姉は、クイズを出題されていないみたいなんだ。姉だけじゃねぇ。父も母も出題されていない!つまり俺だけが出題されているってことだ」


「私もそんな感じかな」


「なんだって!?」


なぜ家族には出題されない!これはとっても不思議なポイントだ。

……だがこれは逆に考えると、俺の場合でも俺以外にエルラのゲームの影響を受けることは無いっていうことだ!つまり家族に被害は及ばない!


「俺も今の所、家族に出題されたっていう話は無いな」


「ったくなんで俺達だけ出題されるんだろうな?」


「小畑君……スポーツ優秀だったんだけどなぁ」


「でもあいつ、勉強ができるわけじゃないからなぁ」


「とにかく……2人もエルラからクイズを出題されているんだな?」


「ああ」


「うん」


「わかった。じゃあこれから3人で、エルラに関する情報交換とかしてみようと思うんだが、どうだろうか?」


「それはいいんだが、俺は今何も情報を持っていないぜ?」


「私も、無いかな」


そう簡単に新しい情報が手に入るわけ無いか。

作者からの小話その60「恥ずかしさによる隠し事の代償について」

主人公の友達である、草道と小泉は、クイズゲームを出題されていることをずっと隠してきました。隠した理由は、話した所で笑われるから。という理由だった。その気持ちはわからなくもないですが、もっと早くこの事実を伝えていたら?展開はどうなっていたでしょう?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ