第57話 2つの大きな疑問の進展
作者は語りたいその57「物語はいよいよここから本番!」
皆さん長らくおまたせしました。いよいよこの物語、「スリープログレムダイ」のミステリー要素などは、今回から一気に物語が進んでいきます!主人公が気になっていた、2つの疑問が解決されたとき、すごく重大な事実を知ることになるでしょう!
「お兄ちゃん……やっぱり何かあったんでしょ」
「ああそうだよ。話すから」
俺は今突然死の恐怖に怯えているっていうのに、ここで瑛子の隠し事暴く主義によって、まさか俺の隠し事を見破り、何が何でも聞く体制になるとはな。
さすが瑛子だ。もはやこの隠し事を瑛子に隠し通すことはできないだろう。
「実はな……さっき風呂入っている時に、今日3回目のクイズゲームが行われてな、そこで出された問題に、間違えてしまったんだ。こんなことは初めてだ」
「……そうだったんだね。そんな辛いことがあったなんて……」
「俺はやはり勉強すべきなんだろうか?」
「それもあるけど、一番いい方法は、やはりエルラの正体を突き止めてゲーム自体を終わらせることだと思う」
「やっぱりそれしかないよな。エルラの出題範囲は広すぎるから、勉強だけで解決はできないよな……」
とはいえエルラの正体を突き止めるのもまた難関。エルラのクイズゲームが始まった元凶の可能性が高い猫も、なぜか順子と瑛子はあの猫に対し、全く怖がる様子を見せなかった。
……これがどうしても引っかかる、忘れかけていたが、やはりこの疑問をそのままにしておくわけにはいけなさそうだ。
「あっ!そういえば私からお話があるんだけど、いい?」
「どうしたの?」
「……明日、順子ちゃんを家に泊めてもいい?」
「俺は別にいいけど、急にどうしたの?」
「さっきの話を聞いて、私も覚悟を決めたよ」
「……?」
「明日私達がなぜ、突然死の原因を作った可能性が高い、あの猫に対して全く怖くなかったのか?これについてお話するよ」
「……!」
俺が今まさに思っていたことを、明日話してくれるのか!これはとても嬉しい。
……てかその事実は、なぜ今まで黙っていたんだろう?
「それは嬉しいけど、なぜ今までそのことについて黙っていたの?」
「あの猫と私達には……重大な事実が1つだけあるの。だけどあの場ではなかなか言い出せなくて、だから今日まで黙っていたの。ごめんなさい」
「そうなんだ」
なんでだ?なぜクイズゲームと関係ない、瑛子と順子があの猫の事実を今日まで隠していたんだ?一体何があったんだ?
あの猫はクイズゲームと関係ない事実を見つけたなら、わざわざ俺に隠す必要はない。
あの2人は俺を突然死の恐怖から救ってくれる、そういう強い思いがあったはずだ。
「とにかく、明日順子ちゃんを家に呼ぶから」
「わかった」
「あともう1つ……」
「……?」
「前に中学校の先生が、お兄ちゃんにお話したいって言ってたしょ?」
「うん」
「明日これについてまた、先生にお話するんだけど、会いに行ってもいい。ということで話を進めても大丈夫?」
「いいよ」
俺としてはこっちも結構気になる。一体中学校の先生は、何を話そうとしているのだろう?
「これで話は以上だよ。それじゃあ私は風呂に入ってくるね」
そう言って、瑛子は俺の部屋から出た。
その後瑛子と話すことはなく、俺はいつも通り動画を見たりゲームをしたりして、今日は寝ることにした。明日からまた学校が始まる。なんとかして、
クイズを間違えたことに対して落ち込んでいる状態から、気持ちを切り替えないとな。
そして俺は寝た。
作者からの小話その57「突然の隠し事暴露について」
主人公が、今日初めてクイズに間違えてしまったことを妹に伝えると、妹は順子と一緒に、あの猫に全く怯えなかったのはなぜかお話すると言いました。なぜ突然話すことになったのかはひとまず置いておいて、一番気になる点は、「なぜ今日まで隠していたか?」ここが非常にポイントになりますよ!




