第51話 激闘!主人公VS妹の親友
作者は語りたいその51「私物は見られてもいいの?」
基本的に私は、特に見られたくないノートとかは無いですね。基本的に友達とかに見られても大丈夫です。じゃあ隠したい秘密とかは過去に1度も無かったのかというとそういうことはなく、そもそも見られたくない物は、ノートとかに書かなかったですね。
俺は机の上に置いてあるノートが気になった。そして机の方へ近づいてみる。すると……
「それは……!」
順子は慌てた様子でこちらに向かっている!
そして次の瞬間!
ドカッ!
「……!」
バタン!
俺は順子に強く押されてしまい、壁にもたれかかってしまった。
「うぐっ……」
想像以上に強い力で押されてしまった。背中と胸が痛む。
「あっ!」
順子がこちらを見て動揺している。
「すみません!思わず強く押してしまって……このノートを剛士さんに見られたくないので、なんとしてでも見られないようにしたくて……」
「そういうことでしたか」
このノートには一体何が書かれているのだろうか?何か見られたくないものでもあるのだろうか?順子がそこまでして守りたい、ノートの内容とは?
急に始まった新たな謎に、俺は少々動揺した。
本来であれば、友達や他人のノートの内容を見るなんて、非常識の行動である。これは俺もわかっている。だがこのノートもしかすると……何かクイズゲームに関することが書いてあるかもしれない!
そうなると……
俺は悩む、とにかく悩んだ。順子の見られたくない物をそのまま見ないで終わるか、それとも僅かな希望を元に、最低な男としてノートを意地でも見ようとするのか……。
少し悩んだ末……
「順子ちゃん……さっきはすみません。見てもいいか先に聞くべきでした」
「いえいえ、大丈夫ですよ。とにかくこれは見せることはできないです」
「ですが今回ばかりは、俺はプライドも信頼も捨てます」
「……どういうことですか?」
順子がどういうことか聞いている間、俺はノートを再び見ようとした。
「……ああ!」
順子は再び俺を突き飛ばそうとする、
だが俺は同じ手に2度も引っかかるほど間抜けではない。あっさりとその攻撃をかわした。
「くっ!」
「……!」
順子はかなり必死になっていた。
今の順子は……もはやいつもの明るい順子ではないようだ。
だが俺は……プライドも信頼も捨てる覚悟を見せた。今更後に引くことはできない!!
順子は両手を使って、俺のことを捕まえようとしていた。
だが俺はその猛攻を華麗にかわしつつ、ノートに近づく。
「よし……」
後もう少しでノートが見れそうだ。……と思ったその瞬間!
「お兄ちゃん!もうやめて!!」
「……!」
瑛子が叫んだ。
「何を言う瑛子!これはとても大事な情報を引き出すためなんだ!確かに悪いことをしているのは認めるけど、今は……」
「お兄ちゃん……一体どうして?なんでそんなにひどいことをするの?」
「…………」
俺は瑛子に引かれてしまった。それを見た俺は、一瞬瑛子の方を見てしまう。
ガシッ!
「んぐっ!」
一瞬の隙をつかれてしまい、俺は順子に捕まってしまった。
作者からの小話その51「最低を承知で強引にノートを見ようとしたことについて」
正直主人公が行った行為は、許されないことです。はっきり言って最低行為だと思います。ただ主人公は、例え嫌われてもいいからノートを見たい!という強い執念がありました。その理由としては、クイズゲームのことが書かれているんじゃないかと思ったからです。もしそうじゃないことが書いてあったとしたら!?一体その場にどんな空気が漂うでしょう。




