第2章 エピローグ
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夜。
マルカワ研究所。所長室。
「ようやく落ち着いて報告が聞けますねぇ、エイクック君」
「はい。マスラ様」
現在所長室にはマスラとルーイ、そしてエイクックの三人が居た。
「それで?ナンジャワレ共和国での収穫は?」
「これです」
エイクックがホログラムでデータを空中に表示させ、マスラの所へと飛ばす。
「ふむ?」
マスラはそれを受け取り読む。
「…ん?…へぇ…。絶滅した宇宙怪獣の復活…ですか?」
マスラが読んでいる報告書にはナンジャワレ共和国の地下に巨大な研究施設があると記載されていた。
発展途上国であるが、フソウ国の3倍の国土を誇るナンジャワレ共和国。
人口も少なく密林や荒地が多いらしい。
「なるほど、Dr.ジュパーソンが隠れて研究するには丁度いいという環境ですか」
「そのようです」
「して、なんの宇宙怪獣かは分かるのかな?さすがにキロ級の大きさではないと思うけど…」
「申し訳ございません…それはまだ…」
「ふぅん、まぁいいや。その調査は最優先で続行ね。エイクック君。またナンジャワレ共和国に行ってもらうかもしれないけどいいかな?」
「はい。畏まりました」
「うん、じゃぁもういいよ。下がって」
「はい」
エイクックは頭を下げた後所長室を出て行った。
エイクックが所長室を出た後、
「……。絶滅した宇宙怪獣ですか…。奴が好みそうなのは…、重力を操る『シュベアクラフト・ヴォルフ』?自由自在にワープをする『バインザード』?うひひひひ、これは絶滅怪獣図鑑を漁らなくてはいけないですねぇ。まぁどの道、私達はまた強い生物の遺伝子を頂くことができるんですねぇ~」
と、見つけてもいないのに既に自身等の体に組み込む事を考えるマスラ。
「さぁ、Dr.ジュパーソン。今度は何を提供してくれるのかなぁ~」
椅子をクルッとまわして窓の方を向き、マスラは楽しそう笑っていた。
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