提供する相手と信頼する相手
ただいまー(^^)/
待ってないだろうけど。
また今日から頑張っていくのでゆっくり読んでいって下さーい ^^) _旦~~
頭に血が上っていたウータンもようやく落ち着きを取り戻し自分のしでかしてしまった事に内心焦っていた。
「俺は何もしない。何も起きない。お前ごときが俺を見下すんじゃねぇ」
虚勢を張ってウータンは自分の動揺を隠した。
「いや、何かしろよ。お前が言うルールってのに従ってさっ!」
「それを言っていいのはルールを守ってきた者だけだっ!」
「俺は別にルールなんてモノを破った覚えはないけどなっ!」
「お前は事前申請なく序列、俺の席を奪いに来ただろっ!」
「それもルールかもしれないが罰則はないようだし、さっき前例もあったようなこと言ってただろっ!罰則のないルールに意味はは無いっ!それに周りが許可したんじゃないか、まさかそれをお前は周りの判断が間違っているとでも言いたいのか!?」
揚げ足を取りの勝敗はオーリスにやや軍配が上がった。
「これでお前も俺もよくわからんルールってのを破った者同士。それなら対等な立場になったって事でいいよな?」
遠くに座るベルゼにオーリスは確認をとる。
「両者落ち着け。ここで魔王同士争ってもらってはこの場所が吹き飛んでしまう。オーリス、ウータンどちらが上に立つべき魔王なのかここまできたらはっきりさせておくべきと私は思うが?」
「確かにこのままうやむやにでもして、遺恨を残しては後々お互いよくはないでしょうね」
「魔王の資質を問う戦いか。なんだかおもしろそうだな!」
自分への害がないとみて、他の魔王も両者の戦いに興味を示し始めた。
アマドのような穏健派と言われている魔王であっても所詮は魔族でありその頂点に立つ魔王である。
戦闘を愛する血はここにいる魔王全てに流れている。
ただ1人を除いて。
「違う、違う、違うって!!なんなんだお前らっ!ふざけるなっ!もっと楽な方法があるだろ!?そのために毎回、毎回呼び出しされて、長い長い会議に付きやっているってのになんで今回は・・・」
「いぃーだろ! 対等な立場と言うなら、お前が挑んだ勝負受けてやるっ! この65席を欲するならウータン・ゴリトが正々堂々1対1の実力勝負をしてやるっ!」
「いや、もっと楽な方法が・・・!」
オーリスの最後の言葉は届かなかった。
「勝負するための場所が必要だが・・・適当な場所はあっただろうか?」
自分の領地で魔王同士が争われてはたまらないと、魔王同士は場所を擦り付けあっていた。
そこでオーリスの為に立ち上がった者が1人。
「あ~それならぁ~。オーちゃんのためなら、私の領地結構広しいし使いますかぁ~?」
「おいっ!お前は出しゃばらないでくれぇー!」
第49席 オベル・ガウスが自分の領地を提供すると名乗り出た。
「ほぉー。オベルの領地を貸してくれると?」
「もちろんです~。あっ。その代わり1席ほど序列上げてもらえますか?」
「ちょっと待てっ!私の席を勝手に・・・」
「なら~。あなたの領地で戦わせてもいいんですけどねぇ~」
「それは・・・」
「それなら~。・・・大人しく黙ってろっ!糞がぁ!こっちは好きな男の為に自分の領地差し出してんだぞっ!たかが1席程度でガタガタ言ってんじゃねぇーぞゴラッ!やんのかぁーオラァ!・・・・・テへッ♡」
オーリスに向かってオベルはウィンクした。
それに対してオーリスは顔をそむけた。
こっちにアピールするなよ・・・。
相変わらずの変貌ぶり。
そのロリフェイスと巨乳に反しての言葉遣いの汚さ。
一部のファンの間では涎もののご褒美と噂されていた。
そのためワザとオベルを怒らせ罵ってもらおうとする者達がいたとか、いないとか。
「オベルの領地を使用できることになったので移動して観戦するとしようかな」
ベルゼがそう言うとウータンとオーリスを放置して、オベルの後に続いて次々と魔王達は賑やかに出ていった。
「いやー楽しみ楽しみ」
「あれですかね、どちらかが死ぬまで殺しあう的な感じなんですかね?」
「魔王同士の戦いなんていつ振りでしたか?」
「どちらに掛けますか?」
「私はウータンに5億ほど」
「なら私もウータン殿に2億ルブ掛けます」
「私はオーリスに1000億ルブ掛けるかなぁー・・って言いたけど私のお小遣いでは1000万ルブが限界だな・・・それでもアオスにバレでもしたら殺されかねないけどね・・・」
ベルゼの周りにはいつも通り沢山の魔王達が集まっていた。
そしてアマドの周りにもベルゼに引けをとらない程の魔王達が集まり笑いあっていた。
「ところでオーリス・ロイスと言うのはアマド様の娘さんのお相手ではなかったですか? 当然オーリスに手を貸していたでしょうに。このようになってしまって大丈夫なのでしょうか?」
「そこまで心配はしていませんよ。なにせ娘が惚れた男。死んだとしてたら娘に男を見る目がなかったということのだけのこと。愛娘をこんな場所で死ぬような相手には渡せませんよ」
「厳しいぃですねぇー」
「そうでもないですよ。むしろ相手がオーリスであるウータンが可哀そうに思うがな。あなた達は知らないだろうけどオーリス・ロイスの実力は既に、私やウル・ロイスを遥かに凌いでいる・・・・かもしれない。ただ・・・あの男が本気で戦った場合に限りますがね」
「またまたぁーー」
「アマド様は御冗談がお好きなのだから」
「でも掛けは、掛けですからね!」
オーリスとウータンを置いて皆出て行った。
「あぁーあ。せっかく楽して勝つつもりがなんで毎回こーなるんだ?」
「お前が65席なんか指名するからだろっ!」
「この勝負、逃げられないかなぁー」
「逃げる気かっ!」
「逃げないよ。こっちにはこっちの守る者ってのがいるんだよ」
「だれのためにこんなことをする?」
「話す義理はない」
「それぐらい教えてもらっても罰は当たらないだろっ!」
「当たっても当たらなくて俺に得はないっ。それと・・・・」
「言っておくけど今回は結構本気出すから。死んでも文句を言わないでくれよ」
「死んでも? フンッ。 死んで文句が言える相手がいるなら会ってみたいが。安心しろ。死ぬのはお前だ」
「死にそうになったらすぐに負けたって言った方がいいから気をつけろよ」
「誰にだよっ!?」
「そだな・・・滅んだような・・・相手かな?」
誕生日を無事迎えた、嘘つきな猫です(^^)/
オーリスとディアが会った誕生日の話を後で短編で書きたいと思いますのでよければ投稿した際は読んでください!
やっと久々にオーリスの戦いを書く機会ができそうです!
あんまり上手に書けないと思うので駆け足で行きたいと思います。
末席脱出編を終えたら今度は何を書こうか迷っていますが今後ともアマドとオベル共々宜しくお願いいたします( *´艸`)
気が向いたらブックマとか評価、特に感想を一言でも書いてもらえたら嬉しいでーす( ;∀;)
読んだ感想は正直気になるので( ゜Д゜)!!
それではお休みなさい(-_-)




