第47話 親友の家訪問計画 最終調整
作者は語りたいその47「舞い上がりの凡ミス」
楽しいことをしたいという感情が出過ぎてしまい、相手に物事を伝える時に、重要な事実を伝え忘れるといったこと、たまにありますよね!テンションが高い状態こそ、発言は冷静にした方がいいと思います。テンションそのままに、言葉には気をつけようということですね。
「どうしたの?お兄ちゃん」
瑛子は既に風呂からあがっていた。
「明日いよいよ順子ちゃんの家に行くわけだけど、そういえば何時から行くのとか行ってなかったよね。瑛子は知っているのかい?」
「あっ!そういえば言ってなかったね。順子ちゃん」
何時に来てほしいか言わないなんて、余程楽しみにしているのだろうか?
「とりあえず今、順子ちゃんに聞いてみる」
行く時間帯によっては、失礼な行為かもしれないが、昼食を頂ける可能性がある。
女子の料理というのは非常に魅力的だ。場合によっては店の料理より美味しいというパターンもある。
瑛子の料理がまさにそうだ。基本的に特別な店じゃなければ、やはり瑛子の料理の方が美味しいということが多い!やはり愛情というのが勝つのだ!
「おっ!順子ちゃんから返信が来たよ。明日の10時からだって!」
「わかった。あともう1つ聞きたいんだけど、順子ちゃんの家の場所は知っているのか?」
「それについても一緒に聞いてみたよ。そして返信も来ているよ」
そういうと、順子の家への行き方(地図)の画像を見せてくれた。
「ここはあまり行かない場所だな」
「まあ順子ちゃんの家は、通っている中学校に少し近い場所だからね。ちなみにお兄ちゃんはそこの道を通ったことあるの?」
「いや無いな……」
俺の帰路と違う方面だから、この道を通ったことは無い。
「とりあえずこれで、聞きたいことは聞けたから、あとは明日行くだけだね!」
「そうだな」
一通り聞きたいことが聞けた俺は、部屋に戻ろうとした。
すると瑛子は突然……
「ねえお兄ちゃん」
「ん?」
「…………」
瑛子が何か言いたそうだ。
「何かあったの?」
「……もし順子ちゃんが、例えどんな事をしても……絶対に平常心でいてね?」
「……!」
なんだその言葉は!まさか瑛子は何か知っているというのか?
俺は突然怖くなってきた。
「わかった。それじゃあ部屋に戻るわ」
そして俺は自分の部屋に戻った。
あの言葉の意味とは一体何なんだろう?気になって仕方なかった。
だがどうせ明日知ることになるだろうし、今日深く聞く必要はないのかもしれない。
明日はいよいよ順子の家に遊びに行く。一体そこで何が起こるのかは想像できない。
だけど暗いことばかり考えても、順子と絆を深めることも、ゲームを終わらせる手がかりを探すこともできない!順子の家に、何らかの小さな手がかりが見つかることを願っている。
とりあえずこれ以上深く考えることをやめて、余暇を過ごすことにした。
そして就寝時間となり、俺は寝ることにした。
作者からの小話その47「意味深な親友の話について」
主人公が自分の部屋に戻ろうとしたとき、瑛子は主人公に、順子がどんなことをしても平常心でいてほしいと言いました。つまり順子には何らかの秘密があるということなんでしょうか?そして何より、瑛子がその事実を知っているということは…?




