第11話 エイリアンオブパンデモニウム ①
「今度は数時間後のようにはさせない。」
と僕、エリクサーは想子が通っている高校の屋上に現れた飛行円盤に向けて言った。
何故なら数時間後にはその飛行円盤に乗っている人物らによってとんでもないことになってしまったから…。
*
「この前に見た映画はとても面白かったなぁ。」
ウチ、夢見 想子はこの前に見た映画を思い出していた。
「どう言うストーリーか説明しよう。場所は宇宙船の中、そこには10人の宇宙飛行士がとある惑星に行く為に乗っていたけれど、その中で殺人事件が起きて次々と乗っていた宇宙飛行殺されてしまう。
1人目は食事中にやられてしまう。
2人目は寝ている時にやられてしまう。
3人目は犯人によって宇宙船の外に追い 出されてしまう。
4人目は斧で叩き切られてしまう。
5人目は毒を注入されてしまう。
6人目は六法全書で殴られてしまう。
7人目はお風呂場でやられてしまう。
8人目はライフル銃で撃たれてしまう。
9人目は焼かれてしまう。
9人を葬った犯人は最後の1人だが、実は向かっている惑星に住んでいるエイリアンに操られてしまい、仲間達を葬ってしまったのだ。
けれど、その操りは解けず真の黒幕であるエイリアンに首を絞められてしまう
と言うバットエンドなストーリーである。」
*
「動機が予想外で面白かったけれど、全滅エンドなのが悲しかったなぁ。」
と言ってウチはその映画を思い出すのを辞めて、
次の時間は移動教室である為、
移動することにした。
「今度の日曜日には推しの生配信が有るから必ず見ないと!」
と思ったその時だった。
「ゴソゴソ」
と物音がした。
「何だろう?」
と思いウチは物音のする方に行こうとしたが、
「ゴソゴソゴソゴソ」
とあっちこっちで聞こえてきた。
「とりあえず、最初に物音がした場所にいこう。」
と考えた為、
その物音がした方に向かった。
*
「最初に物音がしたのはこの辺りのはず…。」
と言って、
ウチは最初に物音がした場所であるゴミ捨て場に着いた。
いつもは鍵が掛かっているのに何故か鍵が掛かっていなかった。
「誰かいますかー?」
と言ってウチはドアを開けた。
「きゃぁー!」
ウチはそこにいた人物を見て悲鳴を上げた。
そこにいたのは全身がグレーで、
指が3本しかなく、
その手にはレーザー銃を持っていた。
それは、
人間ではなく、
この前に見た映画の真の黒幕であるエイリアンの様だった。
それを見たウチは尻もちを付いてしまい、
逃げたくても恐怖のせいで足が言う事を聞かなかった。
そして、
エイリアンの様な人物は何かをウチに言って持っていたレーザー銃の銃口をウチに向けたのだった…。




