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かつて最強と呼ばれた男は前世の知識と共にTSお嬢様を満喫するようで  作者: 赤木林檎
第2章 低学年編

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第91.1話 幕間の間:ホット一息閑話休題。何か役立つ情報頂戴

お読みいただきありがとうございます。


投稿の時間が非常に空いたので、情報整理もかねてまたまた番外編。

本編はしばらく待ってください。既に書いてはいるんです。今回は本当に。

 昼の時間は終わり、夜が来た。


 昼の時間は過ぎ、明るい時間はもう終わり。サッサとナイフを持ち出して、魔物退治に行かないといけないわけだが……


 とりあえずほっと一息、閑話休題――


――――――――


 そんなわけで、十歳に満たない少女は服を抜いてかごに入れ、ドアを全開にして、そして外に出た。


 ……いや違いますのよ、これは温泉、その中でも露天風呂というものでして、私たちの住んでいる場所では珍しいものでして、えぇっとたしか東洋の文化でして、露天風呂は外にございまして、つまり別に悪いことをしているわけではございませんでして。


『水着を着て何をそんな難しい顔しているの? 誰か弁解でもしているの?』


 うーんと、そうねぇ。なんというか、道徳というか倫理というか、そういうやつですわ。


『つまり神様への懺悔?』


 うーん。この神様、地域一帯で絶大な支持を持つ宗教だからってうぬぼれすぎじゃない?


 と、そんな感じで神様と冗談を交わしつつ……いや、神様の冗談を躱しつつ、私は温泉前までやってきた。


 少しかがんで、そーーっと、温泉に足先をつける。


 温度はちょうど暖かい。昨日は熱々で思わず飛び跳ねちゃったからね。今日は誰かが温度調整をしてくれたのだろうか。


 誰かは分らないがその方には多大なる感謝をすることにして、私は安心して全身を浸かることにした。


――――――――


「ぷへー。冷たい川の水ですっきりするのもいいけど、熱い温泉で体をほぐすのもいいですわぁー!」


 脱衣所や温泉に誰かが先に入った後はあったが、周りには誰もいないないらしい。なのでようやく肩の力を抜いて神様と話すことにした。神様とは心の中で会話しているとはいえ、ついうっかり口で返信してしまうことがあるから、あまり周りにいない方が気が楽だ。


『なんというか、おじさんみたいだね』


 たしかにかつては男だったし、それに大人ではあった。とはいえ、おじさんと言われるほど生きることなく私は死んでいる。というより、神様が私を殺したのだ。それなのにこの神様はなんと都合の良いことか。


 いや待てよ? 転生した私の方が世間一般的に都合が良くないか? うん、それは置いておこう。言及すると都合が良くないからね。


「失礼ね、ただの女子小学生よ」

『うーん、ただの女子小学生は魔法なんて使えないと思うんだ』


 ……たしかに私は、かつて最強の勇者と揶揄された前世があり、今も魔法が使える。


 ただ、この魔法はこの体になってから練習することで再度使えるようになったのだ。だから、ノーカンではないだろうか。ちなみに自分でも何をカウントしているのかはわからない。罪かな?


『うーんうーん、普通の人は魔法の練習なんてしないし、ついでにナイフ投げの練習も剣みたいに扱う練習もしないと思うよ。それに加えて筋トレやら魔法やら。どこが普通の女子小学生なんだか』

「別に筋トレする女子小学生だって普通にいますわよ! なんというか、全部趣味といいますか、自己防衛みたいなものですわ」

『はー笑える、自己防衛ねぇ。いまから現在推定無罪の魔物を倒そうとしている奴がなんか言ってやがるぜ』

「ぐっ……」


 少し痛いところを突かれる。確かに今日の行いは自己防衛とするにはあまりにも勝手がすぎる。


「それはその、必要悪と言いますか……」

『ふーん、必要悪、ねぇ。ま、勝手にしなよ』


 渋い顔で弁明をすると、なんか許してもらえた。ラッキー。


『必要悪だの神の許しだの神の名のもとにだの、人間の言い訳にはさして興味ねーしね、神様は。人間様がなにしてようがそれは個人の自由意志だし、そもそも神様、それらに干渉できないし』


 いや、許したというか放免されたって感じだな。


『っと、それはさておきだ』


 まぁ、どちらでも私には都合がいいので、話を続けることにした。


――――――――


 夜だからか少し外が涼しくて、だからこそ温泉の暖かさが体の中から感じられる。

 そうやってほっこりとした気持ちになりつつ、私は神様と話を続けた。


『それより、どうしてわざわざ温泉に私を持ってきたんだい? 何か話でもある?』

「えぇ、そうですの。神様とお話がしたいんですの」


 話がしたいというか、話し相手が欲しかった。単純に会話がしたかったといってもいい。

 勿論、話し相手として神様は圧倒的に不適切で――


『不適切だなんて聞き捨てが悪い』

「いやだって、あなた度々調子に乗るんですもの」

『それは君もだろう』「私もですが」


 ――と、このように不適切ではあるものの、内容が内容だけに、神様じゃないと都合が悪い。


 さて、話したい内容はというと――


「これまでの進捗の確認と今後の予定の確認、始めますわよ」

『急にヤバい詰め方をされる会議が始まった』

「はいそこ! 進捗ビリは解雇いたしますわよー。……って誰がパワハラ上司よ!」

『進捗がないは君では?』

「うるさいわね、その通りですわよ! だから状況整理、情報整理をしますのよ」


 そう、情報整理である。


 いったん情報を整理して、今晩に備える。そのための時間が欲しかったのである。

 私の行動を昼から夜まで知っている、ついでに前世も知っている神様じゃないと、当然ながらこの話し相手は務まらない。


『まー確かに。ちゃんと情報は整理しておいた方がいいからね』

「そゆことですわ」


 昨日の今日とはいえ、ちゃんと整理しておいた方が色々と都合がいい。時間が経つと忘れていることも少なくない。


『じゃあさっそく、振り返りでもはじめようか』




 そんなわけで、温泉に肩まで浸かって体を休めつつ、頭はちゃんと休めず使って、これまでの振り返りをすることにした。


――――――――

色々あり、本当に投稿が遅くなりました。

少し書き溜めたので、しばらくは投稿できると思います。


すみませんが、今後ともよろしくお願いいたします。


これは私の勝手な気持ちですが、まだ筆を折る気はないです。

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