力無き者と最も力ある者
晶は女性に囲まれて育った。
父親は幼い頃に亡くなり、ぼんやりとした記憶しかなく、その顔も写真でしか知らない。
父方と母方の祖父は両人共に健在だが、外国暮らしと山奥暮らしで稀にしか会わない。
肉親の男性と縁が薄く、女性の肉親は晶を猫可愛がりする。
貸衣装業を営む母は歳相応に落ち着いた女性だが、晶を男性扱いしない。
四人の姉がおり、その中で社会人の三人は上から服飾デザイナー、輸入衣料のセレクトショップ経営、美容師と、まるで可愛い晶をイジる為に職を選んだかのような人々だ。
まだ高校生の一番下の姉も、将来はスタイリストになると公言し、姉の紹介で関係業界のバイトをしている。
そんな姉たちの所行により、晶はおよそ思い付く限りの女装を経験している。
晶の処世術は、受け入れる事。
この一言に尽きる。
母や姉に抵抗したり、不平を述べて男の意地を通せば、女たちは団結して晶をやり込め、より激しくオモチャのように弄ぶ。
抵抗は無意味だ。
家族たちは晶の力の弱点を知っており、足掻けば足掻くほど姉たちを喜ばせる。晶が抵抗すればするほど疲労して無防備になってしまう。
だから晶は、女性に囲まれる事も、過度なスキンシップにもある程度慣れていた。
不本意ながら女装にも慣れている。
スカートの後ろ前だって分かるし、振り袖の着付けも出来るし、サリーの着用方法も知ってるし、リボンの結び方も多種多様に習得している。
そんな受動的女装マスター晶でも、身体まで女の子になった経験は初めてだ。
僅かに膨らみ自己主張をするバスト。元々細いウエストは、胸の膨らみで強調され、柔らかそうなヒップには丸みが増している。
女子用の制服が身体に馴染み、晶は更なる魅力を獲得していた。
「何故かな。晶くんがこの姿になってから、私の気分が楽になったようだ」
重要な校内施設を案内しながら、ヴァネイは安堵の溜息を洩らした。
端然としているようで、ヴァネイも男性である晶に少なくない緊張感を持っていたようだ。
大胆にも胸の谷間に抱き寄せたり、股関に手を延ばしたりしていても、女の子の方が気が落ち着くとは不思議なものである。
「……女の子あきらタンも極上。より合法性が増して生活接触が容易になった。でも性的接触の禁忌性が増加して、違う興奮がワタシを襲う」
ラズは晶の腕に両手を絡ませ、胸の中に無理矢理収め、上気した表情で荒い吐息を繰り返している。
晶は姉との生活で女性とのスキンシップに慣れているが、ラズのような直接的セクシャルハラスメントは未知の経験だ。
一つ下の幼なじみの女の子とも親しくじゃれあう仲だが、それは気心しれた者同士の行為であって、お互いに性的な感情を抱いていない。
ラズの接触はまさしく性的な感情からくる行動であり、晶も恥ずかしさから頬を染めている。
恥じらいつつ可愛く萎縮する晶と、いつ襲ってもおかしくない様子のラズという二人組は周囲の女子生徒たちにあらぬ誤解を与える。
「あの二人、可愛い~」
「初々しさとヤバさが超ヤバくない?」
「栗毛の子が黒髪の子に襲われそうな危うさが堪らないわね」
中二階の住人たちはかなり倒錯した光景に慣れた様子だ。
天使か神の子かと見紛う、規格外に可愛い晶と比べると見劣りするが、ラズも歳頃の女の子としては整った顔形の美少女だ。
嬉しさで興奮してても無表情で、言動も相まって不気味ではあるが、大人しくしていれば、晶でも可愛い娘だなと見とれるほどだ。しかし変態的行動と発言のせいで晶は若干引き気味である。ついでに貞操の危機も感じている。
「さあ、ここが購買部だ」
ヴァネイは誇らしげに、エイテネ学園の西端に建てられたレンガ造りの建物を指さした。
鉄道で使われる古い倉庫のような趣きで、エレガントな雰囲気が漂うエイテネ学園にはそぐわない。
今まで、競技場やランクごとの校舎……密かに使えるトイレなど、実用的な施設を紹介してきた。だがここで、急にヴァネイの説明に力が入り始める。
「購買部は重要だぞ。なにしろGPの使いどころだからな。生活にも直結しているぞ」
ヴァネイは懐から一枚のカードを取り出した。クリアな素材のカードで、文字は一切書き込まれていない。
「これがキミのGPカードだ。そしてこれが私のカード」
そう言って、今度は赤みかかったカードを取り出す。この世界の文字で四十万ほどを現す数値が、中央に小さく書き込まれている。
「今、私は四十八万ほどGPを持っている。これはこの世界のお金と思って構わない。そしてこのカードは本人しか使用することが出来ないので、セキュリティは万全だ。紛失した時、再発行は面倒だし手数料も高いがね」
ヴァネイは何も書かれていないクリアなカードを晶に手渡した。
晶の手に触れると、カードはヴァネイのカードと同じ赤み掛かった色に代わり、ゼロを現す数字が点滅し始めた。
「これで晶くんのカードとなった。そして新入生には百GPが自動的に与えられる」
ヴァネイが説明している最中に、カードの数字が目まぐるしく回り始め、百を現す数字が表示された。
「ではこれの使い方を説明しよう」
念動力で自分のカードを、クルクルと手の平の上で回転させながら、ヴァネイは購買部の中へと入った。
ヴァネイの後に続き、晶は購買部のドアを潜る。
「いらっしゃいませー」
店員? の抑揚弱めの慣れない挨拶で出迎えられながら、晶は周囲を見渡した。
いくつもの管が入り乱れ、ダクトだらけの工場を思わせる壁と天井。反してアンティーク調のカウンターと、その向こうに店員たちがメイド服姿で立っている。
「彼女たちは購買委員だ。ゲート委員の私たちとは実は能力が近い。ゲート委員と購買委員は両方とも、空間転移や召喚などの力に長けている。それを使ってゲート委員は異世界から生徒を召喚したり、購買委員は異世界から物品を召喚する。まずは実際に見てみようか。晶くん。君の世界で、一番好きなお菓子はなんだい?」
説明を聞いていた晶は、脈絡もなく好きなお菓子を問われて少し戸惑った。
「え? ……ぽ、ぽ○きーかな?」
「……ぼ○きーだなんて、あきらタンダイターン」
「ぽ○きーだね」
ラズを無視して、ヴァネイはメイド服の購買委員に自分のカードを差し出した。購買委員は受け取るが、ヴァネイも手を離さない。互いにカードの端と端を持った状態だ。
「カテゴリーGの日本Bパワードフォーティーンのぽ○きーを」
「かしこまりましたー」
これだけで売買が成立し、ヴァネイのカードから四ポイントが引き落とされた。
途端に天井と壁を巡る管が唸りを上げ、カウンターを囲む末端から光を吐き出す。店員の前のカウンターに幾つもの光条が集まり、光が消え失せると晶の見慣れたぽ○きーの箱がポトンと落ちた。
「こちらで間違いありませんかー?」
店員の問いかけは、購入したヴァネイ相手ではなく、晶へ向けられている。
強い赤をベースにしたパッケージは、黒のチョコがコーティングされた棒状プレッツェルがデザインされ、まさしく晶の好物である。
「私の奢りだ。遠慮なくどうぞ」
「あ、ありがとう……」
手渡されたお菓子のパッケージを、晶は良く観察した。
晶が普段買っているぽ○きーに間違いない。
「何で? ……異世界にもあるの?」
「正真正銘、君の世界から取り寄せたお菓子だ。購買部は出身世界のアイテムを取り寄せたり、他の異世界から取り寄せたり出来る。勿論、ポイントという対価がいるがね。今、私は君の世界の物品を取り寄せたわけだが、他人の世界の物を取り寄せるに正確な指定と、通常の凡そ三倍から五倍のポイントが必要となる。今回、四GPだから君が取り寄せれば、一GPくらいになるだろう」
じゃあ、一GPは大体百円くらいの価値かな? と晶は計算して、貰ったGPが一万円程度と分かり、生活するには少ないなと思ってしまった。
「額が少ないと残念に思わなくていいぞ。自分の持ち物ならば、何でも一GPで呼び寄せる事が出来る。自分の持ち家ならば住宅も喚び寄せる事が出来るが、喚んでも建てる場所がないからまず、こちらで土地を買いたまえ。あと大物は購買部では無理だ」
「……ついでにその世界に家が無くなるから注意」
ラズは晶の持つぽ○きーに目線を奪われつつ、補足をした。
「日用品や着替えなどはこちらでも買えるが、呼び寄せても良いだろう。もしも元の世界に帰る時は、手荷物程度しか持っていけないからあまり多く喚び寄せるのは止めた方が良いだろう。それから家族の持ち物は原則持ち込めない」
「……元の世界で売ってる物でも手に入れにくい物だとポイントも高くなる。普段から使う数点と慣れた武器とか着慣れた服だけにしておいた方いい」
「僕、武器なんて持ってないけど……」
晶の発言を聞いて、ヴァネイは少しだけ驚いた素振りを見せた後、納得したように数度、頷いた。
「ああ、そうか。君の国は平和だからね。良い事だ――それはとても良い事だ」
武器を持たない生活。それを噛み締めるように想像するヴァネイ。
晶は彼女の瞳の中に、異世界の悲哀を感じた。
そんな表情を一瞬で隠し、ヴァネイの説明が続く。
「さて、こうして他の世界の物を買うにはポイントが多くかかる。となれば、自分の世界の物を買って済ませるのがベターだ。しかし、他の世界の物も欲しい――」
「……あきらタン、そのぽっきーなるもの欲しい」
「あ、うん。どうぞ」
「……ありがとう」
「そこで生まれるのが市場だ。自分の世界の物をポイントで買い、欲しがる他の世界出身の生徒に何割増しか、二倍程度で売る。もしくは物々交換するなどだ。そろそろ夕刻になるし、街の市場でも案内しよう」
「……癖になる味。ポリポリ…………っ! あきらタン! ワタシ、閃いた」
「市場は各学園ごとに特色がある。後で他の学園の学下街も案内して上げよう」
「……ワタシがチョコのないところを咥える。そしてチョコの方からあきらタンが……。パクッ……どーひょ……ん」
「え? そ、それって……」
「……ん」
ゴスッ!
ぽ○きーを咥え、晶の口へチョコでコーティングされた側を突き出すラズの頭に、ヴァネイの鉄拳が振り落とされた。
「……痛い」
「ラズくん。いきなりハイレベルなアイデアを思い付くね。君は」
「……今度のパーティで、ヴァネイの取り巻きにこのアイデア振りまく」
「何か言ったかい?」
「……何も」
咥えていたぽ○きーを、ぽりぽりと食べ終えると、逃げるようにラズは一足先に購買部から飛び出す。
呆れて見送り、ヴァネイは自分のカードを懐にしまった。
「個人の物は後で呼び出そう。邪魔だし、必要な物がまだわからないだろうからね」
ヴァネイは荷物になるので、必要な物があったら後で喚び出そうと促し、晶の肩を抱いて購買部を出た。
購買部は人が集まる場所なのか、多くの生徒たちが連れ立ってやってくる。
晶が外に出ると、いくつかのグループが各方面から購買部へと向かってくる。
彼女たちはヴァネイと晶に目礼をし、順番に購買部へと入っていった。
赤い髪、青い髪、緑色の髪、ピンクの髪、ライトブルーの髪、銀色の髪……。購買部へと入っていく女子生徒たちの後ろ姿は個性的だ。
「そういえば、髪の色……。みんなカラフルですね」
晶の感想を聞いて一瞬、ヴァネイの反応が強ばった。
「……髪の色同じだと目立たない。元の世界で気になるアイツへアピールする為にみんな必死」
ヴァネイに代わり、ラズが切ない解答をした。
「彼女たちに聞かれたら怒られるぞ。地毛の子もいるんだし」
「……つまり地毛じゃない子もいる。あきらタンわかった?」
「せっかくのフォローを……」
ヴァネイは諦めたように額を抑えた。
「……あきらタンくらい可愛いなら、髪の毛で個性を出さなくても人気モノ。気になる男子も虜」
「い、いえ。僕は……」
「……安心して。ワタシも虜だから」
ラズの激しいアプローチを受けつつ、晶はヴァネイの案内で学園正門から学下街へと向かう。
取り分けて立派な門でもなく、誰でも受け入れるかのように開いた正門から南へ続く道は、白い石畳で舗装されている。車の往来は殆どなく、時おり路面電車が女子生徒を満載して横切っていく。
往来の少女たちは腰に剣を下げていたり、魔法使いの杖を持ってローブを来ていたりと、コスプレイベント会場のような格好をしている。
「武装している彼女たちは、これから近所の訓練用の施設に行くのだろう。晶くんも興味があったら、私たちが付き合おう。訓練とはいえ、モンスターを倒せばGPも手に入るからね」
カラオケにでも誘うような軽い調子で、ヴァネイがモンスター退治を提案してきた。
「いえ、僕はあんまり戦いとかは……」
荒事に興味のない晶は、首を振って断った。
「そうか。怪力は強さと直結するのだが、君は事情が事情だけに無理強いが出来ない。そうでなければ、君の力で異世界の誰かを救えると力説するところなんだが……」
「……キミ、いいカラダしてるね。世界を救わないか?」
ラズが妙な事を口走り、晶の身体をまさぐる。
「ラズの言う事もあながち冗談ではないんだ。ほら、彼女たちを見たまえ」
ヴァネイは通りに建つ、一つの商店を指さした。
商店は調味料を販売しているようで、漂ってくる乾燥した匂いに強い交じり合った刺激がある。
ガラス戸の向こうには、多くの乾物や粉末の入った瓶が積み上げられ、その商品を選別する店主は女子生徒とは思えないほど老齢だ。
曲がった腰で調味料の瓶に、粉末にしたばかりの製品を詰めている。
「彼女のように、戦う力も特別な力もない女性も多い。異世界の全てに勇者になれるような人たちがいるわけでもない。だから彼女たちはこの中二階で仕事をしてGPを稼ぎ、そのポイントで私たちのような戦える人物などを雇って、自分の世界を助けて貰おうとしているんだ」
「……あのお祖母さん。家族でこっちの世界に来てる。みんな力はない。でも頑張ってGPを稼いで、魔王を倒せる人を雇おうとしてる」
晶は説明を聞き、周囲の商店などを見回した。
果物売りの行商をする少女がいる。汗まみれで道路の舗装を修理してる壮年の女性もいる。食堂で給仕をする中年の女性など……。年寄りから年配の人、幼い少女もいる。
「中には片手間でバイトしてる女子生徒もいるが、概ね力の無い人たち、限界者だ。下は近所の山賊退治の依頼から、上は魔王や邪神退治まで。変り種の依頼もあるがね。君の力はそういった人たちの助けになるだろう」
晶は立ち止まり、周囲を見回した。
そういえば学生が多いが、同時に街を維持する人たちも多い。もしかしてそういう人たちまで、世界を救ってくれと働く人たちなのか? と、晶は中二階の異質さに身震いした。
「助けるのにそんなに働かないといけないの?」
「ん? ああ、無償で助けるのもかわないがね。しかしこの世界に来ているかぎり歳は取らないし、その間に元の世界の事態が悪化するわけでもない。納得して彼女たちは働いているし、むしろタダで助けて貰おうとしている人物はこの世界に来れないからね」
「……祈るだけで何もしないよりは遥かにマシ」
やや冷たい意見だが、二人の言うことも最もだ。晶は納得できないまでも、中二階という世界の合理性に気がつき始めた。
この世界は、どこかの世界の為に存在している。それ以上でもそれ以下でもない。
まさしく中二階なのだ。
「よう! ラズの嬢ちゃんじゃないか」
市場の方から、大柄の女性が手を上げてやって来る。ラズを呼んだその女性は、日に焼けた筋肉質な身体を露出するラフな作業着で、制服らしい物を身に付けていない。
「……アルイネ先輩。久しぶり」
ラズは小さい動作で右手を上げた。
「もしかしてアルイネ・イドリースさんですか? お目にかかれて光栄です。ゲート委員のヴァネイと申します」
ヴァネイは驚いた様子で襟を正し、巨漢のアルイに頭を下げた。
「堅苦しい挨拶はよしてくれよ。こっちはラズの馬鹿が世話になってるんだ。こっちが礼を言ってきりが無くなる」
「……アルイネ先輩、なんでここに? エイテネ学園に用?」
「いや、ちょっと荒事の頼みがあってね……。おっと、こちらのべっぴんさんは?」
アルイネは晶の顔にずいっと豊満な胸を近づけ、ぐりぐりと乱暴に頭を撫でてきた。晶はそのパワーに驚き、なされるがまま髪を乱される。
「この子は、八椚 晶。ランクⅠの今日来たばかりの新入生です」
「は、はじめまして……」
頭を撫で回されながら、晶は挨拶をした。
「ランクⅠ? ランクⅥくらいに感じるけどねぇ」
アルイネは納得いかない様子で首を傾げた。
「まあいいや。あたしはゲーメーテル学園のアルイネ・イドリースだ。ラズとおなじ世界の出身でな。こいつは変なやつだが仲良くしてやってくれ」
「ゲーメーテル学園は、十二あるこの中二階の学園で最強の学園だ。イドリースさんはそこで唯一のランクⅥだ。さらにゲーメーテルの生徒会長でもいらっしゃる」
「……そして実質、個人でも最強」
「おいおい、よしてくれ。その最強とかいい方は」
アルイネは困ったと肩を竦めて見せた。
「いえ、各学園の生徒会の権力の最高ですし、過言ではないでしょう」
「……そうだ、いいアイデア。アルイネ先輩にあきらタンの事を相談しよう。先輩の権限なら出来ることが広がる」
「なるほど、ラズのわりにいいアイデアだ。イドリースさん。初めて出会って不躾ですが、重要な相談があるのですが、お時間よろしいでしょうか?」
ヴァネイは真摯な態度でアルテネに都合を聞いた。
「可愛いうちのラズのご学友からの相談だ。時間にも余裕があるし、受けようじゃないか。この子の事で相談かい?」
アルイネは当然のように晶の肩を抱き、一緒に来いとばかりに無理矢理引き寄せた。
「ええ。内密にしたいので、どこか人目の無い……」
「……人目のないところ!」
ラズが妙に反応した。
「そうかい。じゃあ、あたしの知り合いの店にいこうか? 朝まで営業してるし、個室も完備だ」
「……朝まで。……個室」
ヴァネイとアルイネの言葉に裏はないのだろうが、晶はラズの反応が怖い。
「僕、あの、なんだか怖いんだけど……」
硬く大きな腕で抱き寄せられ、晶は不安の声を上げた。
「……安心して。アルイネ先輩はノーマル。年下の男の子が好み」
「ああ、そうなんだ。良かった……」
何か釈然としないが、晶は胸を撫で下ろした。
「待て、晶くん。そのリアクションは間違ってないか?」
いろいろ読者のみなさまに意見も伺いたいので、よろしかったら感想など書いて頂けると幸いです。
問題点の指摘など特に嬉しいです。




