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スリープログレムダイ  作者: ラリオス
第15章 大井調査団の本気
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121/140

第121話 瑛子と剛士の過去の秘密の話

前書きと後書きは、ハイペースで小説を完結させる関係上、お休みしています。

楽しみにしてくださった方、申し訳ございません。

「次は瑛子の番だ」


「私?私に何か聞きたいことがあるの?」


「ああ、かなり前の話になるんだけど、俺が夜トイレに行ったときに、夜呻き声を上げているのを聞いちゃってね」


「あれ聞かれてたの!?」


「きっと悪夢が原因かなと思っているんだけど、それで合ってる?」


「……あれは、エルラのクイズで悩んでいるときに、自然と口から出ちゃったものかな……。それにしても聞かれちゃってて恥ずかしいな……」


「……そうか」


全てはエルラのクイズに繋がっていたわけだ!


「俺からの話の前に、改めて2人に謝ろうと思う」


「……?」


「順子ちゃんの羽交い締めのときなどで、俺が少し怒ってしまって本当にごめん、2人も」


「お兄ちゃん……」


「あの事なら大丈夫ですよ。あれは私が悪かったと思っていますから」


「ありがとう」


これからは余程のことがない限り怒らないようにしたい……そう思った。


「それで俺からの話だが、順子ちゃんは知らないかもしれないけど、俺は過去に交通事故になりかけたことがあるんだ」


「そんなことがあったのですか!?」


「ああ、歩行者の信号が青で車が赤だったのに……車が止まらなくてな。そのまま突っ込んできた。このままだと確実に弾かれる……そう思ったんだ。だが奇跡的に俺を救ってくれた友達がいた。小泉っていう人なんだけどな。その人が突き飛ばしてくれたおかげで、俺は助かった。だが小泉は車に弾かれてしまい、長い入院をすることになったんだ」


「そうだったんですか……」


「小泉の入院中、もちろん俺はお見舞いに行った。その時に草道っていう友達も一緒にお見舞いに来てたな。小泉の友達なんだってさ。お見舞いを通じて、草道とも話をするようになった。小泉のことについて教えてもらったりとかしてさ。そして無事退院したときに、改めて3人は友達として一緒に行動するようになった。って感じだ」


「ごめんなさい……私がそのことに気づけなくて……」


「大丈夫だよ。ちなみにちょっとした余談だけど、草道は小泉のことをアイドルちゃんって呼んでいるだぜ(笑)面白いだろう!しかも読んでいる理由が、俺を救ったときがアイドルのように輝いていたから!なんだってさ」


この話には思わず順子も少し笑った。


「ちなみに私も、お兄ちゃんが車に弾かれそうになったって聞いたときは驚いたよ。まさかそんなことがあったなんて」

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