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異世界×あたし  作者: 葉山
【第二章】ようこそ、勇者様
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04.裏切らない展開予想図【Side彼女3】



「そんなこんなで、あたしはスバルと家出を決行することとなりましたとさ、めでたしめでたし」


 自分で言っといてあれだけど、全然めでたくなんかないけどねっ!

 しかし、さすがに足の痛みを隠せなくなってきた。じくじくするって言うか、歩くたびに……歩かなくても靴を履いているってだけで痛い。


「スバル、ちょっと休け」

「マスター」


 休憩しないかって提案しようとしたら、スバルに低い声で遮られた。

 え? 何? 何でそんなに鋭い目で、強い力であたしを引っ張るの?


「マスター、走れるか?」

「え、無理」

「分かった」


 そう言うなり、スバルはあたしを横抱きに抱え、猛然と走り出した。

 ……いやいやいやいやいや!! どうしてこうなるのっ!?


「ちょ、スバルっ!?」

「敵襲だ、マスター」

「敵ぃっ!?」

「マスターの力に惹き寄せられた、他の魔族だろう」


 忘れてたその設定! 訳分からないけど、ナンパみたいな強引契約は勘弁して欲しい!

 そんな思いから、あたしは近いとか恥ずかしいとか関係なく、スバルの首にしがみついた。


「全力で逃げてスバルお願いします!」

「分かった」


 森の中を駆け出すスバルに、後を任せ、あたしは固く目を瞑って……それからどっと疲れが出たらしく、薄情なことにぷつりと意識を夢の世界へと飛ばしてしまったのだった。



短くてごめんなさい。

回想から戻ったらやっぱり分けたいなとか思ったら、どうしてもこんなに短くなってました。


二章の筋道とか全然立ってないので、本当にどうなるんだろうなぁ……と思ってます。

あ、この辺りから真面目に書いてます。サイトからの転載とかじゃなく頭抱えてます。うおおおおどうしよう!

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