第119話 亡失の神判
作者は語りたいその119「今年のポッキーライフについて」
11月11日にポッキーを食べ……ませんでした。プリッツを食べ……ませんでした。残念ながら今年は、その日に特別なお菓子を食べませんでした。ちなみにイチゴポッキーはうまいと、少し前に気づきました。(もう遅いですが、こういう少し前にあったエピソードを前書きに書こうと思います(笑))
バタン!
「……!」
「田端さん!ちょっとどうしたの!田端さん!」
田端が突然倒れて、全く動かない!
まさか……!っと一瞬脳内に爆速で不安が発生する。
「瑛子!救急車だ!」
「うん!今呼ぶ」
今はとにかく、祈ろう!まだ生きているはずだ!
いや生きてなきゃダメなんだ!せっかくお互い仲良くなったんだ!
それから救急車が到着するまでの間は、とにかく心臓がバクバクだった。
そして時が進むのがとても遅く感じた。 まるで俺たち以外が遅くなる世界に迷ったかのように……
それから約8分後……
「来た!救急車が来たよ」
「お願いします!田端さんを……助けてください!」
祈る……まだ生きていると信じて……
助かると信じて……ひたすら祈った。
「皆さんも救急車に乗りますか?」
「2人だけお願いします」
「えっ!?」
「順子ちゃんは申し訳ないけど、こういう事態だから今日は帰ってほしい」
救急車で3人も同乗することはできなかったはず……
そうなると俺と瑛子だけで行くのが最善の選択肢だろう。
「わかりました」
こうして救急車に乗り、病院へと向かった。
車内で響く救急車のサイレン……この音を聞くとまた不安が出てきてしまう。
……いや、喋らない間はずっと不安かもしれないけどな……
そして病院に到着し、すぐに治療が開始された。
俺たちはひたすら待合室で待っていた。
もちろん生きていることを祈りながら……
いくら時間が経ったかわからない……
その時医者はこちらに向かってきている。
「田端さんは無事でしたか!?」
「大井さん……落ち着いて聞いてください」
「…………」
「田端さんの……死亡が確認されました」
「……!」
俺はその言葉を聞いた瞬間、膝から崩れ落ちた。
田端の願いは叶わず、俺の願いも叶うことなく、
また一人の生徒が犠牲になってしまった!
……この世界に神はいないというのか?
「この後のことなんですが、先ほど田端さんのご両親に連絡をしましたので、2人はこのままお帰りください。残りの手続きなどは田端さんのご両親が行いますので」
「わかりました」
俺たちは自宅へと向かった。
「なあ瑛子……どうして俺たちってこんなに辛いことがあるんだろうな……」
「わからない……エルラが一体何の目的でこんなゲームをしているのか……そして誰がエルラを操っているのかも……」
作者からの小話その119「救急車の同乗人数について」
ネットで調べてみたのですが、どうやら救急車に同乗できる一般の人は2人までだそうです。これは私も結構驚きました。確かに私が救急車に乗ったときも、3人では乗っていなかったです。もし現実で誰かが倒れたとき、家族の誰かはタクシーやマイカーを使うことになるかも……




