第27話 神田先生とエルラとの関係
作者は語りたいその27「ひな祭り」
今日は楽しいひな祭りでした。ひな壇を飾って…ということは忙しくてできませんでしたが、せめて雰囲気だけでも楽しもうと、ちらし寿司と桜餅を食べました。食べ物だけでもこういったイベントって楽しめるものなんですよ!ところで皆さんはひな壇、何段飾るのでしょうか…?
俺がグラウンドに到着すると、神田先生は既に待っていた。
「先生おまたせしました」
「急に呼び出して悪かったな」
神田先生とグラウンドで2人きりで話す……。これは初めてのことだ。
怖い先生だから、一体何を語ってくるのか……結構不安だった。やはり俺には怒られるようななにかがあるのだろうか?
色々不安になってきたが、まずは先生の話を聞いてみよう。
「それで……何かありましたか?」
「朝大井は、エルラだのクイズだの言ってただろ?」
「はい」
「本当はこんなこと生徒に言ったらダメなのかもしれないけど、エルラのことを言ってきた生徒が大井以外にいなくてな。そこで朝少し考えて、結果話すことにしたんだ」
「そうだったんですか。それで一体、何を話すのですか?」
「実はな、最近学校にこんな手紙が届いたんだよ」
そういうと、1枚の手紙を差し出してきた。
俺はその手紙を受け取り、中身を取り出して内容を見てみた。すると……手紙にはこう書かれていた。
「命が惜しければ、早急に学校の生徒の登校を中止にしろ。俺は全生徒を殺すことができる。しかも一切外傷なしだ。警察が調査しても解決することはできないだろう」
「……!」
これは誰がどう見ても……脅迫状だ。
なんて恐ろしい……奴は相当根に持っているのだろう。殺害のターゲットが全生徒という、あまりに広すぎる復讐の範囲。これはただ事ではない!!だが、1つおかしなことがあった。そこですぐに先生に聞いてみることにした。
「確かにこれはとても深刻な話ですが、これとエルラの何が関係しているのでしょうか?」
「差出人を見てほしい」
俺はすぐに差出人を確認した。すると!
「……エルラ!?」
なんと!この手紙はエルラが出した物だったのだ!
これでエルラのことが1つわかった。
奴は生徒を憎んでいる。そして全生徒を殺すつもりだっていうことだ!
やはりこれはただのクイズゲームとして、解決していい問題ではない!
そして先生は再び話しかけてきた。
「ひとまずこの手紙だが、一旦学校で預かる」
「わかりました」
「あとこれだけは言っておかないとな」
「……?」
「俺はエルラとかいう奴に会ったことはないし、クイズを出されたこともない」
「……わかりました」
「それじゃあ話は終わりだ。帰っていいぞ」
「はい。さようなら」
そう言って、俺は帰ることにした。
すると、草道と小泉が校門出てすぐの所で待っていた!俺のことを待っていてくれたのだ!
「おお!剛士~生きてたかー!」
「…………」
そして俺たちは、いつも通り帰宅することにした。
作者からの小話その27「脅迫状の内容について」
この脅迫状の内容にて、エルラは明らかに生徒に殺意を持っている。ということがわかりました。なぜ殺意を持っているかはわかりませんが、どうやら主人公だけがこの事件に関わっているわけでは無いということですね。




