あとがき、の様なもの
終わりました。何とか、終わらせることができました!
はぁ……。
『工房でお留守番』
何で、こんな話になったかといえば、ひたすら、猫の行き当たりばったりのせいです。
猫は、もともと、ユーザー登録なしの所謂“読み専”でした。
新型コロナウイルスの流行に絡んで、いろいろと環境が変わってしまいました。
猫だけではないのでしょうが、特に、仕事の状況が……。
就業時間は短くなったんです。つまり、時間的な余裕はできた。
しかし、就業中のストレスが半端なく高くなってしまい、非就業時間中との格差が、ツライ状態になってしまいました。
更に、2020年の年末に手術を受けることになってしまい……。
まぁ、生命予後的に問題があるわけではなく、QOL的な問題だったのですが、主治医から待ったなしと言われてしまいました。しかし、執刀医でもある主治医の職場、大学病院では、手術の予定が立てられないという状況に至り、個人経営の医療機関の手術室で手術を受けることになりました。
概ね無事終わり、今は、術後の経過も順調なのですが、そういう諸々のせいで、イライラが溜まってしまったのです。
何か、三密にならずに、ストレス解消、気分転換になることできないかなぁ……。
で、うっかり、「なろう」デビューしてしまいました。
「なろう」にありがちな設定の、「なろう」らしい展開の話を、1本、連載で書いてみよう!
後から、やっちまったぁぁぁ~! となったのですけどねぇ……。
1行も書けないのでは、どうしようもないので、とりあえず2話分書けたところで、投稿を開始しました。
準備らしい準備は、それだけ。
当初、登場人物3人以外は、ほとんど決めていませんでした。
タイトルの“お留守番”に関しては、安楽椅子を想定していたんです。
千恵子は、工房で居候しつつ、シャルロッテやグラン、街の住人の相談にのって、元の世界での経験を活かしてチートするという……。外出はせず、ずっと、工房でお留守番、のはずでした。
が、魔力があって、魔力を有効に利用するための技術としての錬金術がある世界( マギカコスモ )に、充電切れのスマホを持ち込む程度の千恵子が転移したとして、何ができるのか?
ええ、あっさり、没りました。
それでも、薄っすらとではあっても「なろう」らしい展開にしようと、『入学試験落ちた! 結局、学校なんて行かなくても何とかなっちゃいました。~落ちこぼれ転移者の工房ライフ~』を考えてみたのですが、入学試験の顛末で登場させたアンジェリド先生が、粉砕してくださりました。
千恵子が、アンジェリドを押し退けてチートしたり、ざまぁ展開に持ち込む図が、まったく頭に浮かんでこなかったのですわ。とほほ……。
もう、後は、迷走に迷走を続けて……です。
ネバーエンディングストーリーにだけはしないように、「とにかく終わらせる!」が途中からの絶対目標となりました。
もし途中詰まって、2週間以上途切れたら、削除ボタンを押すつもりでした。
まぁ、猫にしては、ソフトランディングに持ち込めたのではないでしょうか?
最後、意味分からなかったですか?
え~と、最後に工房にやってきた妖精さんの名は、ザック=ザックといいます。“急げ、急げ!”というような意味なんです。
名前を聞き取れないうちに消えちゃったり、シャルロッテが帰宅した途端に千恵子を元の世界に戻したり……。せっかちさんなのでした。
招いておいて放置、に関しては、妖精さんは気紛れ!ということにしておいてください。
あと、鞄から出てきた紫の太陽石は、ザック=ザックが、千恵子を間違った時代の日本に送ってしまわないように仕込んだものです。ジークフェルドに届けられた石とは別のものです。
最後まで、お読みいただいた方がいらっしゃったなら、このようにとっ散らかった話にお付き合いいただき、誠に、その、申し訳ないのですが、ありがとうございました。
何か、ためになる事、得するような内容は一切無かったですが、僅かばかりのご縁があったということで、お許しください。
連載中、感想は受け付けない設定にしておりました。
アドバイスをいただいてしまうと、かえって、迷走の旅から永久に帰ってこれなくなる気がしたのです。
気分を害された方もいらっしゃるかもしれませんが、ひとえに、猫が小心者のくせに無計画だったせいです。お詫びいたします。




