第55話 想定していた最悪の序章
作者は語りたいその55「短時間での出来事思い出し」
私はあまり短時間で仕事をこなすっていうことが苦手なので、基本的にどんな仕事も人より時間がかかってしまいます。今日の出来事を思い出さないといけないときも、人より時間がかかってしまいますね。でも誰よりも丁寧に仕事していますよ!
夕食を食べ終わった後、俺はすぐに風呂に入った。
「ふぅ……」
今日の風呂もとても気持ちよかった。最高の気分である。
今日俺は順子に嫌なことをしてしまった所もあるが、最終的に3人でゲームして、楽しく遊ぶことができた。それによって順子から正式に友達として認められたのだ!
これはとても嬉しいことである。
些細なことのように思えるが、俺からすれば大きな前進だ。
ということで、今日の風呂はいつもよりも気持ちよく感じられる!これから順子とさらに仲良くなれたらいいな……と考えていたその瞬間!
視界が異空間に変わる。そしてエルラの声が聞こえてきた。
「楽しいことがあれば、風呂も一段と気持ちよく感じるよね♪」
「まあな。機械であるお前には、完全にはわからないかもしれないがな」
「まあ……それに関しては僕も機械であることを落ち込んでいるよ」
エルラも風呂に入りたかったんだな。ってかエルラを作った人は、エルラの洗浄メンテナンスとかはしないのかよ!
「まあそんなわけで、今日3問目のクイズ行くよ!」
「ああ」
何も風呂に入っているタイミングでクイズを出してこなくてもいいのに……、せめてこの時間はゆっくりしていたいよ……。っと少々気持ちがどんよりとしてきた中、エルラは今日3問目のクイズを出した。
「問題!日本三大夜景はどこでしょう?」
「……!」
やばい!この問題はマジで全然わからない!どうしよう?答えられる気がしない!
俺は初めての自体にひどく動揺していた。
「あれ?大丈夫かな?残り20秒だよ」
考えろ!思い出すんだ!今まで習ってきた社会の勉強を!
……ダメだ!俺の記憶が正しければこんなことを習ったことがない!
「10、9、8」
思い出せ俺!僅かな希望を捨てなければ!諦めなければ!
「7、6、5、4」
夜景……有名な場所……本当にわからない!
「3……2……1」
いくら考えてもダメだった。
「0」
「はーい!ざーんねーん!君は今日初めて問題を間違えちゃったね」
「うぐっ」
「これで1回目のデステップだよ」
「……デステップ?」
「死ぬまでのカウントダウン……見たいな感じかな?ほら最初に言ったじゃないか!3問連続で間違えたら死ぬって」
「それはわかっている」
「んで今回間違えたから、ステップ1の状態にいるわけ。次間違ったらステップ2に行くけど、正解したらステップは0に戻るってわけ、まあ次がんばんなよ!ふふふっ……」
そう言うと、エルラは去っていった。そして視界も元に戻った。
……今日最後の問題は、初めて間違えてしまった。
作者からの小話その55「わからないテンパリについて」
主人公は初めて、全くわからない問題を出されました。これについて何とか答えようと頑張りましたが、残念ながら答えることはできませんでした。ついにクイズのレベルは、主人公の学力を上回り始めたということですね。さて主人公は今後どうなるでしょうか?




