第120話 大井調査団の過去トーク
作者は語りたいその120「異様な夏日の長さについて」
なんと11月になっても夏日が記録された日がありました。こんなの異様すぎます!11月なんてようやく涼しくなって、そして寒くなる時期なのに……まだ夏気分とは……ってなりましたね。暑いのが苦手な私にとっては少しきつい現実でした。
「なんかもう……言葉が出てこない。無念すぎて……」
「うん……」
「とりあえず順子に電話で報告してくれ、田端のことを」
「うんわかった……」
そう言いながら歩いて行く。30分の夜の道を……
瑛子は順子に電話をする。
「電話したよ。どうやら順子は今私たちの家で待っているみたい」
「心配で帰っていられなかったのかな?まあいいや、とにかく家に向かおう」
そして家に着き、
「順子ちゃん、瑛子から話は聞いたと思うけど、残念ながら田端さんは……」
「はい聞きました…本当に悲しいです。ようやく仲良くなれたと思ったのに……」
「田端さんのことは残念だけど、俺たちができることは、エルラの野望を止めることしかない。だから明日絶対に猫を捕まえる。大井調査団の皆でな」
「はい!田端さんの無念を晴らすためにも頑張ります」
「ひとまず家に入ろうか」
こうして3人は、家に入った。
「よし!まだ寝るには少し早い。明日のためにさらに親睦を深めたいから、ここからはお互いの秘密をや過去を語り合う会を開かないか?」
「えっ?」
「秘密ですか……本当は嫌なのですが、親友と言ってしまった私が言う権利はないと思いますので、いいですよ」
順子があっさりとOKを出した。
もしかして親友レベルが上がったから秘密を語ってくれるようになったのか?
「私もいいよ」
「よし……じゃあまずは順子ちゃんに聞きたいことがある。あの時必死に断った、あのノートの中身を教えてほしい」
「やはり……今でも気になっていましたか」
「いつも明るく、かつ冷静な順子ちゃんがなぜあそこまで拒絶したか?それが気になってな」
「…………」
順子は少し悩んでいる。やはりこれを聞くのは無理だっただろうか?
そう思ったが……
「わかりました。話します」
やった!ついに話してくれる!
「あれは……エルラのクイズに関することが書いてありました」
「エルラのクイズに関すること?」
「はい……どんな問題が出たかを記録することで、問題の法則性がないかな?と思いまして……」
「なるほど……それで何か法則はあった?」
「ありませんでした。完全にランダムに出題されているんです。国語の問題や社会の問題など……」
どうやら問題がランダムなのは、俺だけではなかったようだ。
「隠していた理由は、私がエルラから問題が出されているということを、知られたくなかったからです。恐らくこんな不思議なことは私だけだろうと思ったからです……」
全てが繋がった。
ノートを見られたくなかった理由も、ノートの中身も。
「だったら俺があのとき、無理やり見ていたらもっと早くクイズの辛さを共有できたかもしれないな……」
「今思えば……そうですね」
作者からの小話その120「次回以降の前書き・後書きについて」
すみません……諸事情によって次回から前書きと後書きをお休みします。前書きと後書きを楽しみにしてくださった方すみません。その代わりハイペースで最終回まで書いていきますので、今後もスリープログレムダイをよろしくお願いします。




