第5章 エピローグ
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3日後。
ナンジャワレ共和国を無事脱出したマスラは、自分の拠点である研究所の地下施設にてテレビを見ていた。
「<ナンジャワレ共和国に出現した謎の生命体群はナンジャワレ共和国軍に壊滅的なダメージを与え、周辺国にまで迫ってきています。国連では今回の事件を受け―――>」
テレビの中のアナウンサーは切迫した表情で原稿を読み上げていた。
あれからナンジャワレ共和国軍はいろいろと対抗していたようだが、増え続ける獣脳タイプのヴァルカロイドの猛襲により耐え切れず、都市は分断され滅茶苦茶になってしまったらしい。
ヴァルカロイドの数は100万とも200万とも言われている。
民間人の死者は既に50万人を超えているらしい。
「我々もかなり忙しくなりましたねぇ…」
マスラは呑気に茶を飲みながらホッと息を吐く。
マスラの隣にはナンジャワレ共和国の荒野の地下にあったDr.ジュパーソンの研究所から盗んできた巨大なコンピューターがある。
現在マスラはこのコンピューターの解析にかかりっきりであった。
マスラの部下である他の研究員も大忙しだ。
まず、マスラの手伝、モチダ大佐から大量に依頼された新型兵器の導入、研究所が所有する工場で日夜兵器の生産等々、仕事量が一気に増えたのだ。
ピピッ!
「おや?」
通信機から着信音が流れた。
「<マスラ様、観測係りより至急連絡との事です>」
と、部下の一人からの通信で用件を知った。
「はいはい。何ですかぁ?」
「<宇宙連邦軍第9艦隊惑星833攻略部隊3500隻が惑星上空に出現しました>」
そう淡々と報告をしてくる部下。
「そうですか…。いよいよ戦争ですねぇ」
マスラはそう言って一気に茶を飲み干した。
「うひひ。ついに始まるのですねぇ。邪魔者の始末…」
マスラは一人そう言ってモニターに映る艦隊の姿を見ながら笑っていた。
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次章で完結する予定でしたが、2章に分けるかもしれません。




