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日に日に俺の机が机で無くなっていくんだが  作者: こたつ


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8/9

第八話 中間テスト


累計200PVありがとう!

すみません、なぜか地理総合が抜けていたので第六話を修正しました。

英語Oはリストラ。


 今日は中間テスト一日目。

 教室には異様な空気が漂っていた。

 いつもはちょっかいをかけてくる時雨さんも、今日は静かに勉強している。

 はあ、中間テストか。でも難易度とか全く分からないから、とにかく全力で挑むぞ。

 そう意気込んでテストに臨んだ。


 最初のテストは数Ⅰ。

 「はじめ」

 試験監督の合図で皆一斉に紙を裏返す。

 次の式は何次式か…

 因数分解しなさい…

 絶対値…

 不等式…。

 あれ、思ったより簡単じゃ?

 これはいけると確信した。順調にペンを走らせていく。

 …よし、これでいいか。全問解き終わったぞ。

 ふと時計に目を向ける。

 時計の針は残り3分を示していた。

 あぶねー!

 数Ⅰのテストは無事に終わった。


 「わぁ〜〜数学難しいよ〜」

 「大丈夫、次の数A終わったら数学は終わりだから」

 「数A……頑張らなきゃ」

 「頑張れ、時雨さん」

 「…〜、、うん、あ、ありがと」

 村松さんも頑張っているみたいだ。

 

 さて、今さっき、その数Aが始まるところだった。

 第1問から解き始めていく。

 24の正の約数の集合Aの要素の個数n(A)を求めよ…5つある椅子にに男3人女2人を並べる時の並べ方は何通り…

 全体的に文章題が多いが内容自体は難しくないな。

 時間は足りるか分からないから急ぎ目でやろう。

 

 はあ、良かった。

 難しい問題もあったがなんとか時間内に解き終えることができた。思ったより簡単なテストで助かった。

 何より、俺の1番嫌いな「確率」が無かった。

 「…今回の数学は簡単だったね」

 「問題が多いだけだったな!」

 「まあ、高校数学にしては簡単だっただろうね」

 「…………数学は無理〜………」

 …満身創痍な人もいるけど。


 畳み掛けるように、次は英語I。

 リーディングがメインのテスト、いわゆる長文読解とかいうやつだ。

 残念だったな、長文は得意なのだ!…と思いページをめくる。

 ……ん?……長文、3個だと…?

 

 案の定時間はギリギリだったが、最後の長文を爆速で読むことでなんとかなった。

 たぶんいくつかミスはあると思うけど。

 「フフ、ついに私の独壇場が来たな」

 「え、時雨さん英語得意なの?」

 「…〜、1番の得意教科なのだ!」

 まじか、時雨さん英語得意なんだ。

 「俺は今回の英語I終わった!」

 「…俺はたぶん大丈夫だと思う。たぶん」

 その2人はちょっと自信なさげだ。

 「私は結構できたと思う!」

 御影さんは英語得意側っぽい。


 さて、本日最後は…

 理科総合だ。

 理科は中学時代から得意だったから自信がある。

 試験が始まる。

 第1問、2問………、

 ……………

 ………

 …よし、完璧!

 ワンチャン100点を狙えるとも思えるレベルだ。

 時間も余裕があった。


 「実は私、理科も得意教科なんだよね〜」

 「まじ?俺も」

 「俺もだ!」

 「…俺も」

 「ごめん、私はめっっちゃ苦手!」

 御影さんは理科苦手らしい。

 


 今日はみんな勉強すると言って早く帰った。

 明日は苦手な現代文、古典があるし勉強はしておきたいしね。

 とりあえず今日は、自宅でかなり勉強した。


 ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯


 今日はテスト二日目。

 俺の苦手な現代文、古典が連続しつつも英語C、日本史とまあまあな教科が並んでいる。


 ……………

 今日のテストは思い返したくもない。

 危機感を覚えるほど酷い出来だった。

 せめて調子良かった英語Cと日本史を先にやって流れに乗りたかった。

 そうだ、今日のことは忘れてしまおう!

 国語なんて無かった、そうだそうだ!


 ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯

 

 三日目。

 今日は残りの地理総合、情報、世界史だ。

 どれも苦手ではないんだけど……、微妙って感じだ。

 

 ………

 テストはまあまあに終わった。

 自信があるかと言われれば…うーん…

 といった感じ。

 ただ、朗報がある。

 明日と明後日は採点日、学校の創立記念日と休みが続き、日曜日まで合わせて4連休だ。

 4連休、なにをしようかと悩んでいると、時雨さんが話しかけてきた。

 「ね〜ね〜、このあとご飯食べに行かない?」

 「いいよ。でも、あの3人は?」

 「みんな用事あるらしいから、2人で!」

 「う、うん、分かった」

 なにか企んでいるのか?


全く気づいていない東雲。


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