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決着
リリスの魔力が爆発し、紫電の奔流が辺り一帯を薙ぎ払った。
「――《ノクターナ・ブレイズ》ッ!!」
空間が歪み、炸裂するような閃光が一斉にエルナへと襲いかかる。
「ぐっ……!」
間一髪、カイががエルナを守るも、彼女は膝をつき、息を荒げた。魔力をほとんど使い切っていた。
その隙を、リリスが逃すはずもなかった。
「もう魔力は残ってないはず……!」
跳躍する。闇の刃を手に、エルナめがけて突進。
その瞬間――
「そこまでだ、リリス!」
鋭い声とともに、疾風のように割って入ったのはカイだった。
彼の手には、リクが先ほど創造した武器―。《コード・ギフト:アイゼンファング》――《フレアバレット》――《エッジ・サイクロン》
螺旋状に展開する刃が光をまとい、カイの一撃に全魔力を収束させていた。
「――《断罪連鎖・零式》!」
剣が描いた螺旋の弧が、リリスの刃を弾き飛ばす。直後、第二撃、第三撃と斬撃が連鎖し、空間に残像を刻みながらリリスを包囲した。
「くっ、嘘でしょ……こんな技……!」
最後の一閃が、リリスの防御を突き崩し、地面に叩き伏せた。
土煙の中、カイは剣を振り下ろしたまま静かに構えを解いた。
「……仲間に手を出すな。それが最後の警告だ」
リリスは呻き声を漏らしながら、塵となり消えた。




