第九話 食事
リアルの方が忙しくて更新がなかなかできませんでした。
すみません。
俺は今、時雨さんと2人で駅前に来ている。
今はお昼時だからか混んでいて、お店に入れるかどうか少し心配だ。
「あ、ここ入れそうだよ〜」
「じゃあここにするか」
時雨さんがラーメン屋さんを指さす。
入ってみると、すぐに店員さんが席に案内してくれた。
「あぶな、最後の2席のうち1つか」
「ベストタイミング〜」
どうやらちょうどいい時間に来れたらしい。
ラッキーと思いながら、椅子に座りメニューを見る。
「あれ、時雨さんここでいいの?」
「うん、気分」
4人席だから向かいが空いてるのに、時雨さんは隣に座った。
まあ別にいいかと思いつつ、タッチパネルを操作して自分のを選ぶ。
「遥翔君〜、なににする?」
「んーと、俺はこの特製塩ラーメンにするかな」
「じゃあ私もそれで!」
タッチパネルに表示された、特製塩ラーメンを押して数量を2にして注文。
そして、飲み物は水筒があるから要らないとのことだ。
待っている間、ふと店内のでかいチラシが目にはいった。
『河西店長の特製ラーメンシリーズ 提供開始!』
という、力強いフォントの文字と共に河西店長らしき人の写真、さっき注文した特製塩ラーメンとそれの醤油、味噌バージョンの写真が貼られている。
河西という名前を見て河西君がちらついたが、写真の人は河西君にまったく似てない。
…ていうか、よく見てみたら『河西』のうえに『かわにし』って書いてるじゃん。
そんな意味のないことを考えていると、ついに頼んだラーメンが届いた。
「うわ、これ量すごいね」
「やば〜、食べきれるかな」
なんと、普通のラーメン店の大盛りほどの量が普通盛りで来たのだ。見れば分かるレベルで。
…仕方ない、これは気合で食べるしかない。
一口食べる。
「「おいしい〜」」
2人でハモった。
ちゃんと美味くて良かった。
はー、美味かった。汁以外、全部食べきった。
時雨さんは…あれ、箸が止まってないか?
「…ごめん、お腹いっぱい」
確かに、女子高生にこの量は多かったと思う。
「じゃあ、食べてあげるよ」
「え、本当に?ありがと〜」
時雨さんの残ったラーメンを食べていく。
けっこう少なかったから、すぐに食べきれた。
「あれ、どうしたの時雨?」
「…い、いやなんでも」
なぜだか顔を真っ赤にしていた。
何があったのか心配だが、とりあえずお会計に行くことにした。
最近お小遣いが入ったばかりだったから、ここは俺が奢ることにした。
駅から分かれ、帰路につく。
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
一方そのころ…
「あいつら、調子良さそうだな!」
「…いい感じになってますね」
「こっからどうなるのかなー!」
例の3人は端っこの席で特製塩ラーメンを食べながら一部始終を見ていたのだった。
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