第六話 唐揚げ軍団増殖
100PVありがとうございます!
更新頻度は落ちてますがこれからも頑張っていきます!
テストまであと1週間。
テスト前だから、村松さんのいたずらは程々に落ち着いている。
教室に入っても、クラスにはいつものような活気はまるで見られなかった。
「はあ〜、テストか〜」
そう言う村松さん。
「遥翔君〜、勉強教えてくれない?」
「俺が?」
いつの間にか名前で呼ばれるようになってた。
「まあいいけど」
「ありがと〜、まじ感謝!じゃあちょっと数学のこれ教えて〜」
「はいよ」
「じゃあ俺にも教えてくれ!」
「…俺もよろしく」
「秋田と河西君も?」
朝のHRが始まるまで、この3人に勉強を教えてあげることにした。
「……て感じなんだけど、どう?できそう?」
「理解した!」
「なるほどね〜」
「…オッケー」
みんな数学は怪しいらしいから、今日でなんとかしてくれればいいけど。
朝のHR。
「もう中間テスト一週間前だからちゃんと勉強するんだぞー」
「せんせー、そういえば体育祭はいつっすか?みんな体育祭、早くやりたいくさいっすよ」
『………』
「じゃ、今日も頑張って」
今日も秋田の調子は変わりない。
午前の授業が終わって、昼休み。
「「「唐揚げ〜ー」」」
唐揚げ軍団襲来。
「はぁ〜、最近勉強ばっかで疲れた〜」
「…それな、東雲君の唐揚げが癒し」
「唐揚げ美味いな!」
ちなみにふりかけはまだ全然残っている。
「あたしも、食べたいなー」
「あ、唯も食べる〜?遥翔君の唐揚げ」
村松さんの反対側の席の女子だ。
あまり話したことがないが、村松さんとは話しているのをよく見かける。
「唯、まずは自己紹介しときな〜」
「あ、あたしは御影唯!その唐揚げみてたら食べたくなっちゃった」
「あ、どうも、御影さん」
まさかの唐揚げにつられて来たらしいし、唐揚げあげておくか。
あー、そうすると俺の唐揚げが1個になってしまう…
……バイバイ唐揚げ。
「はい、御影さんとうぞ」
「ありがとー!」
唐揚げを渡す。
「ウマー!」
まあ喜んで食べてもらえるならいいか。
今日も今日とてご飯にふりかけをかけるのであった。(今日は焼き肉風味)
午後の授業も終わり、帰宅。
この学校はテスト1週間前になると部活が休部になるので全員帰宅だ。
「…今日みんなで図書館で勉強しない?」
「「「賛成!」」」
「御影さんも来る?」
「行ってもいいの?」
「いいよ」
「じゃあ、行こうかな!」
というわけで、御影さんの加わったメンバーで勉強することになった。
今日は図書館でみんなで勉強した。
高校生初のテスト、ちょっと緊張するけど頑張らなきゃな。
「うわ〜、中間テストで科目11個はきついな」
そう、高校からは教科が増える。
現代文、古典、数学Ⅰ、数学A、英語I、C、理科総合、日本史、世界史、地理総合、情報…
期末テストではもっと増えるらしいし。
「やっぱ11科目って多いよな!」
「…勉強間に合うかな」
「うん、これはどっかの科目捨てるか!」
「でも、赤点は回避しないとな。赤点は40点だから、油断してると取っちゃう」
まあでも、俺的にはなんとかなりそうではあるけど。
そろそろ時間だということで、バラけて解散した。
駅の近くの図書館だったので、そこからそれぞれの交通手段で帰っていく。
河西君は秋田と同じバス、御影さんは村松さんとは逆方面の電車で帰った。
俺は家まで歩いていく。
はあ、テストかー…
来週の月曜から3日間あるらしい。
今日はもう遅かったので、早めに寝た。
思いの外話が短くなってしまいました。




