↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
日に日に俺の机が机で無くなっていくんだが  作者: こたつ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
7/9

第七話 体調不良


 今回は長めです。


 はぁ………

 中間テストの4日前にして風邪を引いてしまうなんて。

 健康には気を遣ってたつもりなんだけどな…

 早く回復しないと。テストに出れないのが1番最悪だからな。

 ―――仕方ない。今日は休んで、テスト日には復帰できるように尽力しよう。


 作戦その1、休養。

 とりあえず動かず安静にしておく。


 作戦その2、野菜。

 幸い、軽い風邪だから食欲がない訳では無い。

 普通はここでお粥とか軽く食べられるものを食べるものだが、今日はテストが近いから野菜を多めに入れてもらい栄養を摂りすぐに風邪を治す。


 作戦その3、薬。

 市販の風邪薬を飲む。効果があるかは分からん。


 ―――あーあ、テストまでに回復してくれればいいんだけど。

 とりあえず寝るか。



 一方その頃、村松時雨は……



 うーん、今日は遥翔君が来ない。

 寂しいな〜…。

 「今日、遥翔君来ないね〜」

 「もしや休みか!」

 「…普段はこんなに遅いことないし、休みじゃないかな」

 「東雲君休むなんて珍しい!」

 遥翔君、休みか〜。

 …今日は会えない。

 「…そういえば薄々思ってたんだけど、村松さんと東雲君って付き合ってるの?」

 「ふぇ!?い、いや、付き合ってはないけど、」

 「付き合ってはないけど?」

 「い、いやぁ」

 ちょっと唯、やめてよ。

 顔がみるみる赤くなっていくのが自分でも分かる。

 これは、やばい。

 「ほう、なるほどな!片思いって訳だ!」

 「…へえー」

 「なるほどね!」

 はあ〜〜〜、完全にバレた。

 ………

 「…もういいよ!私、遥翔君のこと好き!これでいいでしょ?」

 「「「へぇーー」」」

 3人が不敵な笑みを浮かべる。

 「言質、いただきました!」

 唯の一言で、私のライフは尽きた。

 

 「…ねー、東雲さん、この問題分かんないんだけど教えてくれない?」

 「いつから私が東雲になったんだよ!」

 はぁ〜〜〜。

 なんじゃこりゃ。今日はずっと東雲呼び?

 ただでさえ東雲って名前に敏感なのに、こんなことやられたらたまったもんじゃないよ。

 ……ていうか、遥翔君って風邪で休みなんだっけ?(担任から聞かされた)

 ……じゃあ、明日もこのまま?

 ―――死体撃ちされた気分だ。


 

 ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯


 むにゃむにゃ…


 スマホのアラームが鳴る。

 はっ、もう朝!?

 昨日めっちゃ早く寝たのにも関わらず、すごい寝てた。

 まさかと思い体温計で体温を測る。

 ……やっぱり、熱が引いてる。36.5℃。がっつり平熱だ。

 よし、今日は目覚めも良いし学校行くか!テスト前だし!


 教室に入ると、村松さんが真っ先に向かってきた。

 「もう、遥翔君!遥翔君がいなかったから昨日はひどい目に遭ったの!」

 「ど、どうしたの?」

 「…詳細は話せないけど、とにかく、やばかったの!」

 「あ、あー、そう」

 「いやいや、大したことじゃないから!」

 「そうだな!」

 「…まあ」

 御影さん、秋田、河西君の3人がフォローする。

 「ん〜〜〜」

 村松さんが3人を睨む。

 いや何があったんだよ!

 けっこう気になるが、今日はテスト前最後の通常授業だし、いつもより頑張らないと!

 …と思いとりあえず席についた。


 朝のHR。

 「月曜からついに中間テストだから、頑張れよ」

 「せんせー、中間(ちゅうかん)テストっち(・)ゅ(・)ー(・)か(・)、この量は期末レベルっすよ」

 『………』

 秋田は普段通り。

 河西君と御影さんも、普段と変わらない。

 「村松さん」

 「ふぇっ、なっ、何っ?」

 …村松さんはいつもと違う。

 「なんか、いつもと違う気がする」

 「え、そ、そう?」

 「どうしたの?時雨さん」

 いつも名前で呼ばれてるから、たまには名前で呼んであげようかと思った。

 「はうっ」

 村松さんとは思えない声を出した。

 「い、いや、本当になんでもないからあ」

 「そう?ならよかったけど」

 村松さんがいつもと違うのは少し気になるが、コミュニケーションが取れない訳では無いし、落ち着くまで待つことにした。

 午前の授業が終わり、昼休み。

 「あれ、村松さん、一緒に食べなくていいの?」

 「い、いや、私はいい」

 まだ駄目だった。

 名前呼びが原因だと思ったのに違った。

 午後の授業が終わり、帰宅。

 「時雨さん、今日二(・)人(・)で(・)帰らない?」

 「ふえ?、、えええええっ??

 ご、ごごごめん、今日は一人で帰る」

 と言って飛び出してしまった。

 一体どうしたんだろう。

 月曜からテストだし、勉強を優先したいのかな?

 まあ、仕方ない。

 今日は秋田と河西君は塾らしいから一人で帰ろうか。



 一方その頃……


 ふわあぁぁっ、せっかく二人で帰ろうと思ったのに、突然の名前呼びがドキッとしすぎて逃げちゃった。

 ……一旦落ち着こう。

 決してそんなすぐ進展する必要はないんだから、落ち着いていこう。落ち着いて…

 ……うん、無理。

 名前で呼んで来るなんて聞いてないし!

 ふーーーっ、テストには備えておかないと。一旦忘れて。

 と思いながら勉強を始めた。


 次回はテスト編だと思われます


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。